ポリシーのはっきりしない
交叉点は迷惑だ!
毎朝、私が通勤時にクルマで通る交叉点のレイアウトが変わった。それまで交叉点からみて4方のうちの1方だけが道幅が狭かったんだけど、この度、拡幅工事が完了してみんなほぼ同じ道幅になった。
この拡幅工事完了に伴い、交叉点のレイアウトが変更された。これがエラい迷惑なレイアウト変更。それまで一時停止がなかった側にも一時停止の標識がつき、その一方で、それまで一時停止させられてた側には優先道路であることを示すように交叉点を横切るようにして中央線が実線で引かれた。ところが、優先道路なにのもかかわらず、相変わらず一時停止の標識が設置されたまま。以上の変化を分かり易くするため、図に描くと下のようになる。
私は毎朝、図でいえば下のほうから交叉点に入り、ここで右折してるんだけど、レイアウト変更のお蔭で迷うことが多くなった。まず、今までずっと自分が走ってるほうが優先道路だったのに、今では格下げされて一時停止しなきゃいけない。そして、目の前横切る側が優先道路に変わった。それは分かる。それだけなら混乱はない。目の前横切るほうのクルマをみんな先に行かせりゃいいだけだ。ところが混乱するのは、目の前横切る優先道路のほうにも一時停止の標識があるため、優先道路の側でもクルマはみんな一時停止する。この交叉点は4方みんな平等に一時停止がかかってるんだから。じゃあ、この交叉点は『左方優先』なの???...と考えてしまう。勿論、交叉点を横切るラインが引かれてるほうが優先なのは自動車学校で習ってるから知ってるけど、他のトライヴァーがみんなルールどおりに動いてくれるとは限らない! それも朝の通勤時間帯。みんなの気が急いている時に、一時停止してほしいのかしてほしくないのか、優先道路なのかそうじゃないのか、左方優先で動いて欲しいかどうか...それらの意図がハッキリと判らないこの交叉点を通るのはリスキーなので、今月からこの交叉点を通らないように、通勤路を変更しました...。
ポリシーのはっきりしない交叉点は迷惑だ!
('01.4.4)