労働組合の組合大会への出席者を増やす方法
日記でも触れたけど、私の勤務する会社の労働組合の定期大会が昨日あった。ここ数年、組合大会参加人数が減少の一途をたどってて、今回も大会成立定足数を2人オーヴァー...というギリギリの出席数でなんとか無事に大会成立した。組合員が大会に参加しなくなってきてることについて、ウチの組合の執行部は「共闘意識を高めよう」とか「もっとみんな団結しよう」などと、理想に基づいたきれいごとを言い並べてるが、ンなこと言っても言うだけムダ。みんな笛吹けど踊らずよ〜。参加人数が足りなくて、組合大会が不成立になったら困るので、欠席者から罰金を取るハナシも出てるけど、そんな強権的なやり方は労組のあり方に反してるんじゃなくって?(笑) そこで、労働組合の定期大会の出席率を上げる方策を考えてみようと思う。
まず、組合大会を、みんなが『渋々ながら参加する会』から『是非とも参加したい!!!』と思うような魅力にあふれた会にする必要があります。そのためには、組合大会に出なければ得られないモノ、すなわち目玉企画を作るのがよいでしょう。例えば、昨日の組合大会では「専従賃金を文書で公表しろ･しない」の問題でモメましたが、毎回組合大会でだけ専従賃金を口頭で発表するっていうのはどうでしょう??? 組合の専従賃金がいくらなのか知りたくて常々ウズウズしてるひとの出席率があがること請け合いです。
分かってます、分かってます。労働組合の組合員のなかで、組合の専従賃金がいくらなのか知りたくてウズウズしてひとがごくひと握りに過ぎないことは。だから、本格的に組合大会の出席率を上げるためにはこれでは不充分でしょう。では、こういうのはどうでしょう? 会社の社長に出てきてもらう。社長に組合大会出席者にしか耳にすることが出来ないexclusiveな話をしてもらうってのは...。組合が求心力を無くすことはすなわち、社員のまとまりが無くなってるハナシですから、会社にとってもイイ話ではありません。会社の発展のために喜んで社長は組合大会に出てきて話をしてくれますよ。
え? 社長の話聞くためだけなら組合大会に行く気しないって??? じゃあ、こういうのはどうでしょう? 会社に協力をお願いして、人事異動や昇格･降格を組合大会で発表するようにしてもらうってのは、どう? みんな人事異動や昇格･降格の話題大好きだから(笑)、これなら組合大会に出てきてくれるよ。それとか、春闘の昇給結果に毎年『+α』を付けることにして、その『+α』を組合大会で発表することにするのもいいかも。例えば「今年の春闘は『5,000円+α』の昇給がありました。この『+α』の部分は組合大会で発表します」っていうふうにすれば、みんな出席するよ。お金の絡む話にはみんな熱心だし。
え、いっそのこと、組合大会出席者全員参加のクジ引き大会でもやって、クジ引き当選者にはハワイ旅行などの豪華な景品を付ければいいって??? あ、それ、連合とやまのメーデーでやってるワ。結局、みんなの考えの行き着くところは同じなのね(笑)。
('01.8.11)