t. A. T. u. 来日騒動への一連の批判について
プロモーション来日中だったロシアの10代高校生美少女デュオ、t.
A. T. u.
が、生出演予定だった6月27日放送の『ミュージック・ステーション』(テレビ朝日系)の出演をドタキャンしたことについて、各方面から厳しい批判が相次いでるようです。例えば、こんな感じ→(苦笑)。
今回のt. A. T. u. の行為に憤りを感じるひとたちは、t. A. T. u.
が何であんだけ売れたかってことをきちんと分析出来て無いんでしょう(笑)。だって、日本であれだけ売れた理由はNHK-BSで流れたレズ・キス・ヴィデオクリップじゃないですか!?(笑) それをスポーツ紙などのオヤジ・メディアが飛びついて騒いで、その効果で売れたんだと思いますよ(笑)。つまり、日本の一般的な(自称)良識的な市民が眉をひそめるよう行為で売れたワケですよ。その後のアメリカでのオッパイポロリ事件やロシアのヴォデオクリップゲリラ撮影など、問題行動起こしながら話題性で人気高めてくってのが彼女たちの戦略ってことが分かってるじゃないですか。今回の来日も事前にあれだけ「t.
A. T.
u.は絶対何かやらかす」と煽っておきながら、実際に「やっちゃった」途端バッシングに転じたメディアはアホかと思いましたよ、私は(笑)。
そうですね、こんな喩え、どおですか? 世界的に珍しいスカンクが居たとして、そのスカンクをみんなに見せるスカンクショーがあったとします。そこで、スカンクが放屁しました。観客はみんな「なんで放屁したんだ!」と怒ります。が、スカンクが放屁するのって当たり前じゃない!? 今回の騒動みてたら、こんなシチュエーション思い起こしましたが(笑)。
あれだけ来日前に「t. A. T.
u.は必ず何かやらかす」って騒いでたひとたちにとっては、今回の騒動は期待どおりだったんじゃないですかね? もしも、t.
A. T.
u.が『Mステ』でしっかり歌ってたら、「なんのハプニングもなく、イイ子過ぎてつまらない」とかヌカしてたんじゃないかな? もし「ファンの期待に応えるのがプロフェッショナルだ」とするのなら、そういうひとたちの「t.
A. T.
u.は必ず何かやらかす」という期待に応えてくれた彼女たちは、ある意味プロフェッショナルじゃないですか?(笑)
もちろん彼女たちが取った行動を正当化する気はないんだけど、今のt. A.
T.
u.バッシングみてると、イマイチみんなが彼女たちに何を期待してるのか分からないもんで、皮肉のひとつも言いたくなるんですよ。
ミュージシャンについての話題だけど、肝心の音楽の中身については殆ど議論してないので、『TALKIN'〜』じゃなく、こちらのコーナーで扱いました(笑)。
※2003.7.2〜7.3に、このサイトの掲示板に掲載した記事を移設し、編集・加筆しました。
('03.7.3)