過去を知らないことって、素晴らしい

 1月17日付の讀賣新聞のTV欄の『放送塔』という読者投稿を受け付けるコーナーに、こんな感想文が載ってました。

 

迫力あり面白い『西遊記』

 香取慎吾さん主演のフジテレビ系『西遊記』が、9日から始まった。第1話から、迫力があって面白かった。オープニングやエンディングもきれいで、見ていて飽きなかった。話が子供にも分かりやすく、出演者と役柄がぴったりしてました。これからが楽しみです

 投稿者の年齢・職業を確認したら、12歳の小学生だった(笑)。やっぱりなぁ〜! TVドラマの『西遊記』といえば、私の年代だと三蔵法師が故・夏目雅子、孫悟空は堺 正章、主題歌はゴダイゴ(笑)のイメージが強く、12歳の彼がいくら「おもしろい!」と絶賛しようとも香取慎吾ヴァージョンの『西遊記』は観たいとは思いません(笑)。私も、香取慎吾ヴァージョンを観たら(内容が素晴らしかろうと)頭のなかでマチャアキ・ヴァージョンとどうして比べちゃうのが分かってるから、香取慎吾ヴァージョンは最初から観ません(苦笑)。アウト・オヴ・眼中(笑)
 でも、出来ることなら、この投書を書いたボクみたいに香取慎吾ヴァージョンを観て「迫力があって面白かった」と興奮してみたい。だけど、知識と経験がそれを邪魔をする。過去を知らないことって、素晴らしい!...と思ったよ(笑)。

('06.1.18に途中まで書いてた記事を'06.5.25に公開)

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