Farewell Y2K〜2000年なんでもTOP10

−2000年 ベスト・アルバム(など)10−

by ちえさん

(1) "MAROON" The Webb Brothers
(2) "Happines...is not a fish that you can catch" Our Lady Peace
(3) "Peasants, Pigs & Astronauts" Kula Shaker
(4) "The Man Who" Travis
(5) "トゥーランガリーラ交響曲" サイモン・ラトル指揮(1986年録音)
(6) "Howdy!" Teenage Funclub
(7) "Machina" Smashing Pumpkins
(8) "Midnight Vultures" Beck
(9) "Harlem Jets" Blankey Jet City
(10) "ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番" S. Richter演奏(1959年録音)

 アルバムでないものも含まれるので、「アルバム(など)」なんていうタイトルです。
 2000年以前に発売されているものも含むが、私にとっての2000年のTOP10は、こんな感じ。
 タワーレコード三宮店で劇的な出会いを果たしたThe Webb Brothersのアルバムが、文句なしに1位。有名なミュージシャンの息子ってことで話題になってるようだが、誰の息子であろうが私には知ったこっちゃない。
 2位のOur Lady Peaceは日本ではまだ馴染みがないかも知れないが、カナダ国内では人気No.1のロック・バンドと言えるだろう。何とも個性的なヴォーカルと、重厚なサウンド、哲学的な歌詞などが、私を惹きつける。
 Kula Shakerって解散したんだって?ライヴを観ておくべきだった。
 Travisのこのアルバム、売れ売れだったようだけど、こういう音は私の好むところではない・・・はずなのに、何故か中毒になってしまった。
 メシアン作曲のトゥーランガリーラ交響曲は、クラシック好きなら誰でも知っている、20世紀最高であり、最も個性的な現代音楽である。クラシックながら、ロックを感じさせる奇想天外なメロディー。
 Teenage Funclubは、個人的にはライヴよりもCDで聴くほうが好みみたい。
 これまた解散してしまったスマパンは、ライヴは最悪だったけれど、このアルバムはやはり素敵だった。(ジェイムズのギターが)
 Beckという人は、音源もライヴも手抜きが一切ない。この人こそ究極のエンターテイナー!裏声で歌うソウルなナンバーが、意外なショックだった。
 イカ天時代から大好きだったBJCも解散してしまった。最後に宝物を残してくれてありがとう。ベンジーがUAと組んだAJICOも注目だなぁ。
 ラフマニノフ2番は、この人のこの演奏に限る。私好みの「溜め」の利いた音の運びがロックしている。

(received '01.1.29)

ちえさんのプロフィール...翻訳家、シンガー/ソングライター、そして主婦...などいくつもの肩書きをお持ちです。ホームページ『ROSE HIP TEA ROOM』管理人。福岡県在住。

 

INDEXに戻る→