2001年なんでもTOP10

−2001年 声が魅力だった音盤 TOP10 −

by ウクレレさん

1.シャウティング〜フィンランドの”叫ぶ男”たち (album) ヒュータヤット
2.ぬ (album) 足立智美ロイヤル合唱団
3.夏服 (album)  aiko
4.ひとり   ゴスペラーズ
5.The Way We Are (album) ケミストリー 
6.Kiss of life  平井賢
7.people (album) 小坂忠
8.Episode 2&3 (album) ESQ 
9.浜田の耳毛がよ〜! ダウンタウン
10.ヨーデル食べ放題  桂雀三郎withまんぷくブラザーズ

●ヴォイス・ことばの可能性 1、2
ポエトリーリーディングのほかに今年個人的にハマッたのが歌に頼らない声の表現だ。フィンランドのヒュータヤットは男性30人が音程なしで、うなる、叫ぶ、ささやく、という過激なステージが話題のグループで、邦盤が発売された。来日公演が見れず残念。いっぽう、足立智美のアルバムは言葉の実験場としておもしろかった。ヲノサトルのプロデュースというのもうなづける。ニュースステーションのテーマを歌っている福岡ユタカや女性ヴォイスの天鼓も大活躍した年だった。

●裏声の時代 3、4、5、6
ヤイコ、宇多田ヒカル、ミーシャ、平井賢、サザン桑田などの人気アーチストには歌い方に共通している点がある。それはファルセット(裏声)唱法を上手に使っていることだ。かつては山下達郎くらいしか使わなかったこの歌い方をサビなどの一番オイシイところにもってくるようになったことに時代の変化を感じる。

●ベテラン勢の歌声に感動 7、8
元スターダストレビューの三谷泰弘によるESQがネットで通販しているカバーアルバムと小坂忠の新譜を聞いて、歌がうまいちゅーのはこのことだと納得した。

●その他 9,10
「ガキ使」でダウンタウンがイントロまで歌っているこの歌、覚えてしまった人も多いのでは? 「ヨーデル食べ放題」は、狂牛病の影響で困っている焼肉屋さんを励ますためにも挙げてみた次第。カントリー&ヨーデルをもっと聞いてほしいとも思う。

(received '01.12.24)

ウクレレさんのプロフィール...達郎が心の師...という音楽サイト『ぷりみてぃぶポップ』管理人。楽器製造業に携わる一方、地域のいろんな音楽イヴェントにも関わっておられます。

 

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