2001年なんでもTOP10

−2001年 ドラマ徒然草 TOP10−

by アクアさん

1 救命病棟24時
2 さよなら、小津先生
3 ロケットボーイ
4 カバチタレ
5 R-17
6 女子アナ
7 S.O.S
8 ムコ殿
9 昔の男
10 明日があるさ

1 前回とは違う水戸黄門設定であるが、松雪泰子のキャステイングに妙があり、前回と違ったストーリーに一工夫の意図あり。

2 よくあるパターン物と一線を引くのに、充分すぎる田村の存在感。それとオーバーラップするかの如くユースケ・サンタマリアの計算された軽さが対照的にバックアップ! 不振な今クールにおいて唯一の光

3 ハプニングで何話かカットされ放送。そのおかげというかその後、展開は予想に反し見事にいろいろなエピソードを絡めながらラストに・・・素朴なテーマが最後に開花した。アクシデントが出演者、スタッフをこれほどまでに一丸とさせるとは・・・。

4 ドラマのコンセプトは、ずばり・・・ない のだが。構成上、必要のない常盤と深津の絡みが随所にあり、よくよく考えてみるとコンセプトはこの二人の絡みでは? 深津絵里の役者ぶりは天性のものか? キーワード”湖”が最終話に解釈されていた。このコンビこれで終わらす手はない・・・。

5 ラストはもう一ひねり欲しかった。

6 「ストレートニュース」同様、テレビ製作物は当然ながらお手の物。各出演者にそれぞれモチーフとなるエピソードがあるのでは・・・。水野美紀を直接盛りたてるのではなく、外からじわじわと効果的にアプローチしている点が飽きがこない。ラストは集大成ではなくこれからという言葉でつなげていた。

7 予想できる展開にどのような味付けをするか楽しみな野島マジック! テーマに対するオトシマエが随所に出ており、広がりを見せない構成にも納得。最後は掟破りのさそり固めと言う感じで・・・。ある意味、裏切った野島マジックに一本!

8 これはとんだ勘違い!甘く見ていたと言うべきか、キャストが織り成す調和が見事に溶け合い長瀬と竹内が輝いている。つんく、宇津井等のキャスティングがドラマの強弱(幅)を持たせている。そういえば何かと似ている気が・・・。和製「ノッティングヒルの恋人」?

9 TBS系紀香と言えば「金曜の恋人達」が思い浮かぶ。今回は水野真紀に代わって富田靖子が相手、チョット意外な感じがするがこのような地味な女の恐ろしさに注目。「氷の世界」の中嶋のように・・・。あと、阿部の落ち着いた演技と大沢のワイルドさがドラマに勢いと落ち着きをもたらしている。

10 松本が出る時がドラマのエアーポケットに陥ったかの如く・・・。吉本オールキャストがドラマという舞台にスカッとした新風をに送り込んだ。特に稲森いずみ、藤井隆がよかった。

(received '02.2.6)

アクアさんのプロフィール...サイト『spilt milk〜覆水盆に返らず』管理人。京都在住で、昔、追っかけが出るほどの人気バンドで活躍。その追っかけのなかに、後に『BONNIE PINK』という名前でデビューする女のコが居ました(笑)。

 

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