−2002年
ベスト・アルバム10− by
Sweeperさん 1.
アジザ・ムスタファ・ザデ 「シャーマン」 (1位以外はどれも順番はつけられないです。) ・アジザ・ムスタファ・ザデ 「シャーマン」 (Aziza
Musutafa Zadeh 『Shamans』) ・ブラッド・メルダウ 「ラルゴ」 ・佐藤允彦 「NAGI」 ・ケニー・バロン 「カンタ・ブラジル」 ・パット・メセニーグループ 「スピーキング・オブ・ナウ」 ・ユッスー・ンドゥール 「ナッシングズ・イン・ヴェイン」 ・アノワール・ブラエム 「ル・パ・ドュ・シャント・ノアール」 (Anouar
Brahem 『La Pas Du Chant Noir』) ・メデスキ・マーティン&ウッド 「アンインビジブル」 ・カルロス・マザ 「ドンデ・エストイ?」 (Calros
Maza 『Donde Estoy』) ・元ちとせ ハイヌミカゼ (received
'03.1.14) Sweeperさんのプロフィール...ウクレレ前田さんのサイト『ぷりみてぃぶポップ』の掲示板の常連さんで、前回に引き続き今回も参加いただきました。どうもありがとう!
. ブラッド・メルダウ 「ラルゴ」
. 佐藤允彦 「NAGI」
. ケニー・バロン 「カンタ・ブラジル」
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パット・メセニーグループ 「スピーキング・オブ・ナウ」
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ユッスー・ンドゥール 「ナッシングズ・イン・ヴェイン」
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アノワール・ブラエム 「ル・パ・ドュ・シャント・ノアール」
. メデスキ・マーティン&ウッド 「アンインビジブル」
. カルロス・マザ 「ドンデ・エストイ?」
. 元ちとせ ハイヌミカゼ
クラシック、ジャズ、そしてアゼルバイジャンのミックスされたピアノに自らが歌う独特の世界に私は今年一番のハマリでした。これより前に何枚かアルバムがあるらしいのでそれも調べて聞いてみたい。
来日公演も凄かったが、オリジナルトリオ以外の人を使ってやはり自分の音楽を表現してしまうところは若くしてスタイルを確立している気がします。ACジョビンの{ウェイブ」をバイブラホン(ピアノでなく)で演奏してしまう大胆さは脱帽です。
ワークショップでお世話になっているということを考慮にいれなくても、真摯な音楽があり、これも02年とても聞いた一枚でした。
個人的にこの人のピアノは大好きなのでどんなことをしても結局買って聞きこんでしまうです。
リチャード・ボナが正式メンバーというのが驚きましたがサウンドはPMサウンドそのものでした。驚きやスリリングさはもう無い(ある意味でもう聞き飽きてはいる)けど、何回か聞いていると何故か不思議な譜面ワリやリズム・アクセントがしばらく頭から離れない。
やられましたね。世界的に有名になった自分の声を敢えてまた「自分のルーツ」のサウンドに適合させてこれがまた心地良いのです。
ウード弾きがフランスのピアノとアコーディオンと静かに対峙する、ECMならではの音楽。私は3人のいづれの奏法がいいのでよく聞きました。
だんだんとジャズ的要素が薄れ、アングラファンクバンドとなりってきている気がします。もう一作の「エレクトロニック・トニック」は未聴です。
これは02年の発売ではないのですが、たまたま中古CDで300円で売っていたものを拾い買いしたもの。スペイン出身の若者のソロピアノ。全編オリジナルですが、これまた今まできいたピアノ音楽と違う、ユニークな表現。めちゃくちゃうまいだけでなくそれをいかに表現するかというためのテクニックが備わっている感じがします。
もう私が言わなくても誰もが知っている逸材です。10年、20年と輝いていて欲しい。暫く引退・充電しても、待っていられるものがあります。