2003年なんでもTOP10

−2003年 私の心を掴んだ映画 TOP10 −

by ちえさん

1. ロード・オブ・ザ・リング(写真)
1. 英雄<HERO>
3. ボーン・アイデンティティ
4. アラビアのロレンス
5. あの頃ペニーレインと
6. キル・ビル
7. ウィンドトーカーズ
8. ゴーストバスターズ
9. チャーリーズエンジェル
10. フライト・ナイト

マトリックスのシリーズは絶対にTop10に入るだろうって予測してたんだけど、最終回が拍子抜けするほどダメだったからランク外。映画館に観に行ったものもDVDやビデオで観たものも両方含んでます。

1. 『ロード・オブ・ザ・リング』は50年くらい前に書かれたベストセラー小説の映画化されたやつ。こんなに夢中にさせられたストーリーは初めて。こんな壮大な話を見事に映画化したピーター・ジャクソン監督って凄すぎる。これをハリー・ポッターなんかと一緒にしてる人、全然レベルが違うって。

1. 『英雄』は、ストーリー&役者の演技力&芸術・美術性の三拍子が揃った傑作中の傑作。個人的な感情に走って爆弾落としまくってるブッシュ米大統領なんて、こういうの理解できないだろうね。今のような時代だからこそ、強いメッセージを感じる。アジア人である自分を誇りに思える。

3. スパイ物の映画なんだけど、こんなに緊張感が持続するものは珍しいかも。インディー出身の監督さんは、自らカメラを回したりハンディカムで隠し撮りをしたりと面白い。こういうアメリカの暗黒面ぽいのを見ると、怖い。

4. 映画ファンである夫の勧めで初めて観た。ずっと昔の映画なんだけど、今の時代だからこそ響くメッセージを含んでる。すごい後味の悪い恐ろしさを感じた。

5. ジェームズ・キャメロンの自伝映画。セックス&ロックンロール全開な雰囲気の中に居ながら純粋な心を貫き通す主人公が印象的。主人公の憧れでもあるペニーレイン役の女の子も、なかなか。

6. タランティーノ好きの私。これは夫も巻き込んでかなりハマった!タランティーノの個人的趣味丸出し。エンディングの歌が梶芽衣子の『怨み節』だったりとか、日本の飛行機の座席全てに刀ホルダーが装備されているという設定とか、マニアックだったり笑えたり。The 5678'sっていう女性バンドも格好良かった。

7. ニコラス・ケイジが好き♪っていうミーハー心だけで観た映画なんだけど、これがニコラス君、すごい演技力を披露してくれちゃってビックリした。戦争映画にニコラスなんて合わないと思ってたけど、これはハマリ役。第二次世界大戦中に活躍したアメリカ先住民族のことが題材になったお話。

8. 小学校の時あれだけ流行ってたんだけど、当時我が家は映画禁止だったもので(笑)、今頃になって初めて観ました。天才的お笑い役者(なんて失礼かな?)のビル・マーレーが良い味出してる。頭を空っぽにして楽しめる。

9. これも頭空っぽ系の100%エンターテイメント映画。キャメロン・ディアスの100面相ぶりには驚くし、一見アホな白人丸出しの監督さんもなかなか才能ある。あと、ビル・マーレーが笑いのスパイスをあちこちに振り撒いてるところも重要。元祖チャーリーズエンジェルも観たくなってきた。

10. ダンナさんの趣味で借りてきた80年代のドラキュラ映画。ホラー映画でありながら笑える要素がいっぱいで、後に恐怖が残らないところが良い。80年代バリバリのファッションが、今から見ると面白い。

(received '04.1.22)

ちえさんのプロフィール...翻訳家、シンガー/ソングライター、そして主婦...などいくつもの肩書きをお持ちです。ホームページ『ROSE HIP TEA ROOM』管理人。福岡県在住。

 

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