−2003年
旧譜・再発 TOP10 − by
GGノーパンさん 1.
BAD TIMES/S-T 1.
96年にひっそりとLPで発売されていたらしいガレージバンドのCDの再発ものメンバー自体はその手の有名バンドに所属している方が集まったプロジェクト的なものらしいのですが、出てきた作品はリハ1日に録音1日というニルヴァーナも真っ青な初期衝動の塊。 2.
このバンドはアルバム一枚だけだして解散していて、しかもそのアルバムが廃盤になりやがったので入手困難だったのですが、昨年再発されて一安心。音はインストロックなのですが、現存するどのバンドよりもエモな音を出しているというとんでもないバンドです。 3.
いやですね。これタダで貰ったんです。んでもってSUNNY DAY REAL
ESTATEを、もっと繊細にしたような音を鳴らすもんだからもう……。ただ、このバンド。メン,バーが病気らしく現在活動してないっぽいです。 4. 去年の作品で言えば、POSTAL
SURVICEが近いです。はい、直球のエレポップですね。ただ、POSTAL〜との最大の差はこちらは全曲号泣できる泣きのメロディになっているところ。エモの極致。 5.
デンマークのポストロックバンドです。あのね、コイツら凄い良いんです。ちょっとトラッドも入ってますが、凄い音響的にこだわってますし。ただね、だからこそ合点がいかないの。なんで、向こうでBMGに所属してんのに日本盤出ないんだよ! 6.
まず注意。同名のバンドがグラスゴーにいますが、これはサンディエゴの方。で、音としてはマイブラとTOOLが合体してそこにパンクの要素が入った感じという変態都市サンディエゴの名に恥じぬ出来。 7.
エモとしては音が異常にぶっきらぼうなのだけど、逆にそれが哀愁のメロを引き立たせる結果になってます。よく考えると、彼らと同じ音を出すバンドっていないですし。 8.
これもサンディエゴ。音はオールドスクールのHCだけど、めまぐるしく転調とリズムチェンジが起こるという素敵なバンド。ちなみにこのバンドのドラマーは現RFTC。 9.
彼らの2ndは「まあ、前衛的ではないけどエモとかに影響は与えてるよね」程度の感動だったのに、この作品は前衛性爆発です。おそらく、全身のPITCHFORKが西海岸のFUGAZIと呼ばれるのはこの作品のせいかと。 10.
元々はメタリックインストバンドだっただけあってテクは十分なポストロックバンド。イメージとしてはTOOLの音から歪みギターを無くして、さらに楽曲を無理やり半分の時間に圧縮したようなことやってます。 (received
'04.2.29) GGノーパンさんのプロフィール...ディスク・レヴューがメインの洋楽専門サイト『ノーパン天国』管理人。ハンドルの「ノーパン」とは、「パンテラのアルバム『脳殺』+マイク・パットン」という意味だそうです(笑)。
2. GHOSTS AND VODKA/ADDICTS AND DRUNKS
3. BOILERMAKER/LEUKADIA
4. THE GLORIA RECORD/START HERE
5. VINYL DOG JOY/STORIES FROM THE HALFWAY HOUSE
6. CAMERA OBSCURA/TO CHANGE THE SHAPE OF AN ENVELOPE
7. UNDER A DYING SUN/S-T
8. CLIKATAT IKATOWI/ORCHESTRATED AND CONDUCTED
9. DRIVE LIKE JEHU/S-T
10. DON CABALLERO/AMERICAN DON