−2004年
音楽イベントの TOP10 爆笑編 − by
ウクレレ前田さん 1 ドラビデオ トップに紹介する画像はもしドラえもんのイラストがあればいいのですが、ちょっと無理かな? ベストテンというか、時系列でおもしろかったライブを並べてみました。 1)1月 「シリーズ日本の奇才」 大阪ブリッジにて 2)3月 「多様と個性_芸術のバリアフリーを体感する6時間」 大阪市立中央青年センターにて 3)7月 「No Music
2004」 大阪 クラブ・クアトロ心斎橋にて 4)7月 「関西演芸ロックショー」 大阪 バナナホールにて 5)8月 「P.P.P.P.スペシャルナイト」 大阪 ココルームにて 6)9月 小林万里子 ライブ 大阪 ヒポポタマスにて 7)10月 「P.P.P.P.C.B.N.」 大阪 ココルームにて 8)11月 「ビヨンド・イノセンス」 大阪 ブリッジにて 9)12月 「冨永奇昂 書道サウンドパフォーマンス」 大阪市 OBP内 ツインビル21にて1メートル以上の長さの巨大な筆を持った書家が長さ10メートルほどの障子紙に字を書く際に筆に取り付けたマイクが筆使いをフランジャー系のロック・サウンドに変換。 10)12月 「佐藤允彦ソロピアノ・ライブ」 兵庫 クレオールにて (received
'05.1.31) ウクレレ前田さんのプロフィール...達郎とJ.ガイルズ・バンドが心の師...という音楽サイト『ぷりみてぃぶポップ』管理人。楽器製造業に携わる一方、地域のいろんな音楽イヴェントにも関わっておられます。
2 民族音楽漫談
3 ガリガリ・ドラムマン
4 おっぱいが気になってしまったよ
5 短めにしようと言ったのに...
6 布団でオリンピック
7 しおしおなめくじ しおしおなめくじ
8 NANI&千野&天鼓
9 君の瞳に乾杯&馬鹿
10 「12時や〜」の夜
常識を超えて過激な演奏を見てしまうと私は思わず笑ってしまいます。
聴いているうちに頭のねじが取れてしまいそうな音楽を、私は「ロック」と呼びます。
山口県の一楽儀光(drums,computer)が開発した映像とリンクしたドラムス・システム「ドラビデオ」を初体験。
金正日、忠臣蔵、アートネタなどの映像がライブ編集でとんでもなくヤバイことに!
三木俊治(音楽文化総合研究所代表)のワークショップ「音を楽しむ・音を作る」で民族音楽クイズに参加。
客をいじるその話芸の巧みさに爆笑する。いかに西洋音楽の価値観にしばられているかがわかる。
デジタル・ロック・トリオZUINOSHINのドラマーの砂十島NANIが大暴れ。ヘッドセットのマイクをガリガリと歯で噛み始めたり、ドラムをかぶったドラムマン(!)に変身してステージで踊る・踊る・踊る。
いきなり「おっぱいが〜」と歌いだしたのが、30歳をすぎた学生服姿のおっさんユニット「ライス兄弟」だった。
スタンダップ芸人NAOYUKIが率いる知恵蔵知恵蔵もよかった。
ドラマー井崎能和とダンサーかわい氏のセッションが大白熱。
ダンスがなかなか終わらないので井崎氏がマイクで「だから短めにしようと言ったのに...」とポツリ。
この言葉で一挙に緩和して会場は大爆笑。この日はTASKEのパンクな歌謡もすごかった。
オリンピック番組を見て布団の中でシンクロを練習し始めたという小林氏のエピソードに爆笑!
殺人事件や家庭内暴力をもネタにする彼女はまさに時事問題ブルースの女王だ。
唄のお姉さんがバンドをバックに歌謡・演劇・パンク・ロックを歌う「ぴぴんげ」にノックアウトされる。
夏はあつ〜い〜と、しおなめくじの気持ちを歌ったり、ワニと少年の”心温まらない”お話を語ったり。
ZUINOSHINのドラマーの砂十島NANIとピアノ千野秀一、それにヴォイス天鼓、このセッションは奇声と不協和音の大波で完全に狂っていた!!そしてあふりらんぽのバカテクながらアホアホな演劇的ステージ。
このフェスティバルは世界でもっともヤバイ企画の一つだと思う。
書いている言葉は「君の瞳に乾杯」、続いてもう一枚はさらに倍の大きさで「馬鹿」(笑)。もうこれは笑うしかない。
「チュニジアの夜」を駄洒落で紹介する佐藤氏、その直後には今まで一番過激な「チュニジアの夜」を楽しむことができた。倍速ボサノバや超スローな「いつか王子様」などクックックと笑ってしまうアレンジの連続。ジャズは落語に近い。