−2006年
今年買ってよく聴いた(観た)作品 TOP10− by
KENさん 01.ナイン・ホーセス『スノー・ボーン・ソロウ』CD ナイン・ホーセスは愛聴盤です。特に寒い冬にぴったりですね。デヴィッド・シルヴィアン流のジャズ/ポップ表現が豊かで、このユニットが長く続くことを望みます。 キスクは「脱メタル宣言」後のアルバムだったので、アコースティックな味わい深い良盤になっています。彼の豊かな声域を味わえる逸品です。 ウェットン/ダウンズは、来日もしたし、来年のリユニオン・エイジアの日本公演もあるし、作品も優秀なハード・ポップだし……言うことありませんね。 クリムゾンの箱リリースはこれが最後だそうで、内容も充実。特に『USA』の完全盤と言えるアズベリー・パーク音源は何度聴いたか判りません。 ルーは紙ジャケ再発がありましたが、そのなかでも異端の一枚を。64分間ギター・ノイズばかりというアヴァンギャルドな内容は、しかし頭のなかをカラッポにしたい時によく聴いてしまう。 フロイドのDVDは、「やっと……」の思いで一杯ですね。VHSとは違うショットなどもあり、映像特典がいっぱいで、んもう何も言うことなし! 去年の4人フロイド復活を思い出します。 天野月子の初ベスト、ということでオリコン24位にもランク・インする快挙を成し遂げた文句なしのベスト盤。まさに「デラックス」な仕上がりに満腹。 天野月子のショート・ムーヴィーということで、5枚同時シングルのPVが連鎖するDVDを発表。彼女が立派な「アクトレス」振りを見せてくれた、期待していなかっただけに嬉しかった1枚。 Lucyはアッパーになりたい時によく聴きます。ライヴDVDも2枚同時リリースされ、B-Tソロ活動のなかでも白眉と言える存在なのではないでしょうか。 B-Tのシングルは、アニメ主題歌ということもあって余り期待はしていなかったのですが、夏の日の儚い幻想を描いたそのデキに感服。星野英彦、結婚おめでとう。 (received
'06.12.31) KENさんのプロフィール...プログレシヴ・ロック研究サイト『KENの生悟り』管理人。コンテンツの一つである『月の裏側』では、世界で一番詳細な天野月子研究が読めます。
02.マイケル・キスク『キスク』CD
03.ウェットン/ダウンズ『ルビコン』CD
04.キング・クリムゾン『ザ・コレクターズ・キング・クリムゾン
Vol.10』5CD
05.ルー・リード『メタル・マシーン・ミュージック〜無限大の幻覚〜』CD
06.ピンク・フロイド『驚異』DVD
07.天野月子『デラックスカタログ』2CD+DVD
08.天野月子『5-five-』DVD
09.Lucy『ROCKAROLLICA II』CD
10.BUCK-TICK『蜉蝣−かげろう−』Maxi