−2006年
読んで面白かった本 TOP10− by
T. A. Frayさん (1)
天使と悪魔 / ダン・ブラウン 本は、基本的に昼休憩の1時間しか読まない。まぁ、弁当を食べてるから1時間以下やけど、それでも今年はよく本を読んだ。上記に上げた以外にも沢山読んだハズやのに...マズい、何読んだかもう忘れた(笑)。順位は付けるのが難しいので、1位のみ。 「天使と悪魔」は、展開の面白さと予想外の結末が面白かった。黒幕がまったくのノーマークやったんで、“やられた”って思った。絶対、ダビンチ・コードよか面白いと思う。 「宇宙戦争」は退屈しのぎに買った本やったけど、結構面白かった。20世紀の初めに、こんなリアリティーのあるSFが書けたってことにも驚いた。あの有名なタコ型火星人には笑ったけど。 「ケインとアベル」「ゲームの達人」は、10年以上前に一度読んだ本。貸してたのが帰って来た時に、もう一度読み直した。内容は忘れてたが、とにかく面白いとだけ覚えてた。読み直したら、どこが面白いのかわからんかったけど(笑)。 「硫黄島の星条旗」以下、太平洋戦争シリーズ。2006年は、太平洋戦争について、いろいろ考えさせられた年だった。とにかく、貪るようにあの戦争関連の本を読んでた。 その太平洋戦争を考えるきっかけになった本が、「沖縄脱出記」。この本は、沖縄で戦死した祖父の戦友がまとめた手記を製本したもの。ここには、祖父の死様がリアルに書かれてある。一度、この稲生さんから直接話を聞く機会があったのだが、改めて文字になったものを読み返すのはキツかった。これを読んで「あのとき、引き返していれば...」って思ったが、もしそうしてたら、T.A.Frayが生まれてこなかった可能性はめちゃめちゃ高い(笑)。 (received
'07.1.5) T.A.Fray.さんのプロフィール...音楽とバイクのサイト『Heart
Of Stone』管理人。ヒロくん(師匠)と同い歳で、ローリング・ストーンズの大ファン。神戸在住。
デセプション・ポイント / ダン・ブラウン
宇宙戦争 / H.G.ウエルズ
ケインとアベル / ジェフリー・アーチャー
ゲームの達人 / ジドニー・シェルダン
潮騒 / 三島由紀夫
硫黄島の星条旗 / ジェイムズ・ブラッドリー
十七歳の硫黄島 / 秋草鶴次
あの戦争は何だったのか / 保坂正康
沖縄脱出記 / 稲生栄一