−2006年
カヴァー曲(洋楽編) TOP18− by
ヒロくん(師匠) (1)
HOLIDAY WITH MAGGIE“Don't Tell Me”(Avril Lavigne) 洋楽アーティストによるカヴァー・ソングのTOP10...と言いたいところですが、今回も積極的にカヴァー・ソングの収集をしてたら、TOP10では収まり切れなくなってしまった(苦笑)。...というわけで、前回は「TOP15」でしたが、今回も(「TOP10」ではなく)「TOP18」です(苦笑)。 (1)
スウェーデンのギタポ/パワポ職人2人組のアヴリル・カヴァー。この曲もその手のアレンジに生まれ変わってます。この手があったかぁ〜と、感心(笑)。アルバム『ウェルカム・トゥ・ホープ』より ('07.3.27) ヒロくん(師匠)のプロフィール...仕事、家事、育児に追われているうちに、あっという間に1年が過ぎてしまったと感じているこのサイトの管理人。
(2) THE KILLING MOON“You Outta Know”(Alanis
Morissette)
(3) FRANZ FERDINAND“What You Waiting For?”(Gwen
Stefani)
(4) RICHARD CHEESE“The Trees”(Rush)
(5) ALL ABOUT EVE“See Emily Play”(Pink Floyd)
(6) DEF LEPPARD“Hanging On The
Telephone”(Blondie)
(7) CLOUDBERRY JAM“My Ever Changing Moods”(The
Style Council)
(8) SARAH McLACHLAN“Happy Xmas (War Is Over)”(John
Lennon ; “ハッピー・クリスマス(戦争は終わった)”)
(9) BROOKVILLE“Slow Emotion Replay”(The The ;
“前世のスロー再生”)
(10) JANE BIRKIN“Mother Stands For Comfort”(Kate
Bush ; “母親”)
(11) BUTCH WALKWER AND THE LET'S-GO-TONITES“Live And Let
Die”(Paul McCartney & Wings ;
“007/死ぬのは奴らだ”)
(12) EL PRESIDENTE“Raspberry Beret”(Prince &
The Revolution)
(13) ROD STEWART“Have You Ever Seen The
Rain”(Cleedence Clearwater Revival)
(14) CALEXICO / IRON & WINE“Wild Horses”(The
Rolling Stones)
(15) MATTHEW SWEET AND SUSANNA HOFFS“Cinammon
Girl”(Neil Young)
(16) MARIA McKEE“Backstreets”(Bruce
Springsteen)
(17) MOTLEY CRUE“Street Fighting Man”(The Rolling
Stones)
(18) JUNGLE BROTHER“Funky Magic”(ゴダイゴ ;
“モンキー・マジック”)
(バカ) THE FUTUREHEADS“Hounds Of Love”(Kate Bush ;
“愛のかたち”)
原則として、1アーティスト1曲の選択とし、コンピレーション・アルバムの場合は1枚の作品あたり1曲のみチョイスしとります。
(2)
パンク専門の『Fearless』レーベルが組んだ90年代の楽曲のカヴァー・コンピ『Punk
Goes
90's』収録曲のなかで一番耳をひいた。もともと女の情念ドロドロだったアラニス・ヴァージョンをさらにデフォルメしたようなヴァージョン。「アラニスのこの曲は'90年代を代表する『最強曲』だったんだなぁ」と、あらためて再確認。
(3)
すっかりフランツ節になってしまってる。ハマり過ぎ(苦笑)。BBC
Radio
1の番組での(恐らく)スタジオ・ライヴを集めた2枚組のコンピレーション『Radio
1's Live Lounge』収録。
(4)
おそらくは、クリスマス・アルバムとしてリリースされたであろう、クリスマス・ソングや往年のヒット曲をアメリカにありがちなビッグ・バンドのジャズィーなアレンジでカヴァーした『Silent
Nightclub』に収録。他に取り上げられてる曲はバンド・エイドの“Do
They Know It's Christmas?”やマドンナの“Like A
Virgin”、ヴァニラ・アイスの“Ice Ice
Baby”やモダン・イングリッシュの“I Melt With
You”だったり、クリスマス・スタンダードだったり知名度抜群な曲だらけなのに、何故かRUSHの78年作『神々の戦い』収録のこの曲のカヴァーが入ってる。「何でこの曲のカヴァーがここに入ってんの?」的な違和感があるけど(苦笑)、肝心のアレンジのほうは、見事にハマってます(笑)。
(5)
録音じたいは古いんだろうけど、2006年リリースの2枚組コンピレーション盤『
Keepsakes』収録のピンク・フロイド・カヴァー。オリジナル・ラヴも2006年に出したカヴァー曲集『キングスロード』でこの曲をカヴァーしとりましたが、出来はどちらも甲乙付け難い。
(6)
私の好きな曲のカヴァーなので、この位置にランク・イン。アレンジじたいは原曲に忠実。カヴァー・アルバム『イェー!』収録。
(7)
スタイル・カウンシルの原曲はシングル・ヴァージョンとアルバム『カフェ・ブリュ』収録のヴァージョンと大幅にアレンジが異なるんだけど、こちらのカヴァーはシングル・ヴァージョンを意識したアレンジのよう。アルバム『ライト・ヒア・ライト・ナウ』収録。
(8)
クリスマス・アルバム『ウィンターソング』の1曲目に収録。原曲のイメージを壊さないアレンジ。
(9)
ファウンテインズ・オブ・ウェインのアダム・シュレシンジャーのサイド・プロジェクトとして知られるアイヴィーのアンディ・チェイスのサイド・プロジェクト(説明が長い!...苦笑)のアルバム『ライフ・イン・ザ・シェイド』収録。ザ・ザの『ダスク』収録曲のなかで一番気に入ってる「隠れた名曲」であるこの曲に日を当ててくれてどうもありがとう! アレンジは大したことはなかったけど...(苦笑)。
(10)
ニール・ハノンやトム・ウェイツ、ベス・ギポンズやルーファス・ウェインライトから楽曲提供を受け、ニール・ヤングの“Harvest
Moon”のカヴァーも演ってるアルバム『フィクションズ』収録。原曲がケイト・ブッシュ独特のエキセントリックな色彩に染まり過ぎてたため、こちらのヴァージョンのほうがアッサリと聴けるかもしれません。
(11)
原曲だけじゃなく、ガンズ・アンド・ローゼズが1991年にカヴァーしたヴァージョンとも比較されちゃいそうなこの曲をカヴァーした意図がイマイチ理解出来ません。結局、この2つのヴァージョンを越えるモノは出来たとも思えないし...。アルバム『ライズ・アンド・フォール』の日本盤ボーナス・トラック。
(12)
この曲を聴いた弟子が、オリジナルのプリンスのヴァージョンと勘違いしたくらい(苦笑)オリジナルを彷佛とさせます。デビュー・アルバムの日本盤ボーナス・トラック。
(13)
ここ数年、カヴァー・アルバムのリリースのみで商売してるロッドの最新カヴァー・アルバム『グレイト・ロック・クラシックス』より。いろんな時代のロック・スタンダードを歌っとりますが、個人的にこの曲が一番好きなので...(苦笑)。勿論、CCRのヴァージョンのほうが好きですが...(苦笑)。
(14)
原曲の持つシブいイメージをそのまんま温存。アルバム『イン・ザ・レインズ』の日本盤ボーナス・トラックのライヴ音源。
(15)
マシュー・スウィートと元・バングルズのスザンナ・ホフスが組んだ異色の'60年代ポップ・カヴァー・アルバム『アンダー・ザ・カヴァーズvol.1』収録。収録曲は有名どころばっかりでセレクトに困ったけど、とりあえずこの曲を(苦笑)。
(16) 2006年のアコースティック・ライヴ・ツアーを収めた『Live
Acoustic Tour
2006』(まんまなタイトル...苦笑)の一番最後に入ってる曲。前作『ペドリン・ドリームス』でもいろんなカヴァーを披露してたけど、彼女の音楽的ルーツが垣間見れて興味深いです。なお、このアルバムにはフィアガル・シャーキーに提供して全英No.1の大ヒットを記録した“A
Good
Heart”(“夢の恋人”)のセルフ・カヴァーが収録されてますが、ちょっと反則っぽいのでこのランクからは外しました。
(17)
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンが演ったカヴァーと比べてしまうと、インパクト弱し。CD2枚組ベスト盤『レッド、ホワイト&クルー』収録(このアルバムタイトルはアメリカ国旗の三色、「Red,
White & Blue」にかけてるんだろうけど、ダサい...)。
(18) 日本人向けのサーヴィスでしょうか? ♪monkey
magic〜monkey
magic〜...のサビの部分しか原形を留めてないので、彼らが示してくれたサーヴィス心も「大きなお世話」なふうに感じてしまうのですが...。アルバム『I
GET YOU』収録。
(バカ)
2006年カヴァー曲最大の「バカヴァー」(笑)。「1作品から1曲しか選ばない」というルールのせいでランク外扱いとさせてもらったけど、ライヴ・コンピレーション『Radio
1's Live
Lounge』収録曲のなかではフランツと争う出色の出来。ケイト・ブッシュの世界をそのままフューチャーヘッズのサウンドに置き換えると、こんなバカに聴こえるのね〜〜〜(苦笑)。恥をしのんでよくぞやった! 誉めてつかわす!(笑)