−2006年
カヴァー曲(邦楽編) TOP30− by
ヒロくん(師匠) (1)
二階堂和美“アイレ可愛いや”(笠置シヅ子) 2006年に日本のアーティスト(とは呼べないひとも混じってますが...苦笑)が発表したカヴァー曲のTOP30です。16位以下は、順位はあってないようなものです。 (1)
「声の魔術師」ニカさんが笠置シヅ子・カヴァーを披露。そのまんまなりきってて、「流石はニカさん」と思いました。『二階堂和美のアルバム』収録。 ('07.12.22) ヒロくん(師匠)のプロフィール...仕事、家事、育児に追われているうちに、あっという間に1年が過ぎてしまったと感じているこのサイトの管理人。
(2) NICOTINE“The Final Countdown”(ヨーロッパ)
(3) 宮原永海“Lovefool”(カーディガンズ)
(4) eastern youth“Concrete Animals”(少年ナイフ)
(5) インディゴ“銀河鉄道999”(ゴダイゴ)
(6) 新井 仁“High & Dry”(レディオヘッド)
(7) クラムボン“以心電信”(Y.M.O.)
(8) 荻野目洋子“Livin' On A
Prayer”(ボン・ジョヴィ)
(9)
ザ・リルビッツ“ふたりの愛ランド”(チャゲ&石川優子)
(10)
キャプテンストライダム“SURRENDER”(チープ・トリック)
(11) レイザーラモンHG“YOUNG
MAN”(西城秀樹/ヴィレッジ・ピープル)
(12) 松田聖子“These Dreams”(ハート)
(13)
オリジナル・ラブ“ビー・マイ・ベイビー”(ロネッツ)
(14) 尾関美穂“また逢う日まで”(尾崎紀世彦)
(15) MOOMIN“リバーサイド・ホテル”(井上陽水)
(16)
いきものがかり“木綿のハンカチーフ”(太田裕美)
(17) 土岐麻子“君に胸キュン。”(Y.M.O.)
(18) CEYREN“雨”(森高千里)
(19) 安倍なつみ“ザ・ストレス”(森高千里)
(20) Chara“あなた”(小坂明子)
(21) September“みずいろの雨”(八神純子)
(22) BENNIE
K“Satisfaction”(ザ・ローリング・ストーンズ)
(23) LOVE PSYCHEDELICIO“Help!”(ビートルズ)
(24) PUFFY“Lucy In The Sky With
Diamonds”(ビートルズ)
(25) DALLAX“HONESTY”(ビリー・ジョエル)
(26) THE TIPSIES“He
wasn't”(アヴリル・ラヴィーン)
(27) 星 泉“セーラー服と機関銃”(薬師丸ひろ子)
(28) 安室奈美恵“人魚”(NOKKO)
(29)
安藤裕子“君は1000%”(カルロス・トシキとオメガトライブ)
(30)
竹中直人&ワタナベイビー“今夜はブギーバック”(スチャダラパーFeat.小沢健二)
(オマケその1) 花咲
仁“ブルドッグ”(フォーリーブス)
(オマケその2) 福田沙紀“翼をください”(赤い鳥)
(オマケその3) Mi“CHA-CHA-CHA”(石井明美)
(2) NICOTINEとイタリアのバンドのSun Eat
Hoursがメタル・カヴァー・バトルを繰り広げるスプリット・アルバム『METAL
ADDICTION』収録。イントロ聴いただけで笑えます。
(3)
女性アーティストたちによるカヴァー曲集『Cappucino』収録。オリジナル歌ってるニーナ・パーションのヴォーカル・スタイルをさらにディフォルメさせたような印象(苦笑)。
(4) 少年ナイフ・トリビュート・アルバム『Fork &
Spoon』収録。オリジナルでは歌詞カードには印刷されてるのに実際に歌われていない歌詞まで歌った「完全バージョン」で、これに誘発され、少年ナイフも「完全バージョン」をライヴで演るようになりました(笑)。
(5)
洋楽カヴァー集を過去2枚出してたインディゴが初めて放つJポップのカヴァー集『ワンスモア』のボーナス・ディスクに収録。私はこのボーナス・ディスクを目当てにこのアルバムを買った(笑)。本編のほうもなかなかの出来だったけどね。
(6) アルバム『on the
street』収録。レディオヘッドのカヴァーってなかなかオリジナルに「勝てない」からやりにくいとは思います。このカヴァーもオリジナルには負けてますが、挑戦した意気込みは買います。他には、スザンヌ・ヴェガの“ルカ”とギルバート・オーサリバンの“アローン・アゲイン”もカヴァー。
(7) カヴァー・アルバム『LOVER
ALBUM』収録。オリジナル以上にエレクトロニカしてます(苦笑)。
(8) COVER LOVERシリーズの3枚目、『Bossa de No.1 Ivory
Rock』収録。20年前に一世を風靡した荻野目洋子サン、こんな仕事やってていいんですか!(笑)
(9)
近所のスーパーマーケットで買い物中に有線で流れてるのを聴いて、即購入。もともと夏のビーチ向けのトロピカルな曲でしたが、完全にスカ化(苦笑)。この曲だけで消えないでね。同名マキシシングルより。
(10)
オリジナルにほぼ忠実。聴いてて気持ちいい。ま、これはカヴァーの出来云々じゃなくて、元の曲がイイんだけどさ(苦笑)。E.P.“LONE
STAR”収録。
(11)
レイザーラモンHGが歌手デビュー...ってことで、ゲイの集団で有名だったヴィレッジ・ピープルのこの曲をカヴァー。西城秀樹のヴァージョンとは違い、歌詞はすべてHG自身が書き下ろしたモノ。♪Young
Man〜すべての道は〜Young
Man〜二丁目に通ず〜...だそうです(苦笑)。
(12) カヴァー・アルバム『Eternal
II』収録。ハートの'80年代の黄金期の象徴ともいえるヒット曲で、オリジナルではナンシー・ウィルソンがリード・ヴォーカルをとったことが話題になってました。オリジナルの雰囲気を壊さないカヴァー。にしても、37になって初めて松田聖子のアルバムを買うことになろうとは...(苦笑)。
(13)
収録曲すべてにオリジナルの日本語歌詞を付けたカヴァー・アルバム『キングズロード』収録。ストーンズのカヴァーの“さよならルビーチューズデイ”やピンク・フロイド・カヴァーの“エミリーはプレイガール”もよかった。
(14)
これも、近所のスーパーマーケットで買い物中に有線で流れてるのを聴いて、即購入。オリジナル・ヴァージョンのイントロの♪チャッチャッチャララ〜ララン!を落とし、曲編成を変えたのはマズかったんじゃない? アレンジャーの意欲は買うけど、あのイントロが無いだけで“また逢う日まで”に聴こえません(苦笑)。同名マキシシングルより。
(15)
日本人レゲエ・アーティスト・MOOMINのカヴァー集より。この曲が如何にアクが強いか、このカヴァー集聴いてよ〜〜〜く分かったよ(苦笑)。
(16)
椎名林檎が『唄ひ手冥利―其ノ壱』で演ヴァージョンと比較すると、安心して聴けます(苦笑)。マキシシングル“HANABI”カップリング曲。
(17) カヴァー・アルバム『WEEKEND
SHUFFLE』の1曲目に収録。オリジナルに比べると地味なアレンジだけど、そのぶん歌唱で補ってます。
(18)
森高千里の代表曲の1つで、バラードでは森高作品の最高峰に位置する名曲のカヴァー。原曲のイメージどおりで、オリジナルの森高より色っぽい(笑)。「オトナの女」って感じ。同名マキシシングルより。
(19)
これまた森高千里の代表曲の1つのカヴァー。原曲のよりも音数を増やして深みのあるアレンジになったけど、なっちのヴォーカルが平坦で...(苦笑)。同名マキシシングルより。
(20)
小坂明子の代表曲のカヴァーで、オリジナルよりヴォーカル表現に起伏をつけたのがCharaらしい。マキシシングル“世界”カップリング曲。
(21)
天野月子のバンド(プレイボーイズ)でバック・コーラスを務めるRieのメイン・プロジェクト・Septemberのマキシシングル“赤い糸”収録曲。オリジナルよりジャズィーなアレンジ。サンバ・ホイッスルは吹いてないようです(笑)。
(22)
ストーンズの超有名曲のカヴァー。女性がこの曲をカヴァーしたモノはサマンサ・フォックス・ヴァージョンもブリトニー・スピアーズ・ヴァージョンもどーしようもないのばっかりだったけど、これはストーンズ・ファンにも受け入れてもらえる...かな?(苦笑) マキシ・シングル“Joy
Trip”カップリング曲。
(23)
彼ららしい選曲ですが、原曲が偉大過ぎるだけに、アレンジにも苦労したんじゃない?(苦笑) 愛情を表現に変えるのは難しい。マキシシングル“Aha!
(All We Want)”カップリング曲。
(24)
ユニコーンのカヴァーの“働く男”のマキシシングルのカップリング曲で、ビートルズの有名曲に挑戦。PUFFYならではのキャピキャピした軽快感は出てます。
(25)
6人組のスカ・バンドのアルバム『CORE-COLOR』収録。スカ・バンドがカヴァーするとこの曲をこうなるという予想どおりのアレンジでした(苦笑)。
(26)
日本人アーティストたちがアヴリル・ラヴィーンの曲のカヴァーを持ち寄ったトリビュート・アルバム『Tribute
to Avril
Lavigne』収録。他の曲が女性ヴォーカルだけなのに、この曲のみ男性バック・コーラスが入ってたので、印象に残った(笑)。
(27)
長澤まさみがテレビ・ドラマ『セーラー服と機関銃』の役名そのまんまでリリースしたマキシシングルで、ドラマの主題歌。オリジナルの薬師丸ひろ子の歌の単調さまでまんまカヴァーです(笑)。
(28)
この曲を聴くと、ジャネット・ジャクソンの“Again”を思い出してしまいます。ネッ、筒美センセイ(苦笑)。両A面扱いのマキシシングル“CAN'T
SLEEP, CAN'T EAT, I'M SICK/人魚”収録。
(29)
オリジナルよりも夜の街を思わせるオトナの出来になってます。マキシシングル“The
Still Steel Down”収録
(30)
竹中直人らしいアクの強さが前面に出てます(苦笑)。同名マキシシングルより。
(オマケその1)
人気カリスマ・ホストのレコード・デビュー作。やっぱホストである以上、中年のオバチャンの歓心を得ようと思うと、この曲を選ぶワケね(笑)。確かに、40〜50代の女性にはウケそう(笑)。同名マキシシングルより。
(オマケその2)
福田沙紀の4枚目のマキシシングル“グッド・バイ・マイ・ラブ”(アン・ルイスのカヴァー)収録曲で、収録曲は全曲カヴァー(泉谷しけるの“春夏秋冬”のカヴァーも収録)。これ聴いて、私が中学生だった時に、合唱コンクールでこの曲を歌ったクラスがあったことを思い出した(笑)。デビュー曲も『アタックNo.1』の主題歌カヴァーだったし、取り巻きはこのコにカヴァーしか歌わせる気が無いんでしょうか?
(オマケその3)
ロック・バンド形式のプロジェクト・Mi(エムアイ)の'80年代ジャパニーズ・ポップス・カヴァー・アルバムの『80's×Mi』収録曲。「2003年春に、『21世紀を代表する女性ボーカルのバンドを作り出すこと』『日本中から最もきれいな声を探しだす』というテーマでプロジェクトが結成され出来たグループである。」(以上、『Wikipedia』より引用) ってことで、このアルバムも仕掛人が居て、彼女たちは仕事で「歌わさせられている」感じが強く、(この曲だけじゃなく他の曲も)オリジナルに対する愛着がほとんど感じられなんだよなぁ...。