−2008年
惜別球人 TOP10− by
ヒロくん(師匠) 2008年に、自らの意志で現役生活に幕をひいたり、球団から戦力外通告を受け、次の受け入れ先が見つからないなど不本意ながら現役を退いたプロ野球選手のTOP10です。 (1)
高校野球のPL学園時代から、球界に話題をイロイロとふりまいてくれた『番長』もユニフォームを脱ぎました。プロ入りしてからに限定しても、1987年日本シリーズでの悔し涙、1989年のオリオンズ･平沼への飛び蹴り(笑)、野茂や伊良部との名勝負など、名場面がいくつも挙げられます。こういう絵になる選手がまたひとり減って、淋し〜〜〜。 ('09.1.17) ヒロくん(師匠)のプロフィール...2009年には特定健診･特定保健指導の対象年齢になってしまうため、必死にダイエットしてお腹周りを絞ってるこのサイトの管理人。
(1)
清原和博 (オリックスバファローズ)
(2) 上田佳範 (中日ドラゴンズ)
(3) 鈴木尚典 (横浜ベイスターズ)
(4) 種田 仁 (埼玉西武ライオンズ)
(5) 野口茂樹 (讀賣ジャイアンツ)
(6) 吉岡雄二 (東北楽天ゴールデンイーグルス)
(7) 的山哲也 (福岡ソフトバンクホークス)
(8) 入来祐作 (横浜ベイスターズ)
(9) 小関竜也 (横浜ベイスターズ)
(10) 真中 満 (ヤクルトスワローズ)
(オマケ) 正田 樹 (阪神タイガース)
(2)
私が松本で大学生やってた時、1991年の春の甲子園で準優勝した松商学園のエース。この時の松本の盛り上がりぶりは凄く、松本では地元のヒーローといえる存在でした。プロ(ファイターズ)に行ってからも注目してたんですが、投手として芽が出ることはなく、打者転向したのはともかくとして、期待していたほどの活躍はみられませんでした。高校時代にはイチローよりも成績がよかったのに、残念...。
(3)
1997-1998年に2年連続首位打者を獲得し、1998年のチームの優勝も経験。'90年代の末にはセ･リーグの首位打者候補最右翼と目されてた天才打者。パ･リーグのイチローとともに「鈴木」で背番号「51」なことが注目されてましたが、イチローと比較されることを嫌い、背番号を「7」に変えました。今から思えば、イチローを意識し過ぎたことが'00年代の中盤からの不振と不遇につながったのでは...と思ってしまいます。
(4)
あの独特のカニ股ファームがみられなくなると思うと、淋しいですね...。
(5)
1999年のセントラル･リーグMVP選手なんですが、F.A.宣言してドラゴンズを出て行ったのが、間違いの始まりでした。もっとも、落合の元に居ても、飼い殺しにされてただろうけど。現役時代(ジャイアンツ在籍時)の落合にぶつけて骨折させたことがあるんですが、落合が野口に対して冷たかったのは、この時の恨みかもしれません...。
(6)
帝京高校時代には夏の甲子園(1989年)で優勝投手。ジャイアンツに入団するも、故障もあり投手としては芽が出ず、打者転向するもなかなか大成せず、近鉄バファローズ移籍後にようやく主力級に。自身と同じ「甲子園のヒーロー」の松坂大輔に、プロの洗礼のホームランを浴びせたところに「甲子園のヒーロー」の先輩の意地をみたものでした。
(7)
長らく近鉄バファローズの正捕手を務め、オリ近合併後のバファローズでも正捕手でしたが、コリンズ政権での若返りの方針で出番が減り、ホークスに移籍。しかし、ケガのせいで試合に出る機会も減り、現役引退を決意。今後はバッテリーコーチで後進の指導にあたるようです。
(8)
ジャイアンツを振り出しに、ファイターズ―メッツ(マイナー)―ブルージェイズ(マイナー)―ベイスターズと渡り歩きました。メジャーに挑戦しましたが、結局メジャーには昇格出来ず。2001年に、兄･入来
智と兄弟揃ってオールスターゲームに出場したことも話題になりました。
(9)
2002年のリーグ優勝に貢献するなど西武ライオンズ時代には輝いていた彼も、ジャイアンツに移籍後に三塁踏み忘れでイ･スンヨブのホームランを取り消してしまう大ポカをやらかしてしまいました(苦笑)。そのせいか、翌年にジャイアンツを解雇されてしまい、ベイスターズに拾ってもらうかたちとなりました。しかし、そのベイもわずか1年で解雇。今後はメジャーを目指すそーです...。
(10)
野村克也がI.D.野球で黄金時代を築いた時のスワローズの選手がまたひとり居なくなったね。淋しい〜〜〜!
(オマケ)
桐生第一高校時代には夏の甲子園(1999年)で優勝投手となり、ドラフト1位でファイターズに入団。プロ3年目の2002年には新人王に輝き、ファイターズのエースとして長らく君臨すること確実!...と思われた彼が、こんなに早く日本球界を去ることになるとは...。ファイターズからタイガースに移籍しても復活は叶わず、今後は台湾球界に挑戦するようです。