−2008年
『山さ行がねが』のレポート TOP10− by
ヒロくん(師匠) (1) 国道291号 清水峠
新潟側 2008年には、それまでの廃墟サイトに加え、廃道サイトの閲覧に夢中になった私・ヒロくん(師匠)(苦笑)。数ある廃道サイトのなかでも最高峰といえる存在のサイトが、「オプローダー」の第一人者・ヨッキれんさんの『山さ行がねが』(通称『山行が』)。『山行が』では例年、年末に1年間に掲載したレポートの人気投票をやるのが恒例となってたようですが、作者のヨッキれんの多忙のせいか、2008年は人気投票はありませんでした。そこで、勝手に私ひとりで人気投票やります!(苦笑) 2008年1月1日〜2008年12月31日に『山行が』に掲載されたレポートを対象に、個人的に面白かったレポートのTOP10を選びました。 (1)
『キング・オブ・酷道』の国道291号自動車交通不能区間のうち、さらに歩行者までもを阻む完全廃道区間の到破記録。国土地理院の地形図にはさも今も道があるかのように描かれてる『現役国道』の現状を知り、戦慄を覚えました。 他には「鬼怒川温泉の廃観光道路」や「保台清澄連絡道路」などが面白かったです。 ('09.2.26) ヒロくん(師匠)のプロフィール...2009年には特定健診・特定保健指導の対象年齢になってしまうため、必死にダイエットしてお腹周りを絞ってるこのサイトの管理人。
(2) 釜トンネル
(3) 神岡軌道
(4) 割石の高崖みち
(5) 国道158号旧道 水殿ダム〜奈川渡ダム
(6) 清川村道 土山高畑線
(7) 奈川渡ダムの謎の道
(8) 静岡県道416号静岡焼津線(大崩海岸)
(9) 都道201号 十里木御嶽停車場線
(10) 華厳渓谷と鵲橋
鬼怒川温泉の廃観光道路
保台清澄連絡道路
(オマケ) 沼津市 謎の白鳥居
(2)
『山ヤ』にはお馴染みの、上高地の衛兵のごとく立ちはだかる有名トンネル。あのトンネルにカーヴが多いにには、こういう理由が隠されていたとは! 何度も通ってるのに全然気付きませんでした。
(3)
『山行が』が富山県に初めてその足跡を刻んだ、記念すべきレポート。(笹津―)猪谷―神岡鉱山を結んだ神岡軌道を取り上げてるけど、ちょうど草
卓人・著『富山廃線紀行』が出版されたばっかりだったこともあり、興味深く閲覧しました。自分でも現地に行こうかと思ったくらい。2008年中に完結せず、2009年2月26日現在、レポートはまだ未完です。
(4)
旧・神岡町の国道41号線をクルマで走ってる時にいつも見てた、高原川の対岸の岩壁に刻まれた線は、道だったのですね(苦笑)。このレポートみて、初めて知りました。
(5)
水殿ダムの建設によってダム湖に沈んだ国道158号線の旧道を探索。私にとって『第2の故郷』である松本への往復に何度も通った道の旧道なので、興味深くみれました。旧道がダム湖に沈んでいく景色は、実に美しい。
(6)
ダム湖沿いの一本道の対岸にある、どこにもつながっていない橋。誰がみても「どうしてこんなところにこんなものが?」と訝る物件を探索。ダム建設の補償のため、先行投資で作られたトンネルと橋梁の現在。ストレートのトンネルを抜けた先に道路がまったく造られていない状況は実に危なく、この道が厳重に通行禁止とされてるのも納得出来る。
(7)
これまた富山―松本間の往復に通る奈川渡ダムに存在する謎の道。その正体は...??? いままで何十回も奈川渡ダムを通ってるけど、こんなモノが隠されていたとは、初めて知った。
(8)
大規模な崖崩れでロックシェッドごと潰された(犠牲者まで出た)道の今を紹介。
(9)
東京都青梅市にある都道。昔からの御岳山への杉並木の参拝道をそのまんま車道化した極悪非道に狭い道&カーヴの多い道。こんな道、軽四しか通れないのは当然としても、仮に軽四でも絶対に走りたくない!
(10)
日光の華厳ノ滝にこんな遊歩道(跡)が隠されていたとは! こんな道を切り開いた翁にただ感服するばかり。
(オマケ)
ミニレポートからひとつ。こんな神社、いったい誰が参拝するというのだ!? 怖過ぎ...(苦笑)。ま、まともな神経の持ち主なら、裏口を使いますね...って、こっちが表参道?(苦笑)