2010年なんでもTOP10

−2010年 個人的 TOP10−

by KENさん

「ぃどう」デビュー
ソフト・マシーン後期作品再発
天野月、ロック回帰
シド・バレット、新ベスト盤発売
YouTubeデビュー、即アカウント停止
ジャンクCD大量購入
生「火の鳥」観賞
むかしからの人々の復帰・活躍
elements解散
ポータブルMP3プレイヤー購入

「ぃどう」デビュー
僕がいろいろと関わっているバンド、「ふろヰ堂(旧:ふろヰ道)」が新たにサブ・プロジェクト「ぃどう(iDO)」として動きはじめ、なんとプレスCDをリリース。売り上げはさっぱりですが、一部でかなり評価されまくっています。ごく一部で、ですが。なんでも「マネトロン」(iPod / iPad用メロトロン・アプリ)を使ってレコーディングをした世界初のミュージシャンになっちまったようで。けれどもギネスとかは申請するのにすげー手間と金がかかるので、してません。って、したかったのかオマエ。バンドについては詳しくは公式ページをご覧あれ。

ソフト・マシーン後期作品再発
いつかやるとは思いましたが、やっとこさやってくれましたねー。『バンドルス』『ソフツ』『ライヴ・イン・パリ』、さらにはあの『ランド・オブ・コケイン』まで全作が再発。音のレンジや音域などは格段によくなているものの、いかんせん作品が作品で(中略)、んでほとんどが紙ジャケなのに対して『コケイン』だけはプラ・ケース、そこに目をつけたユニオンが「ウチで買えば紙ジャケおまけにつけるよ作戦」を実行。でも僕はプレスの日本盤であればいいので、Amazonで買いました。マニアっぽいのにマニアになれないこの気質。むー、中途半端。

天野月、ロック回帰
ウチのサイトでは更新が止まってしまい、まるで興味が失せたかのように思われそうな天野月(旧:天野月子)ですが、そんなことありません。全作品を購入してますし、聴いてます。でもちゃんと文にできる時間と余裕がないのです。んで、脱却したはずのロック路線に回帰して、ファンから「やったね!」「こうじゃなきゃ!」「名前を変えたのがもう無意味じゃん!」などと大絶賛されています。最後のは違うか。ま、いずれいろいろ書いていきます。

シド・バレット、新ベスト盤発売
まさかまさか、の「ラマダーン」発掘。でもそれがベスト盤に入ったわけじゃあなくて、ベスト盤を買った人が無料ダウンロードできる、というもの。むー、ケチんなくていいじゃん、つーかちゃんとCDに収録してよ、と思いつつも20分超のセッション曲なので少なくとも「ベスト」には入らんわな。だけど長年、断片しか出回っていなかったそれがフル・レングス公開されたのはよろこばしい限り。あー、シドのページも書きたいこといっぱいなのに更新できてない......故人の墓を掘ることになるからねぇ。ふぅ。いずれやるけど。

YouTubeデビュー、即アカウント停止
なんとわたし、ごくごく短期間ですけど「YouTube」に音源をアップしていました。それもパソコンが旧式なので画像編集まではできず、音声をカット・アップなどして、フェイド・アウトをなくすとか、違うヴァージョンを組み合わせるとか、ライヴ・テイクをスタジオ音源で再現するとか......ファンが思い描きがちなヴァージョンに「リミックス」した音源を「MP3TUBE」を通じてアップしてたのです。これはコアなファンの方々から好評で、音声だけなのに地味に聴いてもらえていたのですが、いきなりアカウント停止。通達も何もなく。きっと著作権関係なんだろうけど、通知ぐらいしてくれよー。以後、自分のためだけの音源としてCD-Rに焼いておきました。エディットについて詳しくはウチのサイトの「所有音源リスト」に掲載する予定です。

ジャンクCD大量購入
ちょっとお仕事などの関係で、阿呆みたいに「ジャンクCD」「レンタル落ちCD」「激安CD」を大量購入。全部は聴けず、まだリスト・アップさえできない現状。数が数だし安く買ったので盤磨きまではしてませんけど、各種シール剥がしはタオルやスプレーを使いまくって常に実行。おかげでプロ並の腕前に。なんのプロだ。でも安売り前提で買ってるんだからあきらめが肝心です。ほほほ。

生「火の鳥」観賞
僕がクラシックでもっとも偏愛する曲、それがストラヴィンスキー作曲の「火の鳥」です。こいつをいつか生で観たい観たいと思いつつ、ずっとできていなかったところへ、念願叶ってのカンブルラン指揮による演奏会のチケットを入手。圧倒されまくってうれしくてうれしくて、サイトにも文章を書いてしまいました。いいわー。やっぱいいわー。そのうち「火の鳥」のいろんなCDについても書く予定です。

むかしからの人々の復帰・活躍
個人範疇でのお話ですが、むかっしっから活動する人やどっかいっちゃってた人の復活じみた作品リリースが多かったかな、と。作品スパンのあいだがすげー長いピーター・ガブリエル御大、いまにしてサード・アルバムだという川本真琴、BUCK-TICKに復活DER ZIBET、SIONなどがリリース・ラッシュ。さらには村八分のライヴ音源発掘まで。海外、とくにプログレになるとリイシューは常ですけど、ここまで自分の(とくに興味ある)興味範囲がことごとく出るのはなかなかですわ。川本なんて店舗特典CDがそれぞれ異なっていたので、3枚も買ってしまったよ。とほほ。

elements解散
これこそ個人に近いことですが。アイルランド系カナダ人(在日10年以上)、詩人のmaxを中心とした京都のバンド、elementsが解散。ドラマー、三条通さんの逝去にともなってです。残念。すごく残念。そのライヴには行けなかったけど、今年こそは京都に旅して、メンバーに会ってきたいと思います。これからもそれぞれ、がんばってください。

ポータブルMP3プレイヤー購入
ずーっとずーっと、「アルバム単位で聴かないとアーティストに失礼」「シングルばかりがベストじゃない」などと言っていた僕ですが、バイク運転中にへらへらーと歌っていると、ああじっさいに音を聴きながら歌いたい、と思うようになり、バイク用品屋で偶然めっけたプレイヤーを購入。iPodでもWALKMANでもない、「ポケッティ」というスピーカー付きポータブル・プレイヤー。でもこいつが便利で便利で、使いまくったうえに研究をかさねて自分のサイトのバイクのページに詳しく書いてしまうに至りました。バイク運転中ぐらいいいよね。いわばカラオケ気分ですよ。

(番外)
リラックマが気になって仕方がない
ものっそ急速にいろんな意味で春が訪れたので、いろいろあってリラックマが気になります。ソーラー・バッテリーでゆらゆら首を振るフィギュアを発端に、USBマウス、ぬいぐるみ......などを買ったり買わなかったり。ことあるごとにリラックマ・グッズを見ると気になって仕方がないっす。でも詳しくはバッサリ割愛します。

多忙でいろいろがブッ壊れた
もうね、とにかく時間がなくて。そのおかげで余裕がなくなっちゃって。だからサイトの更新も止まってしまったり、所有音源リストさえ更新できず、CDも聴けず、本も読めず、文も書けず......なのでこれを書いているのも締め切り当日なのですよ。んで、気付けば身長168cmにして体重50.5kg、ウエスト62cmという「オマエは女か? つーか下手な女より痩せてんじゃねーか」状態に。風邪も10日以上治らなかったり、胃がおかしくなって病院に行ったり、趣味だった献血も70回した(「銀色有功章」の杯をもらったよ)ところでなかなかできなくなったり、家族や友人とのすれ違い、交通違反、金がない......などなど、自分のせいなのも含めつつ、いろいろあったなぁ、と。いまはだいぶ落ち着いてきてます。

こんなにも甘いものが好きだったのか、俺は。
前から自覚はあったけど、こんなにもだったのか、という。5号のホール・ケーキ(フツーは4人前だってよ)を3分の1もぺろりと平らげてしまった......同伴者も呆れ顔。むー、だって生クリームが大好きなんだもん。んで喫茶店でもケーキを惜しみなく注文するようになり、お菓子もちょこちょこ買ってくる。甘いもの好きで馬鹿辛も好きで大の酒呑み(しかも喫煙者)ってどうなのよ。けどマメに料理もするし味付けを近しい栄養士さんに誉められたりもするので、舌がブッ壊れてるわけじゃないのです。いつか手作りスイーツを作れるように......ってのはやりすぎですかね。

(received '11.1.31)

KENさんのプロフィール...プログレシヴ・ロック研究サイト『KENの生悟り』管理人。コンテンツの一つである『月の裏側』では、世界で一番詳細な天野月子研究が読めます。

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