−2010年
読んだ本(ノンフィクション) TOP10− by
ヒロくん(師匠) (1)
佐藤健太郎『医薬品クライシス』 2010年に読んだ本のランキングです。今回もフィクションとノン・フィクションに分けました。基本的に、読み返す率が高かったほうを上位にランクしました。 (1)
ま、ウチのギョーカイについての話ですから。ウチのギョーカイで働くからには必携の一冊。2010年は来春に就職予定の学生たちの前で医薬品業界について説明する機会がありましたが、彼らにもこの本を薦めたいと思ったくらいだよ。 ('11.1.6/1.8) ヒロくん(師匠)のプロフィール...中学3年生から高校時代まで1ヶ月に10冊ミステリを読んでた読書熱が甦ってきてしまったこのサイトの管理人。
(2) 鹿取茂雄『封印された日本の秘境』
(3) 羽根田 治『山の遭難―あなたの山登りは大丈夫か』
(4) 城 繁幸『7割は課長にさえなれません』
(5) テリー伊東『なぜ日本人は落合博満が嫌いか?』
(6) 安居良基『世界でもっとも阿呆な旅』
(7) 日本航空グループ・2010『JAL崩壊
ある客室乗務員の告白』
(8) 浅井建爾『なんだこりゃ?! まだまだあるぞ
県境&境界線の謎』
(9) 羽根田 治、飯田肇、金田正樹、
山本正嘉『トムラウシ山遭難はなぜ起きたのか』
(10) 堀 淳一『にっぽん地図歩きの旅
古道、旧道、旧街道』
(2)
前著『酷道を走る』が好調だったらしく、酷道サイト『TEAM酷道』主宰の
よごれん氏による2冊目の本が出ました。今回のテーマは「秘境」で、誰も行かないような秘境がたくさん紹介されてます。深沢峡や耶馬渓の話が特にオモロかった。
(3)
一番オモロかったのは、遭難事件を専門的に取り上げ「遭難ライター」との異名を取る著者が、西表島でホントに遭難しかかったことが記されている序文です(笑)。
(4)
著者のヒット作『若者はなぜ3年で辞めるのか?』の続編的内容。したがって、あまり目新しさは、無い。
(5)
筋金入りの長嶋ファンのテリー伊藤からの落合への熱いエールは嬉しいんだけどねぇ...。テリーが熱く語れば語るほど周囲は醒めてくような気がします。落合には「熱さ」は似合わないのかもしれません。
(6)
エロマンガ島や女体入口など世界各地の珍地名を実際に旅した紀行文。その熱意には感服します。
(7)
「こんな会社、潰れて当然!」と思わさせられますね。著者グループのみなさんは希望退職には応募したんでしょうか?(笑)
(8)
浅井建爾の地理雑学シリーズ最新作。主だったネタはすでに使用済みのせいか、どんどんネタのスケールが小さくなってってるね(苦笑)。
(9)
2009年のトムラウシ山遭難をいろいろな角度から検証した本。著者たちはその道の専門家たちだけど専門的ゆえに専門的な話が多く、羽根田さんひとりに任せた方が面白い読み物になったかも。
(10) 「オブローダー」の偉大なる先人である堀
淳一さんの最新作。富山県南砺市の峠道(旧道)も取り上げてます。