2011年なんでもTOP10

−2011年 ショックだったこと、印象に残ったこと TOP10−

by 拓郎さん

1位 テレビを見ていたら津波に車や家が呑み込まれていった
2位 辺見じゅん先生死去
3位 Facebookを始めた
4位 高校の同窓会に出た
5位 ツイッターのフォローボタンを押してみた
6位 岩瀬浜で花火をした
7位 歩いていたら車から声をかけられ乗せてもらった
8位 合宿していたら大雪になった
9位 スマートフォンを購入
10位 iPadを購入

1位 3月11日、昼過ぎに母とお茶しようとしていたら揺れたかしたのでNHKをつけた。地震だと告げられ、沿岸部や港湾部が映し出されただんだん波が高くなってきて、車が呑み込まれ始め、さらに波は田圃の方にまで遡ってゆき家なども呑み込み始めた。たいへんショッキングな映像だった。そのあとも余震が相次ぎ、東京も揺れているようだった。うちのあたりにも津波通注意報が出て、「津波注意報が出ています」と屋外のスピーカーから注意が促された。その日の夜に母と大沢野であった落語を聞いてきたがちっとも楽しめなかった。そのあとはずっとテレビを見ていた。東日本大震災の名前が決定するまでしばらく時間があったような気がする。

2位 9月21日に、10年間、短歌で師事してきた辺見じゅん先生が亡くなった。ずっと精神的に頼る部分が多かったので、たいへん残念だった。来年には文学館の館長さんにもなられるはずであり、とても残念である。遺してゆかれた結社の弦短歌会が存続すればよいと思う。偲ぶ会に富山と高岡の2回、出席した。

3位 春ごろからFacebookを始めた。使い方がよくわからず、適当に使っていた。高校の同期のTさんがよく僕の投稿にコメントをしてくれていた。現在は友達の数が400人近くになり、Facebookページも運営している。そしてイベントなどにも参加するようになった。

4位 高校は同期会以外出ないものかと思っていたら、Facebookのコネクションサーチで富山高校出身者にいっぱい友達申請していたら、同窓会総会のあとのFacebook同窓会に誘われ参加した。とても料理のおいしい店で、会費がほんとうにあれだけでよかったのかと思っている。

5位 ツイッターはログインするとホームとか@とかいろいろあることに気づかず、しかもフォローボタンを押すと怖いことになりそうなので押していなかったが、フォローを押してみるとタイムランが変わったりして、知りたい情報を簡単に得られることがようやくわかった。返信とリツイートぐらいしかできないが、壁に向かっているような気はしなくなった。

6位 岩瀬浜で夏の終わりに短歌仲間と花火をした。とても楽しかった。打ち上げ花火とかはせずに線香花火などをしていたが、翌日の北日本新聞朝刊に、岩瀬浜で花火などをする人が大勢いて近隣住民は迷惑していると載り、近隣住民として面目なかった。

7位 冬に近所の道をとぼとぼ歩いていたら、車が横に止まり中から若い女性が話しかけてきて、助手席に乗り目的地までの道を教えた。とにかく一時停止をまったく止まらないので焦った。まあ、知り合いが、僕が向かっている目的地に同じ理由で向かっていたということである。

8位 1月に吉峰で合宿をしていたら、初日から大雪になった。なかなか到着せず携帯の電波が届かなくなり、ちょっとヒヤッとさせる女性もいた。帰りも雪で車が埋まり、掘り起こしの作業があった。帰り道では車がいろいろなところに突っ込んでいて、よくみんな無事に帰れたと思う。

9位 スマートフォンとみんないっているし、知り合いがiPhoneを持っていてほしくなったので、docomoのレグザフォンを購入した。機体の値段的にはiPhoneより高くついたような気もする。Facebookやツイッターへの投稿によく使っていた。また旅先での情報収集によく役立った。

10位 Facebookの関係で高校の先輩と環水公園で、同窓会のような集まりをして激しく奨められた。スマートフォンほどは使っていないのだがアプリを使いスケジュール管理などをしている。短歌も詠んでみてメールで送ったりしていた。「自炊」代行業者を利用し電子書籍を読めるようにもした。

(received '11.12.27)

拓郎さんのプロフィール...富山市北部、日本海に面した港町・岩瀬の風物を扱うサイト『岩瀬物語』管理人。ヒロくんとは高校時代に山岳部で(文字どおり)同じ釜のメシを喰った仲。

INDEX