1. 糸魚川─南小谷─信濃大町─松本─甲府　8月10日(土)
　南アルプス登山のため、登山口･広河原までのバスが出る甲府まで出かける際に利用。本来の予定では、富山から糸魚川までは特急『はくたか19号』に乗車、糸魚川からは『青春18きっぷ』利用で、南小谷、信濃大町で乗り換えて松本。さらに上諏訪ゆき最終普通列車に乗って上諏訪駅で臨時急行『アルプス82号』を待つハズだった。ところが、実際には松本までは予定どおりに移動出来たものの、人身事故の影響か篠ノ井線のダイヤが大幅に乱れてた。本来なら私が松本駅に到着する46分も前に出発してるハズの甲府ゆきの普通列車がまだ到着してなかった。松本駅1番ホームはその甲府ゆきの普通列車を待つひとたちであふれ返ってた。ちょうど松本の夏祭り『松本ぼんぼん』の時期の土曜の夜という条件も重なったせいもある。やがて到着した甲府ゆきの普通列車に乗り込む。満員だ。塩尻駅に到着する前に車内アナウンスで「列車遅れまして大変御迷惑をおかけしています。本日、中央西線の列車に接続できません。中央西線方面に乗り換え御予定のお客さまは塩尻駅の駅係員に御連絡下さい」...私が登るのが南アルプスじゃなく中央アルプスか木曽御岳で、この日のうちに木曽福島まで行く予定だったとしたらどうなってただろう?(苦笑)　塩尻から分岐する中央西線はJR東海エリア。JR東日本の列車が遅れてもそしらぬ顔で終電を先に走らすとは、さすがJR東海!!!(苦笑)
　ところで、『青春18きっぷ』には「乗車日が翌日にまたがる場合には、0時を過ぎて最初に停車する駅まで有効です」というルールがある。この約1時間遅れで運転してる甲府ゆき列車は、すずらんの里─富士見間走行中に日付けが変わった。定義通りに言うと、「0時を過ぎて最初に停車する駅」富士見駅で『青春18きっぷ』の効力が切れる。私としては、富士見─甲府間の運賃支払ってもよかったんである。なにしろ当初の予定では上諏訪─甲府間は急行に乗車。上諏訪─甲府間の運賃だけでなく急行料金までが必要なハズだったんだから。それを考えると富士見─甲府間の運賃なんぞ安いものである。ところが待てども待てども車掌は検札に来ないし、甲府駅の改札で「『青春18きっぷ』で乗ってたんだけど」って申し出ても、追加料金要らないっていうし...で丸儲け(笑)。ま、『青春18きっぷ』で何度も旅してると、ダイヤが乱れてるせいで新幹線乗らなきゃいけなくなったことは幾度となくあるから、たまにはダイヤが乱れてるせいで得することもあってもいいんじゃない?(笑)　富山18:16─(はくたか19号)─19:04糸魚川19:22─20:19南小谷21:00─21:47信濃大町21:50─22:46松本23:06?─0:47?甲府

【収支】糸魚川─甲府間は\3,570 で、>\2,300 (\11,500÷5)なので、トクです。糸魚川─上諏訪間なら\2,520 だから、イイ勝負だったのにねぇ(苦笑)。

2. 平岡─天竜峡─飯田─岡谷─松本─信濃大町─南小谷─糸魚川─富山　8月18日(日)
　その南アルプスから下山してきて、バスでJR飯田線平岡駅に出た。平岡駅はいつの間にか温泉施設を併設した立派な駅になってました。バスで平岡駅に出てから飯田方面ゆきの列車が出るまで1時間ほどの待ち時間があった。平岡から天竜峡ゆきの列車に乗る。天竜峡から飯田はワンマンカー。飯田からは快速(ただし、駒ヶ根までは各駅停車)で岡谷へ。岡谷からは長野ゆきの列車に乗って松本へ。平岡から乗り換え時間が短い乗り継ぎばかりで昼食を摂るヒマすらなかったので、わざわざ松本で下車し、松本駅から近いラーメン屋『若大将』で遅い昼食。今年の春のダイヤ改正での大糸線(南小谷─糸魚川間)の減便が響き、松本と富山を行き来するのに大糸線経由も長野経由も大差無くなった。今回は大糸線経由で行く。南小谷駅での待ち時間も、糸魚川駅での待ち時間も、長過ぎ...。11往復が9往復になっただけでこんなにも不便になるのか...。糸魚川から北陸線に乗って、富山に帰着。平岡11:17─11:52天竜峡11:55─12:21飯田12:29─14:34岡谷14:49─15:15松本16:05─17:03信濃大町17:21─18:25南小谷18:58─19:52糸魚川20:46─21:55富山。

【収支】平岡─富山間は\5,780。明らかにトクです。

3. 富山─糸魚川─南小谷─白馬　8月31日(土)
　白馬岳登山のために、JR大糸線白馬駅まで移動する際に利用。ちなみに、この日は白馬鑓温泉でテント泊。富山6:47─7:58糸魚川8:20─9:17南小谷9:34─9:53白馬。

【収支】富山─白馬間は\2,210。90円損してます。ちなみに富山─糸魚川間と、糸魚川─白馬間に分けると、それぞれ\1,280 と \820 になるので、200円の損になります(笑)。

4. 平岩─糸魚川─富山　9月1日(日)
　白馬岳から蓮華温泉に下山してきて、蓮華温泉から糸魚川駅ゆきのバスに乗る。途中のJR大糸線の平岩駅前で下車。この春から?無人になった平岩駅から糸魚川まで大糸線のワンマンカーに乗車。下山して来てから何も食べてないので空腹あまり、糸魚川駅前の『セブンイレブン』で買い出ししたんだけど、平岩駅は無人駅だし、大糸線はワンマンだし...で、『18きっぷ』に入鋏してもらえなかったので、糸魚川駅から出る際に押印してもらいました。だからこの日のハンコは糸魚川駅のものになってます(笑)。わざわざ帰りの列車を1本遅らせてまで腹ごしらえしてから(笑)、富山に戻りました。平岩17:22─17:55糸魚川19:29─20:39富山。

【収支】平岩─富山間は\1,890。410円損してます。ちなみに平岩─糸魚川間と、糸魚川─富山間に分けると、それぞれ \400 と\1,280 になるので、620円の損になります(笑)。

5. 富山─直江津─長野─松本─長野─直江津─富山　9月7日(土)
　夏の『青春18きっぷ』の期限切れをまぢかに控え、消化のために使用(苦笑)。本来なら名古屋方面行くのに使おうと思ったんだけど、寝坊してしまい、松本往復になりました(苦笑)。大糸線(南小谷─糸魚川間)の減便が響き(こればっかり...苦笑)、長野経由での往復になった。松本滞在時間は約50分。『松本WAVE』でのCDと雑誌の購入時間に充てました(笑)。富山9:40─11:30直江津11:46─13:08長野14:03─15:17松本16:11─17:24長野17:27─18:53直江津18:54─20:39富山。

【収支】富山─長野─松本間は\4,310。往復だから\8,620円。\6,320 も得してます!　...と、言いたいところだけど、意味なく乗りつぶしに使っただけだから、マイナス\2,300 です(苦笑)。

【トータルの収支】...正規運賃払った場合の合計(乗りつぶし目的の最後の松本往復は除外)は、\13,450。糸魚川で分割したほうが安つく2つのケースの場合を考慮しても、\13,130。さらに1回目の利用の際のダイヤの乱れが無くて予定どおりに上諏訪まで乗車の場合は、\12,080。トータルでみると、大幅ではないけど、『青春18きっぷ』代\11,500 を考えるとトクしてます。こうして見ると、平岡─富山間の移動が効いてますね。1回でもいいから遠距離乗ると、残りが短距離であったり、未使用のまま残した場合でもトータルではトクすることがよく分かる(笑)。