(選出日:2009.12.23)
76. BULLET FOR MY
VALENTINE--The Poison
新世代メタル・バンドとしてシーンを引っ張る南ウェールズの4人組の1stフル・アルバム。
77. DOVES--Some
Cities
ウィリアムス兄弟を中心とした3人組の3rd。英国のバンドらしい重厚かつ荘厳なポップ。
78. FUNEAL FOR A
FRIEND--Hours
ブレット・フォー・マイ・ヴァレンタインと同郷&友達ながらエモとして扱われる彼らの名作。
79. MARK
GARDENER--These Beautiful Ghosts
アニマルハウスでのダンスビートでライド・ファンを落胆させたマークの、汚名返上的ソロ。
80. H. I. M.--Dark
Light
『ラヴ・メタル』を標榜するスウェーデンのバンドの作品。日本の歌謡曲っぽいところも。
81. IVY--In The
Clear
フランス人女性ヴォーカルを中心を看板に据えた3人組の、みずみずしい心機一転的作品。
82. THE
POSIES--Every Kind Of Light
'90年代に一世を風靡したギタポ・バンドの再結成作。ジョンとケンの作曲能力に衰えなし!
83. OASIS--Don't
Believe The Truth
いつまでも若いままで居られないことを悟ったオアシスが、年齢相当な成熟をみせた作品。
84.
小谷美紗子--Adore
インディー落ちを契機に「小谷美紗子Trio」として3人の固定編成で活動始めた最初の作品。
85.
羅針盤--むすび
山本精一のヴォーカルが味わい深い。ドラマーのCHINAの事故死により、これが最終作に。
86.
Sau'beach--Freedom Of Music
高岡出身の2人を中心としたギタポ・バンドの実質1st。U.S.インディーズみたいな乾いた音。
87. SLEATER-KINNEY--The
Woods
闘う女性バンドを標榜する彼女らが、筋肉モリモリのブ厚いサウンドに深化。この後解散。
88. WEEZER--Make
Believe
リック・ルービン・プロデュースの5th。“Beverly Hills”は'00年代の“We
Will Rock You”?
89. LILY ALLEN--Alright
,Still
'00年ならではのサンプリング主体のポップ・アイドル。あっけらかんとした言動も話題に。
90. 安藤裕子--Merry
Andrew
「不思議ちゃん」的雰囲気を漂わせる女性シンガーの名作。名曲“のうぜんかつら”収録。
91. ARCTIC
MONKEYS--Whatever People Say I Am, That's What I'm Not
'90年代におけるオアシスのように、シーンの流れを変えたU.K.バンドの衝撃的デビュー作。
92. BUILT TO SPILL--You
In Reverse
歪んだギター・ノイズがトレード・マークの彼らが、新機軸を打ち出し始めた変化の1枚。
93. THE
CHARALATANS--Simpatico
'00年代に入って失速感があった彼らが放った久々の快作。全盛期を思わせる充実した作風。
94.
DAUGHTRY--Daughtry (2006)
オーディション番組『アメリカン・アイドル』出身。作られたアイドルとは思えない本格派。
95. THE
DECEMBERISTS--The Crane Wife (2006)
日本の民話『鶴の恩返し』をモティーフにしたコンセプト作。日本盤が出ないのは、犯罪!
96. THE
FUTUREHEADS--News And Tributes
トボケたところが魅力のUK4人組の2nd。フランツのアレックスが好むのも良〜く分かる。
97. I AM
GHOST--Lovers' Requiem
メロコアの総本山『Epitaph』出身の、ヴァイオリストが居るメロコア・バンドの奇跡の1枚!
98.
LOSTPROPHETS--Liberation Transmission
哀愁さあふれる音から、『BURRN!』でスキッド・ロウ風と評判だった新世代バンドの3rd。
99. MUSE--Black
Holes And Revelations
レディオヘッド・フォロワーからスタートした彼らが、独自のサウンドの確立に見事に成功。
100. PRIMAL
SCREAM--Riot City Blues
'94年の『ギヴ・アウト・バット・ドント・ギヴ・アウト』以来、ルーツ・ロックに挑んだ傑作。
101. WE ARE
SCIENTISTS--With Love And Squalor
米国出身なのに英国でウケのよい3人組のデビュー作。この後1人離脱し、現在はデュオ。
102. YEAH YEAH
YEAHS--Show Your Bones
女とは思えない下品なロックを演ってたカレン・Oから、女っぽさが感じられた衝撃の2nd!
103. BLOC PARTY--A
Weekned In The City
人種混成U.K.4人組の大傑作2nd。このアルバムのアタマからの流れは完璧過ぎです。
104. DINOSAUR JR.
--Beyond
仲違いが理由で袂を分かったハズのオリジナル・メンバーが揃った奇跡の再結成アルバム。
105. GOOD
CHARLOTTE--Good Morning Revival
ポップ・バンク・バンドの彼らが、よりポップ・フィールドに踏み込んだ開き直りの1枚。
106.
いきものがかり--桜咲く街物語
元々駅前でアコギのストリート・パフォーマンス演ってた彼女たち。あっという間にBIGに。
107. SAVES THE
DAY--Under The Boards
元々エモの先達的立場だった彼ら。ヴェテランの域に達しても、青臭い音を出し続けてる。
108. 少年ナイフ--fun!
fun! fun!
オリジナル・メンバーは直子さんのみ。これを批判するネガティヴな声も吹き飛ばした快作。
109. BRUCE
SPRINGSTEEN--Magic
E・ストリート・バンドと組み、『BORN IN THE
U.S.A.』以来のロック・アルバム...と大絶賛。
110. WITHIN
TEMPTATION--The Heart Of Everything
ヘヴィ・メタル界の一ジャンルとして定着したシンフォニック・メタルの代表格が放つ傑作。
111.
矢野絢子--あいのうた
地元・高知を根城に地道に音楽活動を続けるシンガー/ピアニストの4th。歌詞が鋭過ぎ。
112. ANBERLIN--New
Surrender
エモが市民権を得た音楽シーンに登場した、ハイ・トーン・ヴォーカルが魅力のポップ・エモ。
113. FEEDER--Silent
Cry
『悲劇のバンド』というレッテルはもう要らない! フィーダーがようやく悲劇前に戻った。
114. JULIANA
HATFIELD--How To Walk Away
地道に活動続けてる彼女。近作にあったダークな感触がなく、往年の輝きを取り戻した。
115. KAISER
CHIEFS--Off With Your Heads
過去の作品にあったバラード調の曲を排除し、ノリのよいユーモラス・ロックでまとめた。
116. MGMT--Oracular
Spectacular
評論家筋に大絶賛をもって迎えられた斬新な音の2人組。ダサいのはユニット名のみ(苦笑)。
117. R. E.
M.--Accelerate
'94年の『モンスター』以来、R. E. M.
が久々に放った熱いロック・アルバム。
118.
SIGH--一瞬の連なり
日本語の響きを大切にした叙情的なロック。元・NAHTのメンバーを中心としたバンドです。
119. MATTHEW
SWEET--Sunshine Lies
『ガールフレンド』など、彼の'90年代の最盛期の作品を彷佛とさせる、久々の快作。
120.THE TING
TINGS--We Started Nothing
男女2人によるエレ・ポップ・ユニットのデビュー盤。ケイティーのヴォーカルに魅力あり。
121. THE AIRBORNE
TOXIC EVENT--The Airborne Toxic Event
脳天気にハチャメチャ演ってるインディー・バンド。毒素はどこまで空気媒介してくのか?
122. CAGE THE
ELEPHANT--Cage The Elephant
U.S.ガレージ・ロック・シーンからまた1つ飛び出して来た新星。荒削りなところが魅力。
123.
福原美穂--RAINBOW
札幌ローカルで成功してた彼女の全国デビュー盤。歌声の力強さに、将来性を感じます。
124.
凛として時雨--just A moment
男女ツイン・ヴォーカルと、静と動のサウンドの対比が面白い3人組のメジャーでの初作。
125. MiChi--UP TO
YOU
日英ハーフの女性シンガーによるエレクトロニクス・ユニットのポップなデビュー作。
126.
MORRISSEY--Years Of Refusal
若いバック・ミュージシャンを起用し、若々しさとハツラツさをアピールした復活盤。
127.
PARAMORE--Brand New Eyes
パラモアの3rd。アヴリル・アヴィーンをパンク寄りにしたようなポップなロックを披露。
128.バニラビーンズ--バニラビーンズ
「オシャレなスウェディッシュ・ポップ」を演らされてる、脱力系女の子2人組の快(怪)作。
129. WHITE LIES--To
Lose My Life...
歌詞の内容が暗過ぎると言われつつも、楽曲じたいはポップなU.K.3人組のデビュー作。
130. THE XX--XX
男女ツイン・ヴォーカルが妖し過ぎる、南ロンドンから登場した新世代ユニットの1st。