ヒロくんズ・チャート
歴代1位獲得作品

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478

Bonnie Pink--Bonnie's Kitchen #1
 レコード会社移籍に伴う契約消化的意味合いを感じさせる作品で、日本語詞の曲を集めたベスト盤。ポニピンのオイシいところはだいたい押さえられてる便利な1枚。個人的には“背中”が好きですね。この後出た英語詞の曲のベスト盤は買うなァ〜ッ!!!
'00.1.26付(#478)から2週連続1位

480

MARINE RESEARCH--Sounds From The Gulf Stream
 ドラムのマシュー・フレッチャーの自殺後、残されたヘヴンリー組は新メンバーを補充し、マリーン・リサーチとして再出発。彼女たちが悲劇にメゲず音楽を続けてくれたことがうれしかったッス。日本盤のみのボーナス曲“I Confess”は名曲!!!
'00.2.9付(#480)から4週連続1位

484

OASIS--Standing On The Shoulder Of Giants
 オリジナル・メンバーのボーンヘッドとギグジーが辞め、いよいよギャラガー兄弟のプロジェクトと化して来たオアシス。ノエル兄貴が歌う“Where Did It All Go Wrong?”と“Sunday Morning Call”の2曲が突出していて、これに救いを見た。
'00.3.8付(#484)から4週連続1位

488

WOLFIE--Where's Wolfie
 ヘヴンリーを聴いてからというもの、シロウト臭いギタポ・バンド(含、女性vo.)が私の『弱点』となっており(笑)、このウォルフィーにも見事に殺られたァ〜! こう呼ばれることを彼らはイヤがってるが、カワイイ音を出す最高のポップ・バンドです。
'00.4.5付(#488)から4週連続1位

492

AC/DC--Stiff Upper Lip
 この誰もが音を作り込む時代にAC/DCがこの新作で選んだプロデューサーは、昔の作品を多数手掛けたジョージ・ヤング。お蔭で今時珍しいほどスカスカに隙き間のある作品に仕上がったため、今の音に慣れた耳には驚くほど新鮮に響いてくるんだワ。
'00.5.3付(#492)の1週のみ1位

493

NO DOUBT--Return Of Saturn
 渋谷クアトロでの初来日公演を観た後、大ブレイク。トップ・アーティストの仲間入りを果たした彼女たちの待望の作品。4年ぶりの再来日は ZEPP TOKYO 2 days で、もはや『みんなのノー・ダウト』になってしまった淋しさを感じてます(笑)。
'00.5.10付(#493)の1週のみ1位

494

椎名林檎--勝訴ストリップ
 いやぁ〜、あの巻き舌は何度聴いても反則だと思いますね。ウチの母はその巻き舌と看護婦コスプレ、ベンツ真っ二つを「イヤラしい!」と徹底的に嫌ってます(笑)。この作品、ちょっと古臭いギミックを使ってるとこがマイナスだけど、後世に残る傑作!
'00.5.17付(#494)の1週のみ1位

495

SOPHIE ZELMANI--Time To Kill
 前作発表後、女児を出産。デビュー作のジャケ写では『永遠の少女』だったソフィーもママに...。この作品、凄く地味。誰かに話し掛けるようなソフィーの歌い方もあって、朗読にメロディくっつけた感じさえする。もうみずみずしさは期待できない?
'00.5.24付(#495)の1週のみ1位

496

SLEATER-KINNEY--All Hands On The Bad One
 私が自信をもって2000年現時点で最強ロック・バンドに認定する女性3人組・スリーター・キニーの5作目。フェミニズムの旗を掲げて勝ち目のない戦いを挑む悲愴感がいつも漂ってた彼女たちから、その悲愴感が払拭され、新たな段階を踏み出した作品。
'00.5.31付(#496)から2週連続1位

498

STARLING--Sustainer
 カナダの男性4人によるギター・ポップ・バンドの作品。ティーンエイジ・ファンクラブやファウンテインズ・オブ・ウェインみたいな音を出していて、個人的には大いにハマってるのだけど、世間はまだこのバンドを発見してないようで...。早く目を覚せ!
'00.6.14付(#498)の1週のみ1位

499

BAD RELIGION--The New America
 『メロコアの帝王』バッド・レリジョンの11th。プロデューサーは何と、トッド・ラングレン! ミキサーはボブ・クリアマウンテン...とポップの王道をゆく人ばかり起用した影響は大き...いや、全然無く、いつもながらのバッド・レリジョン節だ(笑)。
'00.6.21付(#499)の1週のみ1位

500

BELLE AND SEBASTIAN
--Fold Your Hands Child, You Walk Like A Peasant
 ベルセバの4枚目の傑作。前作『THE BOY WITH THE ARAB STRAP』のようなクライマックスが用意されておらず、淡々と音が流れていくさまはベルセバの1枚目の傑作『天使のため息』に近い感触。どこを切ってもベルセバ...そんな作品。
'00.6.28付(#500)の1週のみ1位

501

JULIANA HATFIELD--Beautiful Creature
 ソロとバンド名義の作品と2枚同時に作品をリリースしたジュリアナ。ソロ名義のほうはアコースティック色が濃いほのぼのとした作風に仕上がった。“Somebody Is Waiting For Me”って歌ってるけど、みんなアナタのことをいつも待ってるよ〜♪。
'00.7.5付(#501)から4週連続1位

505

JULIANA'S PONY--Total System Failure
 ソロ名義での作品と同時リリースのバンド名義の作品。こちらのほうはノイジィなギターで幕を開けるダークな作風。『ビューティフル・クリーチャー』とは『陽と陰』の関係にある作品。ウィーザーの新ベーシストのマイキー・ウェルシュが参加。
'00.8.2付(#505)の1週のみ1位

506

SAINT ETIENNE--Sound Of Water
 トーレ・ヨハンソン・プロデュースのタンバリン・スタジオ録音の前作『グッド・ユーモア』でガーリィ・ポップに挑戦した彼女たち、この作品では近年のエヴリシング・バット・ザ・ガールのような洗練されたオトナのサウンドを目指してます。
'00.8.9付(#506)から2週連続1位

508

A PERFECT CIRCLE--Mer De Noms
 TOOLのヴォーカリスト、メイナード・ジェイムズ・キーナンの サイド・プロジェクトの1作目。TOOLというと、モダン・ヘヴィネス扱いされるが、この作品で聴けるのはメロディがしっかりした歌モノ・ロック。モダン・ヘヴィネスというより、ゴシック。
'00.8.23付(#508)から3週連続1位

511

MANSUN--Little Kix
 今までの作品には、無意味に長かったりして自己満足的な展開をする曲があったマンサン。この3rdからはそんな部分を徹底排除。楽曲の良さのみに勝負をかけた意気込みを感じた。ポール・ドレイパーの爬虫類ヴォーカルも控えめで、かなり聴き易い。
'00.9.13付(#511)の1週のみ1位

512

ZEBRAHEAD--Playmate Of The Year
 『フジ・ロック』に出演してからすぐにリリースされた待望の2nd。前作『ウェイスト・オブ・マインド』と比べると、アリのラップがかなり抑え目で、ギター兼ヴォーカルのジャスティンが目立ちまくる作風。陽気な今ふうのアメリカン・ロックです。
'00.9.20付(#512)の1週のみ1位

513

HEATHER NOVA--Wonderlust (Live)
 私にライヴを観ることの楽しさを教えてくれたひと(笑)ヘザー・ノヴァのライヴ盤。日本では長らく御無沙汰だけど、あの日演ってくれたブルース・スプリングスティーンの“I'm On Fire”が収録されてるのを聴くと、感動が蘇ってきます(笑)。
'00.9.27付(#513)から4週連続1位

517

RADIOHEAD--Kid A
 まさか!の英米同時制覇(チャートNo.1)を果たしたレディオヘッドの問題作。昔からのファンならともかく、この作品で初めてレディオヘッドを聴いたひとは、この作品の聴きどころが解っただろうか? 『O.K.コンピューター』とセットで聴くべし!
'00.10.25付(#517)から3週連続1位

520

SARAH BRIGHTMAN--La Luna
 クラシック界で『名ソプラノ』との名を馳せるサラが、ポップス畑に進出して3作目になる作品。“Scarborough Fair”のカヴァーや、“Moon River”を取り上げてるのがアザトく感じたりしますが、美しいものは素直に美しいと認めましょう(笑)。
'00.11.15付(#520)から2週連続1位

522

LIMP BIZKIT--Chocolate St☆rfish And The Hot Dog Flavored Water
 今『世界一毀誉褒貶が激しいアーティスト』リンプ・ビズキット。あまりのバッシングの酷さに「リンプ・ビズキットなんか聴いちゃいけないんだ」と悔い改めようとするんだけど(笑)『MI-2』のテーマ曲“Take A Look Around”とか、やっぱイイわ。
'00.11.29付(#522)の1週のみ1位

523

GEDDY LEE--My Favorite Headache
 RUSHのヴォーカリスト/ベーシスト、ゲディ・リーのソロ。「RUSHの21枚目のアルバム」って言われたら信じ込みそうなほど『RUSH』してる(笑)。RUSHのアルバムでいうと『ロール・ザ・ボーンズ』風の作品。ドラムにマット・キャメロンが参加。
'00.12.6付(#523)...記念すべき10周年の1位獲得!!!
'00.12.6付(#523)から4週連続1位

(2000.6.22/2000.11.29)

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