ヒロくんズ・チャート
歴代1位獲得作品

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1990
1

MEGADETH--Rust In Peace
 記念すべき第1週目はメガデスだった(笑)。当時、インテクチュアル・スラッシュ・メタルと呼ばれてた彼らのひとつの完成形が示されてる。この後の作品は個人的にはツラかったが、最新作『リスク』ではボン・ジョヴィ並のポップさにビックリ!
'90.12.5付(#1)から2週連続1位

3

QUEENSRYCHE--Empire
 大出世作となったコンセプト・アルバム『オペレーション・マインドクライム』の余韻で大ヒット作したアルバム。彼らもRUSHと同じく、知的な音の構築美が堪能出来るバンドだったが、ここ最近のグランジ路線は、巷の評価と同じく、ピンときません。
'90.12.19付(#3)から3週連続1位

 

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6

RUSH--Presto
 '89年リリースの16thが何故かここで1位を獲得。彼らの数ある作品の中で最も地味で影が薄いアルバムかも。ゲディ・リーの『黒メガネの按摩サン姿』も衝撃的で、印象悪い(笑)。とはいえ“Show Don't Tell”のイントロはいつ聴いてもカッコイイ。
'91.1.9付(#6)の1週のみ1位

7

LUSH--Gala
 彼女たちの初期EPの編集盤。よく私は、「RUSHとを間違えて、LUSHを聴いたお蔭で音楽の趣味が変わった」と言ったりするけど、これはギャグで、最初からLUSHとして聴いてましたよ。ただしバンド名に惹かれたことは間違いないケド(笑)。
'91.1.16付(#7)から4週連続1位

11

KING'S X--Faith Hope Love By King's X
 『メタル版ビートルズ』という妙な呼ばれかたが災いし、最後まで人気がブレイクしなかった3人組の3rd。スピリチュアルな部分が多い音楽性のため、取っ付きにくいのは確かだが、彼らの音楽に対する真面目さがブレイクを妨げたのだとしたら残念。
'91.2.13付(#11)から3週連続1位

14

STING--The Soul Cages
 亡くなった父へ捧げられた鎮魂のアルバムで、全体的に重苦しい作風。先行シングルの“All This Time”だけを聴いて、「ポリス時代のようなスティングが戻って来た!」と喜び勇んでこれを聴いたひとはあまりの重さに悶絶したという話もある(笑)。
'91.3.6付(#14)から4週連続1位

18

GREAT WHITE--Hooked
 ←のジャケットは輸入盤で、国内盤(廃盤)では巨大な碇に素裸の女性が引っ掛かってる構図になっていた(笑)。オンナの裸に寛容な国なんですね、日本は(笑)。前作『トゥワイス・シャイ』のヒットの余韻もあってそこそこヒットしたアルバム。
'91.4.3付(#18)から3週連続1位

21

R.E.M.--Out Of Time
 B-52'sのケイト・ピアソンやラッパーのKRS-1など多彩なゲストを迎えて作られたアルバム。今までのR.E.M.のイメージを覆すような脳天気に聞こえる曲があったりして、イマイチ評判が良くないけど、私はこのアルバムこそR.E.M.の代表作だと思うね。
'91.4.24付(#21)から8週連続1位

29

DINOSAUR JR.--Green Mind
 私の音楽の趣味をオルタナ寄りに変えた決定的な1枚。これを聴いた時、「こんな音楽があったのか!」と随分新鮮に聴こえたし、「これぞロックだ!」と思った。「前作『Bug』で彼らは終わった」と言うマニアも居るが、そんな妄言には耳を貸すな!
'91.6.19付(#29)から5週連続1位

34

SKID ROW--Slave To The Grind
 スキッド・ロウについて語る時、どうしてもヴォーカルのセバスチャン・バックのルックスの良さから『顔だけのバンド』という見方が邪魔をする。このアルバムの前半のパンク・スピリットには凄いものがあるのに...。彼らも時代に揉まれ空中分解...。
'91.7.24付(#34)から2週連続1位

36

ELECTRONIC--Electronic
 ニュー・オーダーのバーナード・サムナーと元・スミスのジョニー・マーが組んだプロジェクト。私はこの作品は優れてると思うけど、スミス・ファンの中には「スミスの名曲をあんなに書いたマーがこの程度の曲しか出来ないなんて...」と嘆く声も。
'91.8.7付(#36)から2週連続1位

38

ALICE COOPER--Hey Stoopid
 イイ年して『ヘイ、馬鹿!』と世間を小馬鹿し続けるアリスの姿勢を、当時『rockin' on』誌では『歌う海パン刑事』と表現していた(笑)。アリスは自殺しようとする少年たちに向かって『ヘイ、馬鹿!』と言ってんだけど、そう聞こえないのが人徳(笑)。
'91.8.21付(#38)から5週連続1位

43

RUSH--Roll The Bones
 ラップを取り入れたり、久し振りにインストを収録したりと話題にあふれた通算17作目。勘のイイかたならお気付きだと思うけど、このホームページの名前『Spill The Beans!』はこのアルバム・タイトルのもじりだったりします(笑)。
'91.9.25付(#43)から8週連続1位

51

JOHN MELLENCAMP--Whenever We Wanted
 
永年の懸案だった『クーガー』が名前から外れてから初めての作品。絵画に凝ったり、どんどんアーティスティックな方向に進んでるのに、ここ日本ではいまだにポップ・ シンガーのジョン・クーガー・メレンキャンプのイメージで語られる彼って...。
'91.11.20付(#51)から3週連続1位

54

VOIVOD--Angel Rat
 カナダのケベック州出身の元スラッシュ・メタル、今プログレ・メタル・バンドのアルバムで、プロデューサーはRUSHのアルバムを11枚手掛けたテリー・ブラウン。“Panorama”の疾走感、“The Prow”のポップさは捨て難い! 私の『ウラ名盤』。 
'91.12.11付(#54)から2週連続1位

56

LISA STANSFIELD--Real Love
 前作『アフェクション』から“All Around The World”がヒットし大ブレイクしたリサ・スタンスフィールド。前のアルバムのヒットの余韻でこの2ndもヒットしたが、以後急に影が薄くなったような...。目もとのホクロがチャーム・ポイントですね。
'91.12.25付(#56)から2週連続1位

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