2001年なんでもTOP10

−2001年 カネ返せ!アルバム TOP10−

by ヒロくん

(1) STEPHEN MALKMUS『Stephen Malkmus』
(2) ECHOBELLY『People Are Expensive』
(import : Fry Up FRYUPCD-003)
(3) SUGAR RAY『Sugar Ray』
(4) THE CHARLATANS『Wonderland』
(5) THE SUICIDE MACHINES『Steal This Record』
(6) ANI DIFRANCO『Revelling/Reckoning』
(7) SPARKLEHORSE『It's A Wonderful Life』
(8) FRANK BLACK AND THE CATHOLICS『Dog In The Sand』
(9) ROCKET FROM THE CRYPT『Group Sounds』
(10) SLIPKNOT『Iowa』

 去年も書いたけど、『カネ返せ!アルバム』というと刺激が強すぎる表現ですが、ホントのところは別にカネ返せ!とまでは思っていません(笑)。『前作がある程度よかったから期待して新作買ったら、期待してたほどの内容じゃなかったな...とガッカリしたアルバム TOP10』じゃあ面白くないからワザと挑発的なタイトル付けただけに過ぎません。過剰に反応しないように(笑)。
(1) ...などといいつつも、このアルバムには言いたいこと山ほどあります(苦笑)。決して悪い作品じゃないんだけど、絶頂期にあったペイヴメントを壊してまでソロ活始めて作る作品じゃないだろう? ペイヴメントというバンドででも出せた音じゃないかッ! 金は返さなくてもいいから、ペイヴメントを返せッ!!!(笑)
(2) 4枚目にあたるこのアルバムからレコード会社を自ら運営するインディ・レーベルへ移籍。心機一転再スタートを切ったソニアたち。だけど、'95年くらいにあれだけ「ソニア可愛い〜☆!!!」って騒いでた雑誌『rockin' on』などの音楽メディアは静観し、無視を決め込んだ。おかげでこの作品は日本盤が出てないんだけど、「あれだけエコーベリーを持ち上げてた『rockin' on』が彼女たちの再スタートを後押ししないのはけしからん!!!」と義憤を感じてた私。だけど音聴いたら、『rockin' on』などが彼女たちの再スタートを後押ししないのが納得出来た...。サウンドがダークになり、昔のみずみずしさが欠落した彼女たちに愕然...。
(3) 昔のバカしたい放題バカやってたころが懐かしい...。
(4) 前作『アス・アンド・アス・オンリー』で歌モノ路線を押し進めたシャーラタンズが突如、黒っぽいグルーヴ路線に方向転換。ティムたちがこのアルバムで何やりたかったのか、いまだに理解出来ません...。
(5) 良かったのは
アルバム・ジャケット(笑)とR. E. M.の“世界の終わる日”のカヴァーだけ。
(6) 地味〜な楽曲ばかりが並ぶ2枚組。
(7) 前作『グッド・モーニング・スパイダー』の印象があまりにも強過ぎ、ギターのノイズを脱ぎ捨てたこの作品に愕然...。
『オススメ・ディスク』のところのStereo Fabrication of youthの紹介文を「SPARKLEHORSE」から「SPARKLEHORSE『Good Morning Spider』」に慌てて変更(苦笑)。
(8) ソロ時代はともかく、カソリックス名義になってからは...(以下、略)。これ以上、『元・ピクシーズ』の看板を汚さないでください...(泣)。
(9) ドラマーのアトムの脱退にもショックを受けたぶんを割り引いても、『スクリーム、ドラキュラ、スクリーム!』の頃の『馬鹿の国から馬鹿を布教しにやってきた』ような有無を言わせぬ豪快感が減退し、肩透かし喰らいました。
(10) どこがイイのか、全然解らない...(泣)。とっかかりがないです...。

( '02.2.2/2.4)

ヒロくんのプロフィール...このサイトの管理人。2001年は計31回ライヴに足を運んだ音楽マニア。2002年はライヴ出没回数を減らし、まっとうな生活に近付ける努力を始める予定。

 

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