−2009年
『山さ行がねが』のレポート TOP10− by
ヒロくん(師匠) (1) 寺家北隧道(仮) 2009年も廃道サイトの閲覧に夢中になった私・ヒロくん(師匠)(苦笑)。数ある廃道サイトのなかの最高峰といえるサイト『山さ行がねが』(通称『山行が』、管理人・ヨッキれんさん)に2009年にアップロードされたリポートのなかで、個人的に面白かったレポートのTOP10です。 (1)
私の地元・富山県にある廃トンネルのリポート。全国の『酷道・険道』マニアに有名な池原トンネルの近くにあるけど、まったく無名の存在で、地図をじっくりみないと存在に気付かない(苦笑)。私も地形図みてだいぶ前からその存在に気付いてましたが、現地訪問が出来ずにいましたが、ヨッキれんさんに先を越されてしまいましたね...(苦笑)。 他には「神奈川県道701号大山秦野線」、「国道128号旧道
おせんころがし」、「飯田線旧線
旧第一久頭合隧道」、「飯田線旧線
向皆外隧道」、なかなか完結しない「国道158号旧道
沢渡〜中ノ湯」なども面白かったです。 ('10.1.15) ヒロくん(師匠)のプロフィール...1年で10
kgの減量に成功し、腹囲もマイナス10 cm
となり、メタボ検診を無事にくぐり抜けたこのサイトの管理人。
(2) 岩瀬秋町線(御母衣湖右岸道路)
(3) 六厩川橋攻略作戦
(4) 国道291号 清水峠(新潟側) <リベンジ編>
(5) 静岡県道288号 佐久間大嵐線
(6) 飯田線旧線 中部天竜〜大嵐
(7) 国道156号旧道 内ヶ戸歩危
(8) 神岡軌道 第二次探索 杉山編
(9) 旧稲又川橋
(10) 大多喜町横川の謎の橋
(次点) 国道410号 松丘迷走区
(2)〜(3)
岐阜県飛騨地方の庄川上流にある御母衣ダムのダム湖(御母衣湖)に架かる橋・六厩川橋。この橋に到達可能な道路は3つあるけど、3本が3本とも廃道という恐るべきロケーションにある。この橋を目指すリポートなんだけど、橋への途中にある秋町隧道が水没(トンネル内が陥没し、水が貯まってる)しており、首まで水に浸りながらもトンネルくぐり抜けにチャレンジ(水が深く、通り抜けは失敗に終わるけど)するなど、体を張ったレポートが読めます。この橋についても、国土地理院の1:25,000&1:50,000地形図みて早くから存在に気付いてたけど、またヨッキれんに先を越されたな(苦笑)。
(4) 前回のランキングで1位となった「国道291号
清水峠
新潟側」では途中で踏破断念を余儀なくされたけど、1年後に別ルートから再挑戦を試み、見事に目的を果たした。こんな酷い道をいつまでも国道指定にしとくなよ、国土交通省!(苦笑)
(5)〜(6)
静岡・愛知・長野の3県にまたがる佐久間湖(天竜川の佐久間ダムのダム湖)に沈んだ飯田線旧線と、そのダム湖の左岸道路であり、すでに静岡県からも県道指定を解除されてる元・県道のレポート。静岡県道288号といえば、『険道』の代表格であり、過去にも通り抜けレポートが存在しますが、現状が確認出来て興味深かったです。
(7)
これまた私の地元・富山県に近い岐阜県白川村にある国道156号の旧道。国道156号の現道の椿原橋を通る度に見えてる黄色い橋(旧椿原橋、正式名は馬狩橋)も紹介されてます。
(8)
前年から続いてる神岡軌道シリーズ。前年のNagajis氏との探索の際に端折った部分を再訪し、いくつもの新発見をしています。
(9)
南アルプス・白根南稜の笊ヶ岳に登りに行った時に、雨畑川流域に行ったことがあるので、興味を持って読みました。ギリギリ辛うじて橋脚から落ちずに残ってるガーターに驚嘆。突風が1回でも吹けば、すぐにでも落ちそう...(苦笑)。
(10)
確かに、謎の橋だ(苦笑)。タネを明かせば、「ゴルフ場開発の夢の痕」のようです。
(次点)
いくつかの既存の県道をつなげて、暫定的に国道指定し、その後の改良も進まないがためにこんなケッタイな国道が残ってしまうという好例...っつうか、全然「好」ましいことじゃないよね、これって(苦笑)。
ヨッキれんさんは、池原トンネル、神岡軌道笹津〜猪谷間、国道156号線旧道などの富山県内の物件の取材をすでに終えてるそうで、2010年はこれらの(私にとって)身近な物件のレポートの発表を期待したいところです(笑)。