2010年なんでもTOP10

−2010年 ボーナスDVDがよかったCD TOP10−

by ヒロくん(師匠)

(1) いきものががり『いきものばかり〜メンバーズBESTセレクション〜』
(2) BENI『Jewel』
(3) くるり『言葉にならない、笑顔を見せてくれよ』
(4) OASIS『Time Flies...1994-2009』
(5) Salyu『MAIDEN VOYAGE』
(6) ASIAN KUNG-FU GENERATION『マジックディスク』
(7) BONNIE PINK『Dear Diary』
(8) LIV MOON『Covers〜Scream As A Woman〜』
(9) SARAH McLACHLAN『Laws Of Illusion』
(10) ANBERLIN『Dark Is The Way, Light Is A Place』

 音楽ネット配信に負けないように...と思ってるのか、最近多いのが「初回盤限定ボーナスDVD付き」というCDが多くなってきてます。せっかくDVDが付いてきても私は殆ど観ませんが(爆笑〜!!!)、このランキングを作るため、自分が買った2010年にリリースされたCDのボーナスDVDを全部みたよ。ということで(苦笑)、中身をちゃんと観て内容が充実してると思ったDVDのランキングです。ボーナスというからにはなんらかのプラスアルファや工夫が必要と感じますので、ただプロモを集めただけってヤツは評価が低くなります。なお、MiChi.の“All about the Girls〜いいじゃんか Party People〜/Together Again”は、最初からボーナスDVDを目当てに買ってるので、ランク対象外としてます。観ることがほとんどないのに付いてきちゃったモノのランキングってことで。

(1) 架空のオンガク情報バラエティ番組「イキイキTV」を2回分(第1回と最終回)収録。メンバー間のボケとツッコミはヘタなお笑い番組よりも面白く、彼らのファンじゃなくても楽しめる内容。このアルバムのための録り下ろしであり、お金もかかってる。ノリにノッてるアーティストの余裕が感じられます。
(2) またプロモ集か...と思ったら、プロモ・ヴィデオは2曲のみで、2010年秋の『Lovebox Tour』のドキュメンタリーが大半を占める。ツアーの準備段階のダンス・トレーニング、振り付けの練習、衣装選択からリハーサルの模様と、ツアー初日の福岡と次の名古屋公演までの模様をBENIへのインタヴューを交えながら密着。エンディングでは「To be continued」になってたから、おそらくこの後ライヴDVDが出るのでしょう(笑)。
私も観に行ったZEPP FUKUOKAでのライヴのシ−ンではもしかして自分が写ってやしないかと探したけど、映ってなかった(苦笑)。ダンサーのリハの場面で、男性ダンサーが着てるTシャツの柄にぼやしが入ってるのが笑えた。商品化する映像ソフトに入ってたらマズいモノでも描かれてたのでしょうか? 謎だ。
(3) 『言葉にならないDISC』というDVDが付いてます。プロモ2つに「スペシャル」というコンテンツが準備されていますが、この「スペシャル」というのがクセモノ。結成時からの くるりの蔵出し映像や過去の楽曲のプロモなど全部で50種類ほどの映像がランダムに出て来る仕組み。あくまでもランダムなので、全種類観ようとするともの凄く大変な筈です。全種類観たファンはどれくらい居るのでしょうか?(笑) 蔵出し映像の中身は、「バナナ芸」とか「喫茶くるり」などバカバカしいものが大半で、笑える。
(4) 歴代シングルのプロモ集に、副音声としてノエル(とリアム)のコメント付き。ノエルによるプロモ撮影の悪口が延々と続く(苦笑)。プロモを観るファンがどれだけ居るのか知らないけど、私はプロモを観るのが嫌いだし、ミュージシャンもプロモ制作がイヤなら作らなきゃいいのに...と思ってしまった。作るだけムダ。
(5) それまでの彼女のキャリアを総括する内容だった'09年2月10日の武道館でのライヴの模様をほぼ丸ごと収録し、2時間モノのライヴ映像。これだけのマテリアルを初回限定ボーナス・ディスクにしてしまうのは勿体無い!
(6) ニューヨーク・レコーディングの模様に密着。“イエス”と“サンライズ”の2曲についてベーシック・トラックから歌入れ、ミキシングに至までの過程を追跡してて、レコーディングってこーゆーふーに行われるんだぁ...と勉強になります。後藤が歌入れしてる間、他のメンバーたちだけで観光に(っつうか、メシ食いに...笑)行ってるのが笑えた。ギター兼リード・ヴォーカルって損な役廻りなんですね(苦笑)。
(7) 2009年の『ONE』のツアーのうち7月31日の赤坂BLITZの模様を部分収録。15曲中13曲が『ONE』からの曲で、実際に演奏された曲から“Heaven's Kitchen”とか“A Perfect Sky”とかを落としたことを考えると、どーせなら『ONE』からの曲を落とせばよかったのに...と、思う(苦笑)。“Last Kiss”のギター弾き語りが収録されてるのが、目玉。
(8) プロモとライヴ映像を収録。プロモは同じ日・同じ場所でまとめ録りしたみたいで、アテレコしてるバック・バンドがみんな同じメンバー(全員女性)で同じ服装。このプロモ観たひとから、LIV MOONって全員女性なんだ〜〜〜と勘違いされちゃいそうだ(苦笑)。ライヴ映像を観れば分かるとおり、実際のライヴでアカネ・リヴのバックを固めるバンドはメンバー全員男性です。
(9) 輸入盤オンリーのデラックス・エディション。サラへのインタヴューとホーム・スタジオでのピアノ弾き語りで構成。これまた日本語字幕や吹き替えがあるワケでもないから必死に英語を聴いたけど、元夫で元バンドのドラマ−だったアシュウィン・スードについては何も語ってないようです(苦笑)
(10) 輸入盤。メンバーへのインタヴュー、プロモ2本(“Impossible”と“We Owe This To Ourselves”)、“Impossible”のプロモのメイキング・ヴィデオで構成。輸入版で日本語字幕や吹き替えがあるワケでもないのでインタヴューは役に立たないが、“Impossible”の、男が銀玉を吐く不思議なプロモのメイキングを観て「こーゆー仕掛けになってんだ〜〜〜」と勉強になった(笑)。ヴォーカルのスティーヴン・クリスチャンが髪切ってドン・ヘンリーみたいな風貌になってビックリ!

('11.1.24/1.25)

ヒロくん(師匠)のプロフィール...中学3年生から高校時代まで1ヶ月に10冊ミステリを読んでた読書熱が甦ってきてしまったこのサイトの管理人。

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