続・私的には『ベルセバとジュリアナ対決!』
 昨日(5月30日)、話題にしたとおり、通販で買ったジュリアナ・ハットフィールドの新譜が5月30日に宅配便で手許に届き、その一方でベル・アンド・セバスチャンの新譜が店頭に並んだ。

JULIANA HATFIELD--Beautiful Creature

(import : Zoe 01143-1011-2) *国内盤は6月リリース
1. Daniel 2. CLose Your Eyes 3. Choose Drugs
4. Cool Rock Boy 5. Don't Rush Me 6. Slow Motion
7. Might Be In Love 8. Somebody Is Waiting For Me
9. Until Tomorrow 10. The Easy Way Out 11. Hotels
12. When You Loved Me 13. Cry In The Dark

JULIANA'S PONY--Total System Failure

(import : Zoe 01143-1012-2) *国内盤は6月リリース
1. White Trash 2. Metal Fume Fever 3. Houseboy
4. Road Wrath 5. Let's Get Married 6. Breeders
7. My Portegee 8. Total System Failure 9. The Victim
10. Using You 11. Leather Pants 12. Noblesse Oblige
11. Ten Foot Pole

BELLE & SEBASTIAN--Fold Your Hands Child, You Walk Like A Peasant

(国内盤 : 東芝EMI VJCP-68186)
1. I Fought In A War 2. The Model
3. Beyond The Sunrise 4. Waiting For The Moon Rising
5. Don't Leave The Light On Baby 6. The Wrong Girl
7. The Chalet Lines 8. Nice Day For A Sulk
9. Women's Realm 10. Family Tree
11. There's Too Much Love

 私の手に入る日までまったく一緒のベルセバとジュリアナ。ますます私のなかでの『ベルセバ vs. ジュリアナ』という図式に拍車がかかっている(笑)。
 で、早速音のほうを聴いたんだけど、まずはジュリアナ。ジュリアナは2枚同時リリース。一応『Beautiful Creature』のほうはソロ名義で、『Total System Failure』はJULIANA'S PONYというバンド名義となってます。実はこの2枚、クッキリとサウンドが異なってる。ソロのほうは大人しめのポップ・ソングばかり収められていて、彼女の過去の作品と比較すると、ソロ・デビュー作の『ヘイ・ベイブ』に一番近いかもしれません。こちらでは彼女はベースもプレイしていて、ブレイク・ベイビースを彷佛さてます。
 もう一方のバンド名義のほうでは、ジュリアナはヴォーカル兼ギター。あとベースとドラムの2人を加えたトリオ編成です。この『トリオ編成』もブレイク・ベイビースやザ・ジュリアナ・ハットフィールド・スリーを思わせますが、音のほうはというと、前作『ベッド』の延長線上にあるヘヴィーなギターがギュンギュンのサウンド。今の時点での印象を言うと、1枚はソフト過ぎで、もう1枚はラウド過ぎ。この2枚のCDを1曲ずつ交互に聴いたほうがバランスよく聴こえるかもしれません(笑)。

 ベルセバの『わたしのなかの悪魔』。『どこを切っても金太郎...の金太郎飴』みたいに『どこを聴いてもベルセバ印べったり』のサウンド。『THE BOY WITH THE ARAB STRAP』の時にあった新機軸は今回あまり聴かれず、誰もがベルセバ...と聞いて思い出すような曲ばかり。今回はイゾベルがヴォーカルを担当する割合が増えたような印象があります。

 ...ということで、まだ3枚とも3回ずつしか聴いていないんだけど、その3回ずつ聴いた時点での印象をちょっと書いてみました。『HIRO-KUN's CHART』通算500週目の1位にはいったいどちらが輝くのでしょうか?
 
聴き込んでいくうちに印象が変わったり、新しく何かを発見したらまた話題に取り上げたいと思います。

(2000.5.31)

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