男の哀愁、バッド・レリジョン
バンド結成が1980年というから、今年でデビュー20周年を迎えることになるバッド・レリジョン。自分たちのレコードを世に送り出すために『Epitaph』レーベルを設立、最初の5〜6年は活動が不安定だったものの、'88年リリースの『サファー』からバンドを軌道に乗せ、後続に大きな影響を残して『メロコアの帝王』とまで呼ばれるまでに大きな存在になった彼ら。私が初めてバッド・レリジョン聴いたのは1996年の『ザ・グレイ・レイス』からで、ハッキリ言って遅い!(笑) '94年に彼らがメジャー・デビューして、日本盤がEPICから出るようになった時、新星堂チェーンが『Epitaph』レーベルのアーティストを大プッシュしてたことがあったけど、あの時(『ストレンジャー・ザン・フィクション』リリース時)に聴いとくべきだった...と今でも残念に思う。ってのは、2年もの間、バッド・レリジョンの素晴らしい音楽を知らずに無為に時間を過ごしてたから(笑...ちょっと大袈裟かな?)。 80-85 (国内盤 : EPIC ESCA-6142) Into
The Unknown (廃盤) Suffer (国内盤 : EPIC ESCA-6153) No
Control (国内盤 : EPIC ESCA-6154) Against
The Grain (国内盤 : EPIC ESCA-6141) Generator (国内盤 : EPIC ESCA-6111) Recipe
For Hate (国内盤 : EPIC ESCA-6112) Stranger
Than Fiction (国内盤 : EPIC ESCA-6057) The
Gray Race (国内盤 : EPIC ESCA-6385) No
Substance (国内盤 : EPIC ESCA-6949) The
New America (国内盤 : EPIC ESCA-8152) オマケ (import : Atlantic
83067-2)
で、私がバッド・レリジョンにハマったのは、『ザ・グレイ・レイス』聴いてからだけど、キッカケはドライヴ中。(最近のアルバムはともかくとして)彼らの音楽ってドライヴのBGMにうってつけなのよね。彼らの曲聴きながらクルマを転がしてると、気分がイイものだから思わずアクセル踏む足に力が入り...って、みなさん法定速度を守りましょう!(笑) 私のほかにもドライヴ中にバッド・レリジョン聴いてハマった...っていうひとは結構居るみたいよ。
で、ドライヴのBGMに最適な(笑)速さもさることながら、彼らの曲の魅力っていうのが『男の哀愁』漂うもの悲しいメロディー。私が好きこのんで使う表現に『長渕 剛の曲を3倍の速さで演奏したような』ってのがあるんだけど(笑)、『ザ・グレイ・レイス』聴いたとき、ホントにそう、マジに思ったもん(笑)。バッド・レリジョンがこのようなパンク・サウンドに哀愁漂うメロディーを乗せる音楽をやり始めたから、『メロディック・ハードコア』...略して、メロコア...と呼ばれるジャンルが世の中に誕生したといって過言じゃないくらい。オリジネイターだったワケだ。その後登場したオフスプリングなんかは『バッド・レリジョンのパクリみたいなモン』と言われても仕方ないほど影響受けてるし...(笑)。
ということで、その『メロコアの帝王の足跡』をたどると...。
曲名が赤色はグレッグ・グラフィンの曲、青色はミスター・ブレットの曲、緑色は他のメンバーの曲、赤色太字はグレッグ・グラフィンとブライアン・ベイカーの共作、赤色斜字はグレッグ・グラフィンとグレッグ・ヘトソンの共作。色ナシはグレッグ・グラフィンとミスター・ブレットの共作もしくはクレジット無し...を表してます。
1. We're Only Gonna Die 2. Latch Key Kids 3. Part III
4. Faith In God 5. Fuck Armageddon...This Is Hell
6. Pitty 7. Into The Night 8. Damned To Be Free
9. White Trash (2nd Generation) 10. American Dream
11. Eat Your Dog 12. Voice Of God Is Goverment
13. Oligarchy 14. Doing Time 15. Bad Religion
16. Politics 17. Sensory Overload 18. Slaves
19. Drastic Actions 20. World War III 21. Yesterday
22. Frogger 23. Bad Religion 24. Along The Way
25. New Leaf 26. Bad Religion 27. Slaves
28. Drastic Actions
'81年リリースのデビュー・アルバム『How
Could Hell Be Any
Worse』にデビュー・シングルなどの初期の貴重音源を加えた初期音源集。“Along
The
Way”には後の片鱗が窺えるものの、他の殆どの曲は今のバッド・レリジョンの特徴の哀愁漂うメロディーのカケラすらない粗暴なパンク・サウンド(笑)。“Bad
Religion”のヴァージョン違いがいくつも収録されてるのも、ある意味迷惑(笑)。今でもライヴで大事に披露される“Fuck
Armageddon...This Is Hell”や“Part
III”収録。だけど今さらこれらの曲、ライヴでやらずとも...(苦笑)。
'83年リリースの2nd。パンク・バンドにあるまじきアダルトな音づくりの作品になってしまい、周囲からは酷評だらけの袋叩きにされたらしい(笑)。リリース直後に廃盤、メンバー自身の強い意志によって、再リリースされることもなければ、ベスト盤などのコンピレーションにも曲が入ってない。ライヴでも曲が演奏されることもない。完全に『隠したい過去』(笑)。熱心なファンでも音を聴いたことのない、まさに幻の作品。
1. You Are (The Goverment) 2. 1000 More Fools
3. How Much Is Enough? 4. When? 5. Give You Nothing
6. Land Of Competition 7. Forbidden Beat
8. Best For You 9. Suffer 10. Delirium Of Disorder
11. Part II (The Number Of Game) 12. What Can You Do?
13. Do What You Want 14. Part IV (The Index Fossil)
15. Pessimistic Lines
今の哀愁漂う『バッド・レリジョン節』が完成した'88年リリースの3rdで、実質的な再デビュー盤。メンバーは、グレッグ・グラフィン(vo.)、ミスター・ブレット(ブレット・ガーヴィッツ、g.)、グレッグ・ヘトソン(g.)、ジェイ・ベントリー(b.)、ピート・ファインストーン(ds.)。『メロディック・ハードコア(メロコア)』なるジャンルを確立させた功績から、このアリバムを最高傑作に推す声もあるくらい。ただし、今現在のバッド・レリジョンの『枯れ具合い』が好きなら、相当に青く感じられる。
1. Change Of Ideas 2. Big Bang 3. No Control
4. Sometimes I Feel Like 5. Automatic Man
6. I Want To Conquer The World 7. Sanity 8. Henchman
9. It Must Look Pretty Appealing 10. You 11. Progress
12. I Want Something More 13. Anxiety 14. Billy
15. The World Won't Stop
これはあくまでも個人的意見だけど、2000年現在のバッド・レリジョン・ファンが聴いてしっくりくるのはこの'89年リリースの4thからじゃないだろうか? 前のアルバムに残ってた青さは払拭され、今のバッド・レリジョンと大差なくなった(笑)。
1. Modern
Man 2.
Turn On
The Light 3.
Get
Off
4. Blenderhead
5.
The
Positive Aspect Of Negative Thinking
6.
Anesthesia 7.
Flat
Earth Society 8.
Faith
Alone
9. Entropy 10.
Against
The Grain 11.
Operation
Rescue
12. God
Song 13.
21st
Century (Digital Boy)
14. Misery
And Famine 15.
Unacceptable
16. Quality
Or Quantity 17.
Walk
Away
ファンの間でも『最高傑作』に推す声が大きい'90年リリースの5th。パンクに速さを求めるひとにとっては、やっぱりこのアルバムかな。私もこのアルバム派(笑)。名曲“Anesthesia”収録。この作品から作曲者のクレジットが付くようになった。“21st
Century (Digital
Boy)”にはキング・クリムゾンの“21世紀の精神異常者”から歌詞をパクリましたよ...としっかり明記されている。“Misery
And
Famine”を聴いて清水健太郎を思い出すのは私だけ?(笑)
1. Generator 2.
Too Much
To Ask 3.
No
Direction
4. Tomorrow 5.
Two
Babies In The Dark
6. Heaven
Is Falling 7.
Atomic
Garden 8.
The Answer
9. Fertile
Crescent 10.
Chimaera
11. Only
Entertainmant
ドラマーが現在のボビー・シェイアーに交代してリリースされた'91年作の6th。タイトル曲はのちにオフスプリングが“The
Meaning Of
Life”とタイトル(と歌詞)を変えてリリースすることになる曲(笑...早い話がパクリだ!!!)。バンドの知名度と人気が上がるにつれて、バッド・レリジョンのレコードを出すために設立したインディー・レーベル『Epitaph』のフォロウ出来る範囲に納まりつかなくなってきたので、彼らは『Epitaph』を離れる時期を模索し始めることになる。
1. Recipe
For Hate 2.
Kerosene 3.
American Jesus
4. Portrait
Of Authority 5.
Man With
A Mission
6. All
Good Soldiers 7.
Watch It
Die 8.
Struck A
Nerve
9. My
Poor Friend Me 10.
Lookin'
In
11. Don't
Pray On Me 12.
Modern
Day Catastrophists
13. Skyscraper 14.
Stealth
超名曲“American
Jesus”が収録されていることで、これまた最高傑作との呼び声高い'92年リリースの7th。このアルバムからアメリカとカナダでは『Atlantic』が作品をリリースすることになり、脱・インディーズ指向がより明確に。パール・ジャムのエディ・ヴェダーが、oozin
ahhs(早い話がバック・コーラス)で参加して話題に。
1. Imcoplete 2.
Leave
Mine To Me
3. Stranger
Than Fiction 4.
Tiny
Voices
5. The
Handshake 6.
Better
Off Dead 7.
Infected
8. Television 9.
Individual 10.
Hooray
For Me...
11. Slumber 12.
Marked 13.
Inner
Logic
14. What
It Is 15.
21st
Century (Digital Boy)
この'94年リリース作を最後に『Epitaph』社長でもあったミスター・ブレット(←ジャケ写の右端の人物)が、社長業に専念するためにバンドを離れる。そのミスター・ブレット在籍時最後のアルバムは、彼の色が一番濃く出た異色作。このアルバムから、アメリカとカナダ以外の国では『Epic』傘下の『Dragnet』レーベルに移籍。『Epitaph』と切れて完全にメジャー所属アーティストに。日本でもアルバム8枚目にしてようやくデビュー(笑)。初めて外部プロデューサーとしてアンディ・ウォレスを起用。
1. The
Gray Race 2.
Them and
Us 3.
A
Walk
4. Parallel 5.
Punk Rock
Song 6.
Empty
Causes
7. Nobody
Listens 8.
Pity The
Dead 9.
Spirit
Shine
10. The
Streets Of America 11.
Ten In
2010
12. Victory 13.
Drunk
Sencerity 14.
Come Join
Us
15. Cease
ミスター・ブレットの後任にブライアン・ベイカーを加え、現在のメンバーの顔触れが揃った'96年リリースの9th。プロデューサーに、な、なんと'80年代を代表するエレポップ・バンド、カーズのリーダーだったリック・オケイセックを起用!!! 発売当時から「プロデューサーが仕事をした形跡が全く無い」と揶揄されたほど(笑)、いつもながらのバッド・レリジョン節が聴ける。
1. Hear
It 2.
Shades Of
The Truth
3. All
Fantastic Images
4. The
Biggest Killer Of The American History
5. No
Substance 6.
Raise
Your Voice!
7. Sowing
The Seeds Of Utopia 8.
The Hippy
Killers
9. The
State Of The End Of The Millenium
Adress
10. The
Voracious March Of Godliness
11. Mediocre
Minds 12.
Victims
Of The Revolution
13. Strange
Denial 14.
At The
Mercy Of Imbeciles
15. The
Same Person 16.
In So
Many Ways
'98年リリースの10th。このアルバムから曲の早さが落ちた気ような気がするのは私だけでしょうか? ライヴで演奏されるためにあるかのような“Raise
Your Voice!”や、一種理想社会について歌った“Sowing The
Seeds Of Utopia”など聴きどころも多いけど。
1. You've
Got A Chance
2. It's A
Long Way To The Promise Land
3. A
World Without Melody 4.
New
America
5. 1000
Memories 6.
A
Streetkid Named Desire
7. Whisper
In Time 8. Believe
It 9. I
Love My Computer
10. The
Hopeless Housewife 11.
There
Will Be A Way
12. Let
It Burn 13.
Don't
Sell Me Short
今年リリースされた11thで、プロデューサーにまたしても大物ミュージシャンのトッド・ラングレンを起用! でも、やっぱり「プロデューサーが仕事をした形跡が無い」ほど、いつもどおりのバッド・レリジョンなのであった(笑)。“Believe
It”では、あの“American
Jesus”以来、グレッグ・グラフィンとミスター・ブレットが曲を共作! でも『第2の“American
Jesus”』になり得たかというと...?(笑)
AMERICAN LESION-- American Lesion
1. Opinion 2.
Fate's Cruel Hand 3.
Predicament
4.
The Fault Line 5.
When I Fail 6.
Cease
7.
Maybe She Well 8.
The Elements 9.
In The Mirror
10.
Back To Earth
バンドの顔であるグレッグ・グラフィンがAMERICAN
LESION名義で'97年にリリースしたソロ・アルバム。グレッグは曲と歌は勿論のこと、プロデュースとミキシング、そして、すべての楽器演奏も手掛けてる。で、アルバムの大半の曲はピアノ(!)をバッキング・トラックで使用していて、『ザ・グレイ・レイス』にも収録されている“Cease”もピアノ弾き語りヴァージョンでここに収められている..。パンク・バンド・シンガーとしてのグレッグ・グラフィンしか知らないひとにとっては、まさに驚愕(?)の1枚! あのひとにはまだまだ才能が隠れてる...。
ホントの代表作はどれか?
上のディスコグラフィーで、世間で『最高傑作』扱いされてるアルバムとして、3rdの『サファー』、5thの『アゲインスト・ザ・グレイン』、7thの『レセピ・フォ・ヘイト』の名前を挙げたけど、ホントの代表作はどれでしょう?(笑) ファンにはひとりひとりそれぞれ思い入れがある作品が違うだろうから、御本人たちに最高傑作を決めてもらいましょうよ(笑)。去年の来日公演(4月17日@クラブチッタ川崎)での演奏曲目をアルバムごとに割り振ると...。
『80-85』“Along The Way”、“Part
III”、“Fuck Armageddon...This Is Hell”...3曲
『SUFFER』“Do What You Want”、“Suffer”、“You Are (The
Goverment)”...3曲
『NO CONTROL』“ I Want To Conquer The World”、“Change Of
Ideas”、“No Control”...3曲
『AGAINST THE GRAIN』“Against The Grain”、“21st Century (Digital
Boy)”、“Anesthesia”、“Turn On The Light”、“Modern
Man”...5曲
『GENERATOR』“Atomic Garden”、“Generator”...2曲
『RECIPE FOR HATE』“21st Century (Digital Boy)”、“Watch It
Die”、“American Jesus”、“Recipe For Hate”...4曲
『STRANGER THAN FICTION』“Stranger Than Fiction”...1曲
『THE GRAY RACE』“Come Join Us”、“A Walk”、“Ten In
2010”...3曲
『NO SUBSTANCE』“Hear It”、“Sowing The Seeds Of Utopia”、“All
Fanstatic Images”、“The Hippy Killers”、“Raise Your
Voice!”...5曲
...ということで、5thの『アゲインスト・ザ・グレイン』と10thの『ノウ・サブスタンス』が5曲ずつで一番多い。このうち、この時の来日が『ノウ・サブスタンス』リリースのツアーということを考えると、『最高傑作』は『アゲインスト・ザ・グレイン』ってことになりました。ライヴで演らなきゃならない名曲が多いってことで(笑)。で、意外なのが8th『ストレンジャー・ザン・フィクション』の扱い...。どうやら彼らのなかでは『駄作』のようです(笑)。と、いうか、あまりにもミスター・ブレットの色が濃すぎで敬遠しがちなんだろうけど、彼らも(笑)。
ちなみに、私のオススメはというと...。曲に速さを求めるなら5th『アゲインスト・ザ・グレイン』、哀愁メロディーを求めるなら9th『ザ・グレイ・レイス』を推薦します。
『ストレンジャー・ザン・フィクション』より後の作品はホントに駄作か?
今年『ザ・ニュー・アメリカ』が出た時、よく目にしたのが「『ストレンジャー・ザン・フィクション』以来の傑作」という論評。ってことは、そういうこと書くひとにとっては『ザ・グレイ・レイス』と『ノウ・サブスタンス』は駄作(もしくは面白くない作品)だったことになるけど、『ストレンジャー・ザン・フィクション』までと、その後の作品で変わったことと言えば、大きいものがひとつあるよね。ミスター・ブレットがバンド辞めたこと。つまり、『ストレンジャー・ザン・フィクション』より後はダメになった...っていうひとは、バッド・レリジョンが好きなんじゃなくて、ミスター・ブレットの書く曲が好きだったってことじゃあないの???(笑) で、そういうひとたちが、今回の『ザ・ニュー・アメリカ』はイイ...って言うのは1曲だけミスター・ブレットが曲づくりで参加してるからだったりして(笑)。
私がバッド・レリジョン聴いた頃にはもうミスター・ブレットはバンドに居なくて、曲づくりの実権を100%グレッグ・グラフィンが握ってたから『バッド・レリジョン節』というよりも『グレッグ・グラフィン節』に先に耳が慣れてしまった。それから過去の作品聴くと、ミスター・ブレットの書いた曲が浮いて聴こえるんだよな。ミスター・ブレットの曲だって聴けばだいたい見当がつきます(笑)。今の『グレッグ・グラフィン節』満載のバッド・レリジョン・ファンが昔の曲聴いて「浮いてる」...と思うように、ミスター・ブレットが居た頃からのファンの耳には今のバッド・レリジョンはもの足りなく聴こえるんだろうね、きっと(笑)。
ヒロくんの選ぶバッド・レリジョンの10曲
ま、一種のお遊びだから、何でこんなセレクトになるんだ...って苦情はナシね(笑)。逆に、ファンのひとなら「私ならこうなる!」って案を送って下さい。このページに載せるから(笑)。
1. Part IV (The Index
Fossil)...from
『SUFFER』
2. I Want To Conquer The World...from
『NO CONTROL』
3. Anasthesia...from 『AGAINST THE
GRAIN』
4.
Generator...from 『GENERATOR』
5. The
Answer...from 『GENERATOR』
6. American
Jesus...from 『RECIPE FOR
HATE』
7.
Marked...from 『STRANGER THAN
FICTION』
8.
Victory...from 『THE GRAY
RACE』
9. All Fantastic
Images...from 『NO SUBSTANCE』
10. Whispers In
Time...from 『THE NEW
AMERICA』
以上、年代順です。初期の曲に関しては“Along The Way”を入れるか迷った。けど、“Part IV”にした。“I Want To Conquer The World”を選んだのは「俺も世界を支配したい」から(笑)。“Anasthesia”と“Marked”は速さが気持ちイイ。“Generator”はオフスプリングもパクる名曲。“The Answer”と“Whispers In Time”はいかにも『グレッグ・グラフィン節』な曲。“American Jesus”はファンなら落とせないでしょう(笑)。“Victory”は私が『長渕 剛の曲を3倍の速さで演奏したような』という表現を思い付いた記念の曲(笑)。“All Fantastic Images”はスケール感があって好きですね。
...ということで、あと1ヶ月足らずで来日ツアーがある彼ら。勿論、私も観に生きますよ。今からライヴが楽しみです。
(2000.11.11)