ヒロくんズ・チャート
歴代1位獲得作品

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215

PEARL JAM--Vitalogy
 それまでパール・ジャムの良さが全く理解出来なかった私だが、この作品はアタマからパンキッシュな疾走感で始まり、聴いてて気持ち良かった。“Spin The Black Circle”が特に好き。ところで彼ら、いつも変型ジャケットばかりで整理しづらい...。
'95.1.11付(#215)から6週連続1位

221

WEEN--Chocolate And Cheese
 ジーンとディーンのニセ兄弟による宅録変態ポップ・デュオの本邦初登場作品。いろんなスタイルの音楽が目まぐるしく登場する音の玉手箱。“The HIV Song”は人を喰っている。“What Deaner Was Talkin' About”はのちにアッシュ(!)がカヴァー。
'95.2.22付(#221)から3週連続1位

224

SOUL COUGHING--Ruby Vroom
 ニューヨークの異能集団のデビュー作。サンプリングを多用した音作りで当時のシーンに衝撃を与えたものの、今年、やるべきことはもうやり尽くしたと解散が発表された。アルバム・タイトルはミッシェル・フルーム&スザンヌ・ヴェガの愛娘の名から。
'95.3.15付(#224)から3週連続1位

227

DIZZY MIZZ LIZZY--Dizzy Mizz Lizzy
 デンマークのハタチそこそこの3人組のデビュー作。メタル方面で評判高かった作品だが、彼らはホントにメタルだったのだろうか? 私には翳りを帯びたポップ・ロックに聴こえたんだけど。正体がハッキリしないうちに彼らは2nd発表後すぐ解散。
'95.4.5付(#227)から3週連続1位

230

WEEZER--Weezer
 ギター・ポップの教科書的存在のウィーザーの1st。プロデューサーは元・カーズのリック・オケイセック。“Buddy Holly”をはじめ、名曲めじろ押し。この時点では取材から逃げまくっていたリヴァース・クオモの自閉症キャラもウケ、日本でも人気爆発!
'95.4.26付(#230)から3週連続1位

233

MATTHEW SWEET--100% Fun
 オープニングの“Sick Of Myself”からマシュー節が全開!のアルバム。タイトルの『100%ファン』とは、ありそうでこの世に無いモノとマシューは言う。ジャケットに写ってるのは『キングコング』のサントラ盤を聴いて楽しそうな幼少時のマシュー。
'95.5.17付(#233)から3週連続1位

236

JULIANA HATFIELD--Only Everything
 前2作と比べると印象弱い作品。とはいえ、“Live On Tomorrow”はさわやかな名曲で、“OK OK”はストレートで気持ち良いロック・ナンバーだし、良い曲も収められてるのだが、後半の曲がちょっと弱いため、聴いてて長く感じるよなぁ〜。
'95.6.7付(#236)から3週連続1位

239

PAVEMENT--Wowee Zowee
 タイトルからしてワケが解らなく、ジャケットのアートワークもチープなペイヴメントの3rdは実験性に富んだ作品。最初聴いた時、ワケ解らなくて随分戸惑ったりしたよなぁ。ここでの実験が次作『ブライトゥン・ザ・コーナーズ』で花開いた感がする。
'95.6.28付(#239)の1週のみ1位

240

SUPERGRASS--I Should Coco
 『猿3匹』のキャラクターが愛されているスーパーグラスのデビュー作。“Strange Ones”はオフザケが過ぎてるような気がしたが、“Alright”や“Caught By The Fuzz”など元気な曲がいっぱい。ただし、元気なサルたちも今や随分成熟した感じ。
'95.7.5付(#240)から2週連続1位

242

SOUL ASYLUM--Let Your Dim Light Shine
 前作『グレイヴ・ダンサーズ・ユニオン』での大ブレイクの余韻のなかリリースされたアルバム。プロデューサーはブッチ・ヴィグで、彼は間もなくガービッジ結成のためプロデューサー業を停止する。このアルバムからは“Misery”がヒットを記録した。
'95.7.19付(#242)から4週連続1位

246

FOO FIGHTERS--Foo Fighters
 カート亡き後のニルヴァーナのメンバーで最初に動き出したドラムのデイヴ・グロール。ドラム・スティックを手放しヴォーカル兼ギターで再起を謀った。カートが銃で自殺したのにジャケットに銃をあしらったのはけしからん!との言いがかりもあった。
'95.8.16付(#246)の1週のみ1位

247

ALANIS MORISSETTE--Jagged Little Pill
 1990年代の女性シンガーの大きな流れを作った重要な作品。まだハタチそこそこの女のコがここまであけすけに自分のドロドロとした情念を歌い、それを全世界で1,000万以上売るなど、かつて1度もなかった。どう聴いても『30女の声』も大衝撃!!!
'95.8.23付(#247)から9週連続1位

256

OASIS--(What's The Story) Morning Glory?
 前作で全英制覇した彼らがこの作品で世界制覇に乗り出した。“Roll With It”や“Wonderwall”が大ヒットを記録。“Don't Look Back In Anger”ではノエルが歌ってもオアシスは大丈夫ということを明らかにし、バンド内の力関係に影響を及ぼした。
'95.10.25付(#256)から11週連続1位

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