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ROCKET
FROM THE CRYPT
--Scream, Dracula, Scream!
バカの国からバカを布教しにやって来たような、ホーン隊2名を含む6人組。この作品からの“Young
Livers”、“Born In '69”、“On A
Rope”のヴィデオ・クリップは『バカの3部作』と呼ばれ、マニアの間では伝説となっている(笑...私は未見)。
'97.1.22付(#321)から4週連続1位
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325
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CAKE--Fashion
Nugget
ジョン・マックレア率いるオッサン5人組の出世作で、ドラマ『ギフト』でキムタク扮する主人公が記憶を取り戻しにかかる場面で流れた(らしい)“I
Will
Survive”も収録。このバンド、好きだったのに、次の作品でメンバー・チェンジがありショック!!!
'97.2.19付(#325)の1週のみ1位
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326
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PAVEMENT--Brighten
The Corners
個人的には『クルーキッド・レイン』に並ぶ、ペイヴメントの頂点の作品。“Shady
Lane”などの名曲も収録。“Stereo”では、RUSHのゲディ・リーのことをおもいっきしコケにしてるが、心の広いRUSHファンの私は一緒になって笑ってた(笑)。
'97.2.26付(#326)の1週のみ1位
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327
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VERUCA
SALT--Eight Arms To Hold You
1stでは耽美的音世界も追求してたヴェルーカ・ソルトが、メタリカのプロデューサーで名を売ったボブ・ロックを迎えて『ロック姉チャン』に変貌した作品。この後、2人の女性vo.が決裂。今年それぞれの作品が登場し『対決』する運びとなっている。
'97.3.5付(#327)から4週連続1位
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331
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THE
OFFSPRING--Ixnay On The Hombre
私はこの手の音楽を聴く順番を間違えたらしく、バッド・レリジョンより先にオフスプリングを聴いていた。この作品がお気に入りになった後に、バッド・レリジョンを『発見』! 何のことはない、オフスプリングはバッド・レリジョンのパクリ(笑)。
'97.4.2付(#331)から2週連続1位
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333
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HEAVENLY--Operation
Heavenly
私は『ポップス』渡辺氏にこう便りを送ってた。『音楽は《音が楽しい》って書くけど、もしホントにそうなら、私はこの作品で初めて音楽を聴いたのかもしれない』...その楽しい作品が自殺したドラムのマシューの追悼盤!と知ったのはずっと後の話...。
'97.4.16付(#333)から2週連続1位
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335
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DINOSAUR
JR.--Hand It Over
J・マスシス率いたダイナソーJR.のラスト・アルバム。“Can't
Move
This”や、泣きの“Alone”など名曲が収録されているにもかかわらず、このアルバムを最後にレコード契約を切られて観念したのかバンドは解散。その名のとおり『歴史の存在』に。
'97.4.30付(#335)の1週のみ1位
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336
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MATTHEW
SWEET--Blue Sky On Mars
“Back To
You”を始めとしてすがすがしいポップ・ロック・ナンバーが続く。火星の空ってホントにこれらの曲のように青いのかってマジで思います(笑)。内ジャケで宇宙服着ておどけるマシューの無気味な表情はアニメおたくの本領発揮ですか?(笑)
'97.5.7付(#336)から5週連続1位
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341
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CAST--Mother
Nature Calls
名曲“There She
Goes”を残したまま消えたザ・ラーズ。隠遁生活を続けるリー・メイヴァースをよそに、元・メンバーのジョン・パワーが着実な活動続けるキャストだが、アルバム出す度に内容が落ちてる気が...。この作品まで及第点。次作は落第!!!
'97.6.11付(#341)から3週連続1位
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344
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RADIOHEAD--OK
Computer
全世界で絶賛された傑作。“Paranoid
Android”や“Lucky”は鳥肌立つくらい名曲だし、“Fitter
Happier”はとても刺激的。ただ、大絶賛の度が過ぎて『この作品評価せざる者は人に非ず』的ファシズムが蔓延したのは個人的には面白くなかった。
'97.7.2付(#344)から2週連続1位
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346
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MEREDITH
BROOKS--Blurring The Edges
『Capitol』の社長が「必ずグラミー獲らせてみせる!」と豪語したというメレディス・ブルックスのメジャー1作目。“Bitch”が大ヒットしたが、グラミーは獲れず(笑)。“Wash
My Hands”のギターはガービッジの“My Lover's
Box”のパクリ?
'97.7.16付(#346)から3週連続1位
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349
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LEAH
ANDREONE--Veiled
一度聴いたら耳から離れない独特のキャンディ・ヴォイスを持つ女性シンガーのデビュー作。極端なヨリ目のため、ルックスも一度見たら忘れられない(笑)。“Will
You Still Love
Me”とかイイ曲が多いと思うけど、日本でも世界でも話題にならず(泣)。
'97.8.6付(#349)から3週連続1位
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352
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LINOLEUM--Dissent
当時の『rockin'
on』誌のレヴューで『4ADとガービッジが抱き合いながら転がったような音』と評されたリノリウムのデビュー作。この頃よく聴いたが、今思えば、アルバム途中と最後に、都合2回登場する“On
A Tuesday”のインパクトだけ?
'97.8.27付(#352)の1週のみ1位
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353
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OASIS--Be
Here Now
この作品について悪く言うひとが多いし、私も前2作の域に達してないと思う。収録時間が長く、しつこい感じが悪印象の理由だが、“All
Around The World”の持つドラマや、“Stand By
Me”の懐かしさは『買い』。ってことは最新作よりはマシ。
'97.9.3付(#353)から7週連続1位
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360
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SUGAR
RAY--Floored
『シュガー・レイのアメリカン・ドリーム'97〜爆走街道まっしぐら
俺らに勝る敵はナシ!』などと、恐ろしく長くアホウな日本語題を付けられた作品。ところが“Fly”が大ヒットし、アメリカン・ドリームを体現した彼ら。シャレの邦題がマジになった!
'97.10.22付(#360)の1週のみ1位
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361
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TANYA
DONELLY--Lovesongs For Underdogs
ベリーで2枚のアルバムを残し、ソロ・デビューを果たしたタニヤ・ドネリー。この作品を聴くと「ベリーとどこが違うんじゃあ〜」と言いたくなる(笑)。“Mysteries
Of The
Explained”はベリーの“Silverfish”の焼き直しにしか聴こえんし(笑)。
'97.10.29付(#361)から2週連続1位
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363
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DANCE HALL
CRASHERS--Honey, I'm Homely!
エリーズとカリーナの2人の女性vo.の掛け合いがウリのスカコア・バンド『舞踏会場破壊者』。2人のヴォーカル・ハーモニーは完璧で、アン・ヴォーグみたいなヴォーカル・グループやってればすぐスターになれそうなのに、敢えてパンクを演る2人に乾杯!
'97.11.12付(#363)から3週連続1位
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366
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PATTI
SMITH--Peace And Noise
前作が8年振りだったのに対し、1年余の間隔で早くも届いた7作目。この年の頭に実現した初来日公演でも披露された“Dead
City”や“1959”を収録。パワフルなヴォーカルは50過ぎのババアには聴こえません。R.E.M.のマイケル・スタイプも参加。
'97.12.3付(#366)から3週連続1位
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369
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ECHOBELLY--Lustra
英国のバンドの悪いところは、デビュー時は大絶賛と伴に登場し、2nd、3rd...とアルバムを重ねる度に話題性が薄れ、そのうち解散してしまうこと。あれだけ騒がれたエコーベリーも地味な存在に。ギターのデビー・スミスの脱退が痛手だったのかも?
'97.12.24付(#369)の1週のみ1位
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370
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CLOUDBERRY
JAM--The Impossible Shuffle
ここ日本では、カーディガンズと人気を二分したスウェディッシュ・バンドのラスト作。このアルバムに伴うツアーを観たが、音楽的成長と引き換えに演奏する喜びを犠牲にしてたように見えたから、解散に至った彼女たちの心境が解った気がした。
'97.12.31付(#370)の1週のみ1位
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