2006年なんでもTOP10

−2006年 に買ったアンソロジー(いわゆる「ベスト盤」) TOP12−

by ヒロくん(師匠)

(1) OASIS『Stop The Clocks』(2006)
(2) 天野月子『デラックスカタログ』
(2006)
(3) GO!GO!7188『ベスト オブ ゴー! ゴー!』
(2006)
(4) BONNIE PINK『Every Single Day』
(2006)
(5) THE POSIES『Dream All Day』
(2000)
(6) RIDE『O×4』
(2002)
(7) DEBBIE GIBSON『Greatest Hits』
(1996)
(8) くるり『Tower Of Music Lover』
(2006)
(9) U2『18 Singles』
(2006)
(10) 天野月子『カタログ』
(2006)
(11) 少年ナイフ『UNIVERSAL HITS』
(2006)
(12) GUNS N' ROSES『Greatest Hits』
(2004)

 毎年毎年、いろんなアーティストのアンソロジー(いわゆる『ベスト・アルバム』、『ベスト盤』)がリリースされとります。そのアーティストのファンなら収録曲のほとんどを持ってるにもかかわらず、新録やリミックスなどのヴァージョン違い、特典などを目当てについつい買ってしまうことも多々あります。個人的にはベスト盤は嫌いなんですが、2006年は結構ベスト盤を買っちゃいました(苦笑)。2006年に購入したアンソロジーのTOP10です。順位は、基本的に聴いた回数の順で、聴いた回数が同じ場合は、先に購入したものを上位にランクしました。

(1) デビュー当時から2005年の『ドント・ビリーヴ・ザ・トゥルース』までのオアシスの歩みをまとめた2枚組アンソロジー。3rd『ビィ・ヒア・ナウ』が「無かったこと」にされてることには疑問を感じますが、妥当な選曲。ディスクの収録時間目一杯に曲をつぎ込まず、1枚あたり40分程度にまとめてるのも、good。日本盤の“Roll With It”と“Let Be There Love”は「蛇足」と感じました。

(2) 天野月子のデビュー盤“箱庭〜ミニチュア・ガーデン”から2005年の“聲”までのシングルを概ね発表順に並べたDisc 1と、アルバム収録の名曲/代表曲+新録を収録したDisc 2の2枚組の構成。どうせなら2006年の5枚同時シングルも収録して欲しかった(苦笑)。

(3) デビュー・シングル“太陽”から4thアルバム『竜舌蘭』までの彼女たちの歴史をまとめたCD 1枚モノのベスト(自主製作カセット“パパパンツ”の復刻ボーナスCD付き)。シングル曲でも収録されていない曲があるなど、ヒット(もしくはシングルカット)の有無よりも楽曲の良さや、彼女たちのキャリアにおける楽曲のもつ意味を重視したかのような選曲。単なるシングル集じゃないところが「○」。

(4) BONNIE PINKの10年のキャリアをまとめた2枚組で、Disc 1はポニーキャニオン時代(1st『Blue Jam』〜3rd『evil and flowers』)、Disc 2はイーストウエスト〜ワーナーミュージック・ジャパン時代(シングル“Daisy”〜最新シングル“A Perfect Sky”)をまとめてる。BONNIEの全シングル曲を網羅してる...ってのがウリのベスト盤だけど、そのぶんアルバムのみ収録の隠れた名曲の出る幕が全くない。ホントに初心者向けの商品。

(5) ザ・ポウジーズが解散状態にあった頃にひっそりとリリースされていた『DGC』所属時代のベスト盤。別項にもあるとおり(笑)、少年ナイフの『712 day party』へのゲスト参加するというので、その予習のためにワザワザ買った(苦笑)。何度も言うようだけど、ジャケットのチープさ加減が酷い...。

(6) マーク・ガードナー復活に誘発されて買ったライドのベスト盤。やはり、ライドは『赤ライド』&『黄ライド』〜1st『ノーホエア』まで、許容出来るのは『カーニヴァル・オブ・ライト』まで...ということが分かる選曲。だって、最終作『タランチュラ』からは1曲しか入ってないんだもん...(苦笑)。

(7) '80年代末のティーンエイジャー・シンガー・ブームに乗り、大成功を収めたデビー・ギブソンの『Atlantic』時代のベスト盤。デビュー作と2ndまでが華...ということが如実に現われた選曲(苦笑)。

(8) シングル・ヒット曲もアルバム収録の代表曲も、レア・トラックも分け隔てなく収録されたベスト盤。彼らのライヴを観てるかのような錯覚に陥る(苦笑)選曲。

(9) すでに'80年代のベスト、'90年代のベスト盤をリリース済みだけど、20年以上の彼らのキャリアをコンパクトにCD1枚にまとめたこのような商品は確かに初心者には便利ですね。

(10) 『デラックスカタログ』のDisc 1のみの初心者向けシングル集。紙ジャケ+飛び出す絵本仕様で、ファンのコレクター心理をくすぐります(苦笑)。

(11) MCAビクター〜ユニバーサル時代(『Let's Knife』〜『Strawberry Sound』まで)の少年ナイフの2枚組ベスト盤で、Disc 1は代表曲、Disc 2はレア・トラック集という扱い。『Happy Hour』リリース後に脱退した美智枝さん作&ヴォーカルの曲も収録されてるけど、もっと美智枝さん時代の曲が多くてもいいかなと思いました。爆笑問題の太田 光が作詞した異色作“飲茶楼でめちゃうまかろう”はたぶん、今後はこのアルバムでしか聴けないと思います(苦笑)。

(12) なかなか新作『チャイニーズ・デモクラシー』が出ない(苦笑)ガンズ(っつうか、アクセル)に業を煮やしたレーベルがバンドに勝手にリリースしたベスト盤。カヴァー曲が多いです。正直に言うと、『Poetry of The Month』掲載用の訳詞を目当てに日本盤を買った。

('07.1.15)

ヒロくん(師匠)のプロフィール...仕事、家事、育児に追われているうちに、あっという間に1年が過ぎてしまったと感じているこのサイトの管理人。

 

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