2008年なんでもTOP10

−2008年 麻生首相の発言 TOP10−

by ヒロくん(師匠)

(1) 「自分が病院を経営しているから言うわけじゃないけれど、大変ですよ。はっきり言って(医師は)社会的常識がかなり欠落している人が多い」(11月20日、全国知事会議)
(2) 「日清食品が最初(1971年に『カップヌードル』を)出したときはえらく安かった。(カップ麺は)いま400円くらいします? そんなにしない? 私、最近自分で買ったことないので」(10月28日、参院外交防衛委員会)
(3) 「たらたら飲んで、食べて、何もしない人(患者)の分の金を何で私が払うんだ」、「私の方が(多額の)税金は払っている」、「67、68歳になって同窓会に行くと、よぼよぼしている、医者にやたらかかっている者がいる。学生時代はとても元気だったが、今になるとこちら(麻生)の方がはるかに医療費がかかってない」(11月20日、経済財政諮問会議)
(4) 「岡崎の豪雨は1時間に140ミリだった。安城や岡崎だったからいいけど、名古屋で同じことが起きたら、この辺全部洪水よ」(9月14日、JR名古屋駅前街頭演説)
(5) 「女性がもう、結婚する相手が、なんとなーく、食いっぱぐれそうな顔してるとこりゃちょっと、結婚したらあたしが一人で働かないかんと。そら、なかなか結婚したくないよ。そら、女性のほうも選ぶ権利がある」(10月26日、秋葉原街頭演説会)
(6) 「今まで何してたんだ? 新しい仕事というのは『これがやりたい』と言わないと、相談される方も『何かないですか』と言われても困る。何がやりたいか目的意識をはっきり出すようにしないと、就職というのは難しい。」(12月19日、ハローワーク渋谷視察)
(7) 「(認証式のために)陛下の日程をあけておけ。」(9月、首相就任前)
(8) 「いい年こいて朝歩いているなんて、徘徊老人と間違われたりする時代があった。呼び止められたことが何回もありますから。」(12月15日、参院決算委員会)
(9) で、「1930年代、ドイツではナチス党がやたら出てきて、当時のワイマール共和国に対し、度々審議拒否。しょうがない、この際ナチス党にやらしたらどうだといって、ああいうことになった」(7月、講演中)
(10) 「とてつもない金持ちに生まれた人間の苦しみなんて普通の人には分からんだろうな」(9月24日、毎日新聞報道)
(オマケ) 「わたしの発言でご迷惑をお掛けした。若干、発言に問題があったなあ」(12月25日、首相官邸で行われた閣僚との忘年会)

 別項でも触れていますが、2008年に就任した第92代内閣総理大臣・麻生太郎は、その政策や手腕よりも、国会答弁での漢字の読み間違いや問題発言(失言)の多さが理由となって支持率が低迷するという未曾の事態となっています(苦笑)。
 
「麻生首相の漢字の読み間違えのTOP10」に続き、今度は、麻生首相の発言の数々について、問題発言、正論だけど世間から叩かれた発言、一般庶民からすると感覚がズレた発言をひっくるめて振り返ってみましょう。

(1) 個人的にはこの発言は『正論』だと思ってますが、日本医師会を支持基盤とする自由民主党にとっては問題発言だったようです(苦笑)。
(2) いくら庶民派を気取っても、決して庶民ではないことが、この庶民感覚からかけ離れた発言のせいで明るみに(苦笑)。
(3) お医者さんにかかる高齢者のかたがたをバカにする発言として袋だたきに(苦笑)。
(4) 集中豪雨の被害が生々しい地域の感情を逆撫で。岡崎市、安城市から猛抗議を受けました。
(5) 「食いっぱぐれそうな顔」=「非正規労働者」のことだ...と読み取ったひとたちの間で、「非正規労働者差別だ!」と反発の声が上がったようです(苦笑)。
(6) 世間でさんざん批判にさらされた発言ですが、「これがやりたい」と言えば誰でもその仕事が出来るんだったら、この世の中には失業者なんて存在しないよ(苦笑)。
(7) 要するに、自分が一番偉いのです(苦笑)。
(8) 「徘徊老人」という言葉が一部の「良識あるひとたち」の神経を逆撫でしてしまったようで、これまた批判にさらされました。
(9) 「民主党に政権を渡したら大変なことになりますよ!」と言いたかったのは分かるけど、あまりにも喩えが悪すぎた(苦笑)。民主党が激怒したのも当然です。
(10) 麻生だって、普通のひとに生まれた人間の苦しみなんて分からないクセにぃ〜〜〜(苦笑)。
(オマケ) 自分でよく分かってるんじゃん!(笑)

 これまた、敬称略でお送りいたしました(笑)。

('09.1.16)

ヒロくん(師匠)のプロフィール...2009年には特定健診・特定保健指導の対象年齢になってしまうため、必死にダイエットしてお腹周りを絞ってるこのサイトの管理人。

 

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