VAULT...過去のオススメ盤

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SOUNDTRACK--50 First Dates

(国内盤 : ワーナー WPCR-12053)
 映画『50 First Dates』(邦題は『50回目のファースト・キス』)のサウンドトラック盤。このサントラ盤は、1980年代のヒット曲(一部、1980年代以外あり)のレゲエなアレンジなカヴァーで統一されてます。Wyclef Jean (Featuring Eve)の“Your Love”(オリジナル:アウトフィールド)なんか原曲の片鱗もみえないほどにレゲエ化(苦笑)。参加アーティストで知ってるアーティストは311、シール、UB40、マーク・マッグラス(シュガー・レイ)くらいで、残りは殆ど私に縁の無いようなアーティストばかり。「あのアーティストがこんなカヴァーをやっている」といった雑念に囚われること無く(笑)無名アーティストによるヒット曲カヴァー集として楽しめます(笑)。出だしはまっとうだけど中盤大胆なアレンジになるWILL.I.AM AND FERGIEによる“True”(オリジナル:スパンダー・バレエ)も面白いし、311の“Love Song”(オリジナル:キュアー)も本家にも無いような艶っぽさがあって、特に気に入ってます。
 ところで、このカヴァー集にはUB40が参加してますが、このキャリア20年のヴェテランが若手に混じって“Every Breath You Take”(オリジナル:ポリス)のカヴァーをやってるのに悲哀を感じるのは私だけでしょーか? 本来、「リスペクトされる側」である筈のUB40が「する側」に廻ってる(苦笑)。ま、UB40じたいがヒット曲が“Red Red Wine”や“Can't Help Falling Love”などカヴァーばかりで「カヴァー仕事人」みたいになってるけど、なんだかなぁ...。

R.I.Y.L. : THE CUREをはじめとする1980年代の洋楽ヒット

(2005.3.31掲載予定分を2005.6.16に掲載)

VARIOUS ARTISTS--Punk Goes 80's

(import : FRLー300075-2)
 アメリカのパンク・レーベル『Fearless』から出た、パンク・バンドたちによる'80年代洋楽ヒット曲のカヴァー集。有名どころはシュガーカルト(モダン・イングリッシュの“I Melt With You”をカヴァー)やミッドタウン(アウトフィールドの“Your Love”をカヴァー)くらいなもので、殆どの参加バンドは無名なんだけど、こういった無名バンドくんたちのほうがオモロいアレンジや大胆なカヴァーを演ってくれるんだよなぁ〜(笑)。文字どおり、fearless?(笑) 個人的には、ポーラ・アブドゥルのダンス・チューンをギター・ギュン・ギュンのロックなアレンジで演奏してるHALIFAXの“Straight Up”、朗々と歌い上げた後、スクリーミングに移項してるEMERYの“Holding Out For A Hero”(オリジナルはボニー・タイラー)、殆どアコースティック・ギター一本の弾き語りになってるTHE EARLY NOVEMBERの“The Power Of Love”(オリジナルはヒューイ・ルイス&ザ・ニュース)などが面白いと思いました。オモロいカヴァー曲が好きなひとは是非聴いてみて下さい(笑)。

R.I.Y.L. : 1980年代の洋楽ヒット

(2005.7.31)

 

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