新山詩織--しおり
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(国内盤: ビーイング
JBCZ-9006)
現役高校生シンガー/ソングライターとしてビーイングからデビューした新山詩織のデビュー・アルバム。
アコースティック・ギターでストリート・パフォーマンスを演りながら自分の音楽を確立してったというバックグラウンドが示すとおり、(オーヴァープロデュースされ過ぎの曲も多いけど)アコースティック・ギターを軸にした「うた」(“今
ここにいる”や“たんぽぽ”、“午後3時”などに顕著)を披露。
初めて聴いた時、1曲目のオアシスの“Slide
Away”のようなサビをもつ“Looking to the
sky”からガツンと殺られた(苦笑)。その可愛いルックスから想像出来ないくらい低くモッタリとしてハスキーな歌声とのギャップに耳を引かれた。ハッキリ言って下手な歌も、歌詞のリアルさを伝えるための必須アイテムと、私は捉えました(苦笑)。10代の女のコの心境を歌ったリアルな音楽が、今、ここにあります(苦笑)。
(懐かしの)岡北有由の“ファイ”を思わせるキーボードのイントロが耳を引く、先行シングルの“ゆれるユレル”や、ライヴで盛り上がりそうな“Everybody
say
yeah”、サンプリングをループさせてるような不思議な耳触りで始まる“ひとりごと”などもイイ。
今、彼女の音楽にドハマリ中です(笑)。
R.I.Y.L. :
岡北有由, 家入レオとか
(2014.5.31)
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diorama-replica--Peaceful
Garden
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(国内盤: 音倉レコード
KURA-0041)
天野月子を世に出したことで知られるインディー・レーベル『音倉レコード』(及び戸倉弘智氏のプロデューサー稼業)の10周年を記念してリリースされた、女性ヴォーカル3人によるユニットのアルバム。
女性ヴォーカル3人のうち、ひとりは当然のことながら(?)天野
月(苦笑)。天野
月自身は作詞と歌での参加のみで、作曲は行っておらず(全曲、戸倉氏が作曲。戸倉氏はギターでも参加)、企画どおり戸倉氏が主役のアルバムになってるかと思いきや、曲によって天野月子のバックを務めたブレイボーイズのメンバーだった石原慎一郎(g.)、山田章典(b.)、武並"J.J."俊明(ds.)が参加(3人とも参加してるのは“螺旋”のみ)し、(“グッバイメランコリー”のようなダンスビートを取り入れた曲はあるものの)天野月子時代のサウンドを思わせる曲が並び、全体的に、天野月子の色が濃ゆい。同時期にリリースされた天野
月のミニ・アルバム『薔薇と真珠』よりも往年の天野月子らしい(苦笑)。天野月子+ディスコ・ビート的なアルバムってことで、往年のつっこファンは必聴!(苦笑)
R.I.Y.L. :
天野月子
(2011.12.26)
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LIMP
BIZKIT--Gold Cobra
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(国内盤: ユニバーサル
UISC-1231)
前作『真実への逃避〜ザ・アンクエスチョナブル・トゥルース(第一幕)』(2005年)でウェス・ボーランドが復帰して再スタートを切ったハズだったけど、すぐにウェスが脱退。長い沈黙に入ったリンプが6年振りに放った快作!
紆余曲折を経て、ウェス・ボーランドがバンドに再復帰(苦笑)。全盛期の5人が揃って制作した本作では、2nd『シグニカント・アザー』(1999年)、3rd『チョコレート・スターフィッシュ・アンド・ザ・ホット・ドッグ・フレーヴァード・ウォーター』(2000年)の頃の、何をやっても上手くいった百戦百勝だった頃のリンプを思わせる下世話さ(誉め言葉です!)にあふれ(苦笑)、勢いが感じられる。オープニングのイントロに続く“Bring
It
Down”は、曲の途中のリズムがガラリと変わるのが印象的。下世話さが色濃いタイトル曲、曲のタイトルからして反抗的な(?)“Shark
Attack”、ポップな“Shotgun”、軽快なノリと下品なサビの“Douche
Bag”など、勢いあるニュー・メタルが収められてる前半を聴いてると、楽曲によっていろんな表情をみせるウェスのギターこそが下世話さの根源のような...(苦笑)。中盤には“Walking
Away”、自虐的な“Loser”(苦笑)など内省的な曲が中心。エンディングにかけては、ノリのよい“Why
Try”など前半のような下世話なニュー・メタルが続く。
本作でリンプが往年のようにシーンの中心になることは無いだろうけど、今回の静かなる復活、ひそかに嬉しかったりします(笑)。
R.I.Y.L. :
『Significant Other』, 『Chocolate St☆rfish And The Hot Dog
Flavored Water』
(2011.10.31)
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CULTS--Cults
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(国内盤: ソニー
SICP-3270)
リリー・アレンが主宰する『In The Name
Of』(『ITNO』)レーベル契約第1弾アーティストとして注目を集める、ブライアン・オブリビオン(g.)とマデリーヌ・フォーリン(vo.)によるN.Y.拠点の男女2人ユニット、カルツのデビュー・アルバム。
ザ・ティン・ティンズを思いっきりエレクトロニカのフィールドに舵を切らせたようなサウンド。マデリーヌ嬢のどこか舌足らずな感もあるカワユいヴォーカルをメインに据えた、どこか醒めたようなエレポップが延々と続く。ここら辺はレーベル・オーナーの演ってる音にかなり通じるモノがあります。
R.I.Y.L. : THE
TING TINGS, Lily Allen
(2011.9.29/12.26)
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SEAPONY--Go
With Me
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(import : Hardly Art
ILAR-036)
ギタポ・ファンの間で話題沸騰の米・シアトルベースのギター・ポップ・バンドのデビュー作。
紅一点のリード・ヴォーカリスト、Jen
Weidl嬢の霞がかかったような幻想的なヴォーカルを中心に据えたシンプルなギターポップを披露。何のギミックもなく、シンプルなギタポが淡々と繰り出されていくこのアルバムを聴いてると、イロイロと考え過ぎのバンドたちが出す音を聴き過ぎて疲れてる耳が癒されてく気がします。清涼剤的な感覚で、是非みんなに試してもらいたいアルバム。ジャケットもこのアルバムの世界観をよ〜〜〜く現してると思います。
R.I.Y.L. : DEAR
NORA, HEAVENLY
(2011.9.29)
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FOSTER
THE PEOPLE--Torches
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(import : Startime
Intl./Columbia STI-012)
今、巷で話題沸騰の米・L.A.拠点の3人組、マーク・フォスターを中心とするバンド、フォスター・ザ・ピープルのデビュー盤。アメリカではすでに大ヒットを記録しており、日本盤がリリースされる前にすでに新春の来日公演が決まってる(苦笑)。
MGMTがあれだけ注目を浴びた現在だからこそ出て来たサウンドのような気がします(苦笑)。MGMTほどサイケな味付けが無い代わりに、よりダンサブルなサウンドを指向して差別化を図ってるような...(苦笑)。「所詮、MGMTの『二番煎じ』か...」と軽く見てしまいそうだけど、ネットで話題となり、彼らの出世作となったという“Pumped
Up The Kicks”をはじめ、“Call It Want You Want”も“Don't
Stop”も“Waste”も“I Would Do Anything For
You”サビのメロディーがキャッチーで数回聴いただけでアタマに刷り込まれてしまうほどで、楽曲に麻薬的魅力がある。キャッチーなところはペット・ショップ・ボーイズっぽいかも。
オープニングの“Helena
Beat”を聴いて、女性ヴォーカルのバンドかと思った(苦笑)。あと、“Life
On The Nickel”の♪I'm hustling hustling
hustling〜のところが、♪ローソン〜ローソン〜ローソン...と連呼してるように聞こえて困ってます(苦笑)。
R.I.Y.L. : MGMT,
PET SHOP BOYS
(2011.9.29)
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ユリカ/花たん--Flower
Drops
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(国内盤 : dmARTS
DGSA-10011)
ユリカ/花たんのメジャー・デビュー・アルバム。
私がこのアルバムを買ったのは、しょーじき、天野
月が1曲(“ニワカアメ”)楽曲提供してるからで、そうでなければ私とは全く接点が無かった作品(苦笑)。
このアルバムでヴォーカルを披露してるユリカ(別名:花たん)は、動画サイト『ニコニコ動画』でアニメ・ソングのカヴァーなど次々にUPし、その歌唱力が買われてこうしてメジャー・デビューするにまで至ったという現代のシンデレラ・ガール(?)らしい。この作品をプロデュースし、大半の楽曲を書いてるdorikoも動画サイト『ニコニコ動画』でイロイロ作品を提供し、ギョーカイ人の目にとまり、こうして商業ベースで活躍するまでになった職人。ネットに動画をUPする今の時代ならではの2人がタッグを組んだこの作品、アニメのテーマ・ソング的なハードロック色の味付けが濃いサウンド・プロダクションがなされてて、オタッキーな匂いがするのは仕方ないとしても(苦笑)、フツウの女性ヴォーカル・モノとしても完成度が高い。いまだに顔出しNGらしい(?)ユリカは、さすが歌唱力だけでノシ上がってきたひとだけあって、凄く上手い。特に、“飴か夢”で聴かせるヴィブラートは「これぞヴィブラート!」って感じで、ヴィブラートとは何か知らないひとに説明するのに聴かせる例として、適切(苦笑)。
アニメのテーマ・ソング的なハード・ロック曲もいいけど、和風な味付けでしっとり歌われる“笹舟”が結構気に入ってます。あと、天野
月が提供した“ニワカアメ”...あまりにも天野月子的な楽曲なので(“人形”とか“蝶”あたりを思い出す...苦笑)、聴いてて笑ってしまった。
彼女が注目を浴びるキッカケとなったという出世作の“ロミオとシンデレラ”、田村直美から楽曲提供を受けた“最初の涙”も収録。
R.I.Y.L. :
桃井はるこ、Kalafina、天野月子
(2011.8.31)
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阿部真央--素。
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(国内盤 : ポニーキャニオン
PCCA-03412)
大分県出身の若干21歳のシンガー/ソングライター、通称・あべまの3rdアルバム。
アコースティック・ギターで曲作りしてるという事前情報とは裏腹に、ロックロックしたサウンド・プロダクション(“痛み”、“モットー。”、“19歳の唄”、“走れ”など)にビックリ!(勿論、あべまのアコースティック・ギター弾き語りとなるナチュラルな楽曲も数曲収められてるケド...) 21歳とは思えないドスの効いた声(低音)で歌う曲があるかと思えば、まだまだローティーンのようなカワユいロリ声で歌う曲もある。ロックとアコースティック、低音とロリ声という二面性が面白い。
また、女性の視点から歌われれてる曲がある一方、男性の視点で描かれてる曲も数曲あり、そのうち、2曲目に収録されてる“じゃあ、何故”の歌世界など、「勘違い」した経験がある男性諸氏には涙なくして聴けないモノがあります。後ろで流れる涼しげなシンセの音が「勘違い男」の哀れさを増幅しています(苦笑)。この曲は、私のなかでは2011年を代表する名曲ですなぁ...。
あべまのアコギ弾き語り楽曲である“ストーカーの唄〜3丁目、貴方の家〜”は、女の子が主役(ストーカー)の歌だからコミカルだけど、男が主役だったら...(汗)。
R.I.Y.L. :
Superfly、矢井田瞳、岡北有由
(2011.8.31)
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R.
E. M.--Collapse Into Now
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(国内盤 : ワーナー
WPCR-14086)
R. E. M.の3年ぶりの新作。通算15作目。
久しぶりにロックのほうに舵をきった前作『アクセラレイト』
の方向性をさらに推し進めた作風で、オープニングの“Discover”のイントロのギター・フレーズ聴いただけで、彼らにとって初の全米No.1となった『アウト・オブ・タイム』(1991年)や1994年の『モンスター』の頃、すなわち彼らの絶頂期を思い出した。2曲目の“All
The Best”や“Mine Smell Like Honey”、“That Someone Is
You”も軽快なロック・ナンバー。ピーチズが参加してる“Alligator_Aviator_Autopilot_Antimatter”は、『アウト・オブ・タイム』の“Shinny
Happy People”でのケイト・ピアソン(B
52's)の名演を想い起こさせる(クレジット確認するまでケイト本人かと思ってたくらい...苦笑)。一方、また“Losing
My Religion”のような“Me, Marlon Brando, Marlon Brando And
I”や、『ニュー・アドヴェンチャーズ・イン・ハイファイ』の“E-Bow
The
Letter”での共演の再現となるパティ・スミスがゲスト・ヴォーカル参加の“Blue”のように内省的な曲もあり、光と影がクッキリしてる。“Blue”の後は“Discover”に戻り、ちょうど一周するような構成になってる(苦笑)。
このように、昔の名作のあの曲・この曲を想い起こさせるようなナンバーが収録されてるため、ワーナー移籍〜ビル・ベリー脱退までの彼らの黄金期を自ら総括してるかのように聴こえてしまいます。
R.I.Y.L. :
『Green』, 『Out Of Time』, 『Monster』
(2011.4.30)
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CAKE--Showroom
Of Compassion
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(import : Upbeat)
ケークの6年ぶりとなる新作で、通算6枚目。バンド史上初の全米No.1獲得作品。
ジョン・マックレアのどこか飄々とした男臭いヴォーカルとヴィンセント・ディフィオーレのトランペットを中心とした、渋くてフォーキーなオルタナティヴ・ロックは相変わらず。
ジョン・マックレアがヴィブラスラップを振る光景が目に浮かぶ“Long
Time”、ず〜〜〜っと昔から存在するアメリカ民謡かと思うくらいどっかで聴いたような陽気なメロディ・ラインを持つ“Got
To Move”と“Bound
Way”、フランク・シナトラのカヴァー“What's Now Is
Now”、ポップな“Sick Of
You”、シンセのフレーズが不思議な雰囲気を出してる“Easy To
Crash”、ワルツを取り入れた“Italian
Guy”など、聴きどころ満載。相変わらずのケーク節を堪能出来ます。ヴィンセント・ディフォーレのトランペットは“Mustache
Man (Wasted)”、“The
Winter”などで実にイイ仕事をしてて、メンバー・チェンジが激しいこのバンドでジョン・マックレアとともにず〜〜〜っと在籍して居られる理由がよく分かる(苦笑)。
このアルバム聴いてると、今年の『FUJI ROCK
FESTIVAL』で、彼らに再会出来るのが実に楽しみです。
R.I.Y.L. :
EELS
(2011.4.30/8.5)
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ASOBI
SEKSU--Fluorescence
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(国内盤 : EMI TOCP-66982)
日本人女性ヴォーカリスト/キーボーディストのYuki
Chikudateとギタリストのジェイムズ・ハンナの2人を中心とした、ニューヨークを拠点とするドリーム・ポップ/シューゲイザー・ユニットの4th。
アートワークに、往年の『4AD』レーベルから出てたシューゲイザーの名盤たちのジャケットを一手に引き受けてたヴォーン・オリヴァーを起用してることからも分かるとおり、自分たちのルーツに忠実な音造りを目指したかの印象を受ける。2曲目の“Trails”はマイブラっぽいし、“Leave
The Drummer Out
There”は長くてドラマティックだし、イントロのシンセのフレーズが印象的な“Sighs”はドリーム・ポップを標榜する彼女たちの真骨頂発揮ともいえる佳曲。アルバム全体的にラッシュの『スプーキー』あたりを思わせる。色に例えるなら、紫〜深い青をバックに(アルバムタイトルどおり)蛍が光を放ってる感じ。
この原点回帰のように思えるアルバムを聴くと、大傑作1st『ASOBI
SEKSU』の後にリリースした2枚のアルバムはいろいろなことを試そうとした模索の期間であり、その経験を踏まえた結果がこういう方向性につながったんだなと思いました。廻り道も決して無駄ではなかった。
今回も“Perfect
Crystal”など日本語詞の曲を数曲収録してますが、♪鮫ニ追イカケラレ〜何度モ振リ返ッテ〜...と歌われる“Trance
Out”は渋谷陽一センセイも認めるとおり、一度聴いたらなかなか耳から離れません(笑)。
R.I.Y.L. :
LUSH, MY BLOODY VALENTINE
(2011.2.28掲載予定分を2011.3.31に掲載)
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SWITCHFOOT--Hello
Hurricane
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(国内盤 : ワーナー
WPCR-13782)
アメリカの5人組クリスチャン・ロック/パワー・ポップ・バンドの7作目のアルバム。日本盤リリースから1年以上、本国・アメリカでのリリースから1年半近く経過してからようやくこの欄で取り上げることになったのは、Toneさんの2010年の音楽TOP1に選ばれてたので、興味を持って聴いたらハマってしまったから(苦笑)。
クリスチャン・ロックという肩書きは不要なほどフツウのパワー・ポップ/オルタナティヴ・ロックであり、バック・コーラスが厚めな以外には、(少なくとも)サウンドから信仰を窺わせるような箇所は少ない。“You
Love Is A
Song”、“Always”のような叙情的なバラードもあれば、“Mess
Of
Me”のように荒々しくファストな曲もある。彼らが好きなサーフィンと縁深い海に凪もあれば時化もあるような感じ(苦笑)。“
The Sound (John M. Perkin's Blues)”、タイトル曲の“Hello
Hurricane”など、基本的にサビのメロディーがキャッチーなので、取っ付き易く、メロディーがすぐに耳に残る。それは、彼らの作曲センスが非凡だからでしょう。このアルバムのなかでは“Sing
It Out”が一番ゴスペルっぽく、“Bullet
Soul”のリフはフィーダーを思わせる(苦笑)。ちなみに、私が特に気に入ってる曲は、“Free”です。
音にはカンケー無いけど、『Hello
Hurricane』っていうアルバム・タイトルもジャケットのアートワークも、このアルバムの雰囲気にピッタリだと思います。
日本人にどれだけインパクトを与えられる情報なのかは知らないけど、このアルバムは『第53回グラミー賞』での『ベスト・ロック・ゴスペル・アルバム』(そんなカテゴリまであんのか...苦笑)受賞作です!
R.I.Y.L. :
FOO FIGHTERS, FEEDER
(2011.2.28掲載予定分を2011.3.31に掲載)
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STORY
OF THE YEAR--The Constant
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(国内盤 : ソニー
EICP-1321)
アメリカのミズーリ州セントルイス出身の5人組ポップ・パンク/スクリーモ・バンドの4枚目のアルバムで、『Epitaph』からは2枚目のアルバム。
タイトルどおり、子供たちのコーラスが印象深い“The Children
Chorus”でドラマティックに幕を開けるこのアルバム、続く“The
Ghost Of You And I”や、“The Children
Chorus”と同じくコーラスで始まる“To The
Burial”、♪oh〜woo〜oh〜...とロストプロフェッツのような壁のような男声コーラスが迫る“Time
Goes
On”などライヴ会場でのファン大合唱を意識したようなキャッチーなサビメロを持ち、ライヴでの盛り上がりを意識したようなメロディックなロックが続く。“Won
Threw Ate”、“Eye For An
Eye”のようなスクリーモの激しい楽曲もあるけど、総じて聴き易い。
R.I.Y.L. :
GOOD CHARLOTTE, YELLOWCARD, LOSTPROPHETS
(2011.2.28掲載予定分を2011.3.31に掲載)
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A(c)--revive
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(国内盤 : capsicum
XNBG-10005)
金沢を拠点とする3ピース・ギター・ポップ・バンドの4枚目となるミニ・アルバム。
男性のヴォーカリスト兼ギタリストを女性のリズム隊が支えるという変わった編成のバンドであり、既に長いキャリアを築いてることもあるせいか、2011年1月8日のHEAD
PHONES PRESIDENTのライヴのゲストで出演した際のパフォーマンスを観た感じでは、かなりライヴ慣れしてる印象。その時受けたインパクトによりアルバムを買って聴いてみたワケだけど、トリオ編成のバンドゆえ、隙間を埋めるべく音数を詰め込んでいく必要があるからか、リズム隊がかなり頑張ってる(苦笑)。そのサウンドじたいは、かなり乾いた感じでどちらかというとUSインディーズ・テイストなんだけど、白江宗司のヴォーカルがウェットでどこか暑苦しく(エモーショナルなため、熱いともいえる...苦笑)聴こえるため、日本の伝統的歌謡曲的なところもある(ちなみに、全曲日本語詞で、バラードの“君は待つ”が一番歌謡曲っぽい)。一番私が気に入ってるのはノリのよい♪yeah〜yeah〜yeah〜...のリフレインが耳に残る“フワフワマジック”ですな。
地元の金沢だけでなく、東京のほか全国いたるところのライヴ・イヴェントに精力的に参加してるので、もし、あなたのお住まいの地域のライヴ・イヴェント見かけたら是非応援してあげて下さい。
ちなみに、バンド名は「エーカッコシー」と読みます(苦笑)。
R.I.Y.L. :
JUN SKY WALKER(S)とか
(2011.2.28掲載予定分を2011.3.31に掲載)
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LOW--The
Great Destroyer
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(2005.2.28掲載予定分)
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CAKE--Pressure
Chief
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(2005.2.28掲載予定分)
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JIMMY
EAT WORLD--Futures
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(2005.1.31掲載予定分)
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GREEN
DAY--Ameican Idiot
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(2004.12.31掲載予定分)
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SONIC
YOUTH--Sonic Nurse
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(2004.9.30掲載予定分)
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VELVET
REVOLVER--Contraband
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(2004.9.30掲載予定分)
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GENE
SIMMONS--***hole
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(2004.8.31掲載予定分)
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Polaris--Family
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(2004.8.31掲載予定分)
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