CHART TOP −133 130-103 102-86 85-80 79-73 72-70 69-67 66-64 63 62-61 60 59 58 57 56 55 54 53 52 51 50

解説文の前の数字は聴いた回数の実数です。

JULIANA HATFIELD--How To Walk Away (2008)

54 '90年代のUSインディーズ・シーンで人気を博し、『オルタナの純真』や『オルタナ・クィーン』などの異名をとったジュリアナ。古巣『Mammoth』レーベル離脱以後はダークなアルバムが続いたけど、本作は'90年代の最盛期を思わせるみずみずしい作品となった。

(2010.12.19)

矢野絢子--あいのうた (2007)

54 高知県が生んだ才能・矢野絢子の4th。メジャーで2枚アルバムを発表後、インディー戻って2枚目となるアルバム。ピアノの旋律に乗せて、少年のような真っ直ぐな『うた』を聴く者の心に投げかけてくる。“札付き”や“最後の冬”といった曲の歌詞が特に鋭い!

(2009.11.30)

GOOD CHARLOTTE--Good Morning Revival (2007)

54 グッド・シャーロットの4th。もともとパンク・バンドでありながらポップだった彼ら。今までの3枚では「パンクなのにこんなにポップでゴメンネ」的な迷いがあったとすれば、このアルバムでは「ポップなパンク演ってどこが悪い!」的な開き直りが感じられる。

(2009.11.30)

PRIMAL SCREAM--Riot City Blues (2006)

54 プライマルの8th。世間的にプライマル史上最大の駄作とされる『ギヴ・アウト・バット・ドント・ギヴ・アップ』同様、ルーツ・ロックにすり寄った作風のため、一部にバッシングの動きもあったけど、『ギヴ・アウト〜』が大好きな私はこの作品を高く評価します(笑)。

(2008.12.1)

WE ARE SCIENTISTS--With Love And Squalor (2006)

54 ニューヨークが拠点の自称『科学者』3人組(笑)。アメリカのバンドのくせにU.K.ロックの影響が強く、音だけ聴けば10人中10人がU.K.バンドと思ってしまうだろう。フランツ・フェルディナンド風の飄々さもあり、U.K.ロック・ファンに自信を持ってオススメできる。

(2007.12.1)

BULLET FOR MY VALENTINE--The Poison (2005)

54 南ウェールズ出身のハードロック・バンドの1stフル・アルバム。古典的なハード・ロック/ヘヴィー・メタルをベースにしつつも、メタリカ、パンテラ以降のモダン・ヘヴィネスの要素や、スクリーモも取り入れた新世代のヘヴィー・ロック。“Tears Don't Fall”は名曲。

(2007.12.1)

DAMON & NAOMI--The Wonderous World Of Damon & Naomi (1995)

54 元・ギャラクシー500のデーモンとナオミのプロジェクトの2nd。ギャラクシー500時代をそのまんま引きずった音してて、ギャラクシー500支持者の拠り所になってます。ザ・バンドのカヴァー“Whispering Pines”収録。“The New Historicism”が私のお気に入り。

(2000.12.17)

LINKIN PARK--Meteora (2003)

54 前作『ハイブリッド・セオリー』の大ヒットで一躍ヘヴィー・ロック界の寵児に躍り出たリンキン・パークの2nd。“Faint”に代表されるように、どの曲もヘヴィーでありながらもポップ。チェスター・ベニントンとマイク・シノダのヴォーカルの掛け合いも面白い。

(2004.12.22)

JEWEL--This Way (2001)

54 デビュー作にして大ヒット作の『心のかけら』のフォークなサウンドを大切にしながらも、バンド形態でよりロックなサウンドへと深化した3rd。カントリーふうな楽曲におけるジュエルのヴォーカルはローン・ジャスティスのマリア・マッキーを彷佛とさせる。

(2002.12.1)

SLEATER-KINNEY--The Hot Rock (1999)

54 フェミニズムにドップリ漬かったベースレスのトリオ編成の女性バンド、スリーター・キニーの4th。勝てない闘いにあえて挑むような悲愴感が漂ったコリン・タッカーの歌は聴くものの心を揺さぶる。ドラマーのジャネット・ワイスはQUASIのメンバーで有名。

(2000.12.17)

DAVID MEAD--Mine And Yours (2001)

54 男性シンガー/ソングライター、デイヴィッド・ミードの2ndにして、本邦初紹介作。一聴したところあまりにも地味に感じたけど、何度も聴き返してくうちに楽曲の良さがしみ出てきたスルメのようなアルバム。個人的には、ハジケた“Girl On The Loof”が好き。

(2002.12.1)

STARLING--Sustainer (2000)

54 カナダの4人組ギター・ポップ・バンド・STARLINGの作品。ティーンエイジ・ファンクラブやファウンテインズ・オブ・ウェインふうの音。これらのバンドが大好きなギタポ・ファンは日本にたくさん居るハズなのに、あまり話題にならなかった。日本盤も出てないし...。

(2001.12.1)

MATTHEW SWEET--Altered Beast (1993)

54 前作『ガールフレンド』の大人気と、アニメおたくのキャラクターがウケ、日本でマシューの人気が一番盛り上がった頃に出たアルバム。2部構成の長〜いアルバムで、ファンの間では評判よくないけど、私は“Devil With The Green Eyes”にドハマリした(笑)。

(2000.12.17)

LONE JUSTICE--This World Is Not My Home (1999)

54 1980年代中頃に登場し、歌姫・マリア・マッキーを輩出したバンド、ローン・ジャスティスのベスト盤。アルバム未収録曲を多数収録。1998年に一時再結成されたローン・ジャスティスのライヴ音源“Sweet Jane”(ヴェルヴェッツのカヴァー)にはU2のボノも参加。

(2000.12.17)

CATATONIA--International Velvet (1998)

54 ウェールズの女傑・ケリス・マシューズ率いるウェールズの4人組が国民的人気バンドにのしあがった大出世作。民族音楽っぽい(クラシックの影響?)“I Am The Mob”や“Road Rage”、ウエールズ語で歌われる“International Velvet”など、聴きどころ多し。

(2000.12.16)

LIZ PHAIR--Whitechocolatespaceegg (1998)

54 前作『ホイップ・スマート』から4年、リズ・フェアが結婚して母親になってシーンに戻って来た! もう昔みたいに性的に過激なことは歌わないそうです(笑)。何度聴いても♪貧乏〜貧乏〜と聴こえる“Perfect World”を収録。“Big Tall Man”は名曲。

(2000.12.17)

IDHA--Troublemaker (1997)

54 現在、ビーディ・アイでギターやってるアンディ・ベル夫人として知られてた北欧出身の女性シンガー、イーダの2nd。“Sorry, Sorry”、“Always Been With You”、“Going Down South”、“Sweet September Rain”など、名曲めじろおし。アンディ・ベル全面参加。

(2000.12.17/2011.12.23)

FOO FIGHTERS--The Colour And The Shape (1997)

54 デビュー・アルバムはデイヴ・グロール1人による実質ソロだったけど、バンド形態になっての初めての作品。“Monkey Wrench”など疾走感あふれる名曲多し。このアルバム聴くと『悪夢』の第1回目の『フジ・ロック』を思い出します...(苦笑)。

(2000.12.17)

SONIC YOUTH--Dirty (1992)

54 ニルヴァーナの『ネヴァーマインド』で一躍人気プロデューサーになったブッチ・ヴィグを起用した、ソニック・ユースの作品の中でも聴き易いポップなアルバム。アングラ臭がプンプン漂っているけど、それでも今のソニック・ユースに比べたら...。

(2000.12.17)

PEARL JAM--Vitalogy (1994)

54 エディ・ヴェダーの声が生理的に受け付けない(苦笑)私が唯一聴けるパール・ジャムのアルバム。パンキッシュな“Spin The Black Circle”など疾走感あくれる楽曲で占められていて、力でねじ伏せられました。パール・ジャムには変型ジャケそろそろやめて欲しい...。

(2000.12.17)

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