CHART TOP −133 130-103 102-86 85-80 79-73 72-70 69-67 66-64 63 62-61 60 59 58 57 56 55 54 53 52 51 50
解説文の前の数字は聴いた回数の実数です。
二階堂和美--また
おとしましたよ (2003) 79 ギター一本と「声」を楽器にして、独自の音楽を紡ぎ出す「ニカさん」こと二階堂和美さんの衝撃作! (何度も言うようだけど)初めて聴いた時は、アブナいひとのリハビリ習作かと思いました(苦笑)。稲光が閃き、雷鳴轟く城端でのライヴも忘れられない想い出です。 (2004.12.22) BECK--Mellow
Gold (1994) 79 ♪I'm
a loser, baby〜 so why don't you kill
me〜というもの凄いインパクトの歌詞を持つ“Loser”でシーンに風穴を開けたBECKのメジャー1枚目。今のBECKと比べると殺気が充満してる。'94年当時、誰もが「BECKは一発屋」との予感を持っていた。が、しかし...。 (2000.12.7) ALL ABOUT
EVE--Ultraviolet (1992) 79 オール・アバウト・イヴの最後のアルバム。『ゴシックの鎧を脱ぎ去ったら弱々しい女のコがひとり居ました』的作風で、ファンの間では往年の様式美を失った駄作扱いされている。ラスト収録の“Outshine
The
Sun”の悲鳴のようなギターはバンドの解散を暗示。 (2000.12.7) WEEZER--Pinkerton
(1996) 78 ここ日本でのウィーザー人気を決定付けた2nd。日本のファンを意識した“Across
The Sea”や“El
Scorcho”など、どの曲もライヴでは大合唱になる親しみ易いものばかり。私は“Pink
Triangle”が好きです。日本以外では大コケしてしまい、この後活動が停滞...。 (2000.12.7/2002.12.1 より子--記憶
(2009) 77 子供の頃から病魔と闘い続けてるシンガー/ソングライターのメジャーでの4th。基本的な彼女のスタイルはピアノ
or
キーボードの弾き語りだけど、ライヴでの再現性を度外視した仰々しいアレンジの曲もある。代表曲“ほんとはね。”と“あなた”の再録も収録。 (2010.12.19) THE WHITE
STRIPES--Elephant (2003) 77 ポップな印象があった前作『ホワイト・ブラッド・セルズ』と比較すると、ガレージ・ロック精神に忠実な音造りに徹した感もある4th。初期のチープさやヨレた感覚は無くなり、骨太なロック。この音を、ドラム・姉とギター・弟の2人だけで出してるとは信じ難い。 (2003.12.1) 天野月子--MEG
LION (2002) 76 1st『Sharon
Stones』のリリースからわずか半年で早くも世に出た「つっこ」の2nd。ロックな曲が多かった1stに比べると、バラエティーに富んだ曲群が並んでる。ジャケットでのジャージー姿は、1stで十二単着た時からすでに決めていたんだそうです(苦笑)。 (2003.12.1) BAD
RELIGION--The Gray Race (1996) 76 『メロコアの帝王』バッド・レリジョンの9作目。私が初めて聴いたバッド・レリジョンの作品がコレ。ドライヴ中にかけたらものの見事にハマった。このアルバム、元・カーズのリック・オケイセックがプロデュースを担当。だけど、仕事した形跡が見当たらない...。 (2000.12.7) THE XX--XX
(2009) 74 サウス・ロンドンから現われた男女4人組(デビュー直後にメンバーが1人脱退し、現在3人組)の1st。ドラムを排し、ビーツ担当者を置くバンド編成、男女ツイン・ヴォーカルが醸し出す妖しく頽廃的に随分入れ込んだ。“Fantasy”は映画『告白』でも使用された。 (2010.12.19) BLOC
PARTY--A Weekned In The City (2007) 74 ブロック・パーティーの2th。1stとは違った作風で、昔のニュー・ロマンティックに通じるような『美学』が貫かれており、一種コンセプト・アルバムともいえる。ライヴではヴォーカルのケリーが陽気過ぎるため(苦笑)、アルバムにあった荘厳さが無く、ビックリ!(苦笑) (2008.12.1) GREEN
DAY--Insomniac (1995) 74 どうもファンの間でも『駄』との烙印を押されてるようなグリーン・デイの4th。だけど、私はこのアルバムから彼らのファンになったんだな。確かに“Basket
Case”みたいなアンセムも、“Good Riddence (Time Your Of
Life)”のような曲もないけど。 (2000.12.9) NIRVANA--In
Utero (1993) 74 ニルヴァーナの3rd。プロデューサーにスティーヴ・アルビニを起用してアングラ臭を漂わせてはいるものの、前作『ネヴァーマインド』同様、曲はポップなんだよな。ただし“Rape
Me”や“Francis Farmer Will Have Her Revenge On
Seattle”など、暗い...。 (2000.12.7) 凛として時雨--just
A moment (2009) 73 インディーズ・シーンでジワジワと人気を獲得してた時雨のメジャー・デビュー・アルバム。KTと345の男女ツイン・ヴォーカル、KTの書く狂った歌詞と『動』と『静』の差が激しすぎる楽曲、ピエール中野の手数の多いドラミング...全部インディーズ時代のまんま。 (2010.12.19) RAGE
AGAINST THE MACHINE--Evil Empire (1996) 73 買った当時はあまりインパクトなかったんだよ。ただ聴くにつれてどんどんこのバンドの凄みが解って来た。私にとってのRATMって、ザック・デ・ラ・ロチャのヴォーカル無しでも歌ってるように聴こえるバック3人の演奏なんだな。勿論、ザックの歌も好きだよ。 (2000.12.7) NINE INCH
NAILS--Broken (1992) 73 このひとも、出て来た当時は『お笑い』扱いだったんだよなァ〜! この作品を初めて聴いた時、あまりに世間を小馬鹿にした音造りに大笑いしたものだった。勿論、表面上は『馬鹿』な音のその深層に込められたものにもやがて気がつき戦慄を覚えたけど...。 (2000.12.7) ALL ABOUT
EVE--Touched By Jesus (1991) 73 私が初めて聴いたオール・アバウト・イヴの作品がコレ。1曲目の“Strange
Ways”でのジュリアンヌ・リーガンのあまりの歌のヘタさに耳を奪われた(笑)。歌は上手けりゃいいってもんじゃあないのよ。味がなきゃ、味が(笑)。ジュリアンヌの歌には味がある(笑)。 (2000.12.7)