CHART TOP −133 130-103 102-86 85-80 79-73 72-70 69-67 66-64 63 62-61 60 59 58 57 56 55 54 53 52 51 50

解説文の前の数字は聴いた回数の実数です。

相対性理論--シンクロニシティーン (2010)

59 ライヴ以外ではアーティストの顔や姿を確認するのも困難だった謎のバンド・相対性理論の3rd。じわりじわりと人気を伸ばし、前作で大ブレイク、本作も大ヒット。やくしまるえつこの萌なヴォーカル、言葉遊びのようか風変わりな歌詞、どれも凄く魅力的です。

(2011.12.22)

STEREOPHONICS--Word Gets Around (1997)

59 日本では発売が1年も遅れたステレオフォニックスのデビュー・アルバムで、彼らは、この1枚のみで英国の国民的バンドの地位に登りつめた。実際にあった悲劇的な事件を扱った“Local Boy In The Photograph”など、聴きどころ多し。ケリー・ジョーンズの声がシブイ!!!

(2000.12.16)

小谷美紗子--うた き (1999)

59 小谷美紗子を語るうえで欠かすことの出来ない3rd。“こんな風に終わるもの”、“火の川”、“生けどりの花”など、「小谷美紗子=怖い」を決定付けたオンナの情念ドロドロの曲が収められてます。のちにガガガSPがカヴァーした“明日からではなく”も収録。

(2008.12.1)

MY BLOODY VALENTINE--Loveless (1991)

59 初めて聴いた時、美しいギター・ノイズの洪水に大いに衝撃を受けた作品ですが、本作の録音に多額の費用をかけたせいで所属レーベルとの折り合いが悪くなり、そのままシーンから消えてしまった彼ら...その長期の不在によりこの作品はますます神格化されることに。

(2008.12.1)

THE FUTUREHEADS--News And Tributes (2006)

59 英国のヘナチョコ・ポップ・バンド(←コレ、誉め言葉です)の2nd。乱暴な譬え方をすると「フランツ・フェルディナンド meets ディーヴォ」的な、人を喰ったようなユーモアあふれるユニークなサウンドを披露してる。“Back To The Sea”が私のフェイヴァリット。

(2007.12.1)

JEWEL--0304 (2003)

59 アラスカ出身の清楚なシンガー/ソングライターという今までの固定観念を打ち砕く衝撃作。ここで聴けるエレ・ポップ・サウンドからは、デビュー当時のアコースティック・ギター弾き語りのイメージは窺えない。世間的には「×」だろうけど、私には「◎」だ(笑)。

(2004.12.22)

中村一義--100 s (2002)

59 今の日本の音楽シーンを代表する男性シンガー/ソングライター、中村一義の4th。どこかで聴いたことがあるようなフレーズをたくさん織り込んでいて、とても聴き易い。“キャノンボール”や“セブンスター”など、高い支持を集める詩世界の鋭さは、勿論、健在。

(2000.12.17)

TESLA--Five Man Acoustical Jam (1990)

59 '90年代には、アンプラグド(アコースティック・ライヴ)というモノが流行って、『昔の名前で出ています』的ロートル・アーティストが多数、ブームに乗って一線に復活した。そのアコースティック・ライヴを誰よりも早くレコード化したのがこのひとたちだった。

(2000.12.17)

QUASI--The Sword Of God (2001)

59 スリーター・キニーのドラマーとしても知られるジャネット・ワイスと、キーボード奏者のサム・クームズによるデュオの4th。キーボードとドラム、ヴォーカルだけの独自の音世界を構築。個人的には、ジャネワイのドラム・プレイが前面に出た“Seal The Deal”が好き。

(2002.12.1)

SEMISONIC--All About Chemistry (2001)

59 2人のリード・ヴォーカリストを擁するアメリカの3人組の3rd。ファストボールやベン・フォールズ・ファイヴに通ずるようなポップ職人なロックを披露。このアルバムを引っ提げて2001年の『フジ・ロック』にも参加。ジャケットに描かれたフラスコも面白い。

(2002.12.1)

STEVIE NICKS--Trouble In Shangri-La (2001)

59 まさかの全米チャート初登場5位を記録した大復活作。ここ10年くらいの低迷ぶりを一気に振り払った。シェリル・クロウやサラ・マクラクランがゲスト参加。スティーヴィー姐御の性格悪そうな声も健在。個人的には“Planets Of The Universe”がお気に入り。

(2002.12.1)

BELLY--King (1995)

59 元・スローイング・ミュージズ〜ブリーダーズのタニヤ・ドネリー率いる男女混成4人組、ベリーの2ndにしてラスト作。超名曲“Silverfish”収録で、この“Silverfish”聴くだけのためにこのアルバム買う価値アリ!と私は力説したい。この後、タニアはソロに転向。

(2000.12.17)

椎名林檎--勝訴ストリップ (2000)

59 '99年のデビュー作『無罪モラトリアム』の衝撃により一種「現象化」した椎名林檎の2nd。独特の巻き舌、ヴィデオ・クリップにおける看護婦コスプレやベンツ真っ二つなどの過剰な演出に嫌う声も大きかったけど、ここまで世間にインパクト与えられれば立派! 

(2001.12.1)

DOT ALLISON--Afterglow (1999)

59 ポーティスヘッドふうの暗黒バッキング・トラックに、幼児番組の歌のお姉さんみたいな清楚な女性ヴォーカルが載る...というミスマッチがクセになる『怪作』。“Mo-Pop”だけは安心して聴けるポップスです(笑)。マニやケヴィン・シールズが参加してます。

(2001.12.1)

MATTHEW SWEET--Blue Sky On Mars (1997)

59 マシュー・スウィートの6thアルバムはカラっとした“Come To California”と“Back To You”で始まり、アルバム・タイトルどおり『火星の空の青さ』を思わせる。火星の空がホントに青いかどうかは知らない(笑)。でも、悲しげな“Missing Time”で幕を閉じる...。

(2000.12.16)

JULIANA HATFIELD--Only Everything (1995)

59 ジュリアナ・ハットフィールドの3rdアルバム。レコーディング・メンバーは前作とほぼ一緒。“O.K.O.K.”や“Live on Tomorrow”など佳曲があるが、後半以降ダレる。このアルバムを最後に長年つきあってきた『Mammoth』レーベルと訣別し、彼女はイバラの道へ...。

(2000.12.16)

THE JULIANA HATFILED THREE--Become What You Are (1993)

59 3人組のバンド、ザ・ジュリアナ・ハットフィールド・スリー名義でリリースされた実質的な2ndソロ。ロック・アルバムとしてみた場合、彼女の最高傑作だと思う。ルックス良く生まれただけでチヤホヤされるのはおかしい!...と疑問を投げかける“Supermodel”収録。

(2000.12.16)

BECK--Odelay (1996)BECK--Odelay (1996)

59 前作『メロウ・ゴールド』リリース時点では「次のない一発屋」扱いもあったBECKが、一発屋どころかシーンの牽引役であることを証明した作品で、日本での人気もこれで確立。グラミー賞も獲る大出世作に。ただ、前作にあった殺気なようなモノは払拭された。

(2000.12.16)

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